ショアジギのお手軽さを突き詰めた誰でも楽しめる釣り。そんな「マイクロショアジギング」を200%楽しむならやっぱり最適なタックルがおススメです!
マイクロショアジギングに適したタックルとは?
そもそもマイクロショアジギングって何?というかたは、こちらの基礎編がおススメです!
3~20グラムのジグを主に使用するショアジギがマイクロショアジギングなので、それに適したタックルを選ぶのがこの釣りを最も楽しむためのポイント。
ルアー・・・3~20グラム
ロッド・・・軽いジグを繊細に扱えつつ遠投性能やパワーもあるロッド
リール・・・手頃な大きさのスピニングリール
ライン・・・軽いジグを投げつつも、青物や根魚にも負けない強さ
今回は、以上のような条件のタックルを、マイクロショアジギングを提唱しているピュア・フィッシング・ジャパンのアイテムで解説していきます!
ルアー:軽量のメタルジグ
何といってもジグの軽さがマイクロショアジギングの武器。
様々なウェイトのジグを用意しておけば、あらゆるフィールド、ターゲットに対応できるでしょう。
20~15グラム程度のアイテムであれば、ライトショアジギング用。
それより軽いものであれば、スーパーライトショアジギング用や、アジング用のメタルジグも流用可能です。
マイクロショアジギングを提唱するピュア・フィッシング・ジャパンからは、専用のメタルジグも登場しました。
それがソルティ―ステージ マイクロジグフラットです。
ソルティ―ステージ マイクロジグフラットは、片面が平べったく、反対面にはキールが設けられたミニサイズのメタルジグです。
この形のおかげで、フォール時・ただ巻き時どちらでも魅力的なアクションを発生。
さらに、テンションフォールからラインをたるませてフリーフォールさせることで、バックスライドアクションも披露! メタルジグでありながら、ピンポイントでしつこく誘うことも可能となっています。
また、フックはラインアイを結ぶ側にシングルアシストフックのみなので、根掛かりに強いのも特徴。根や海藻の周りなども臆せず狙えるはずです。
ロッド:軽いジグの遠投性、そして感度やパワーも重要!
軽いジグを投げるのであれば、アジング用のロッドでもOK。
逆に15~20グラムでは、 シーバス用ロッドやエギング用ロッドでも対応可能です。
しかしアジング用ロッドは短く、またメタルジグをフルキャストするような使い方は想定されていないため、感度は良いものの、遠投するのには不向き。
シーバス用ロッドやエギング用ロッドなら長さはありますが、わずか数グラムのメタルジグを扱うにはオーバーパワー過ぎて、操作感がよくなかったりアタリを捉えにくかったりします。
一方、ソルティステージ マイクロショアジギングは、マイクロショアジング専用ロッドとして開発されたロッドです。
最大の特徴は、9フィート前後のロングレングスと、その長さとは一見不釣り合いな0.8~15グラムという対応ルアーウェイト。
わずか数グラムのジグであっても、10フィート近いロッドを駆使すればそのキャスティング距離は圧巻!!
そうです。マイクロショアジギングの基本要素でもある軽いジグを、ロングキャスト出来るロッドがこの竿なのです。
その一方で、KRコンセプトガイドを採用していることによる長さを感じさせない軽さや感度は、一度使えば病みつきになること間違いなし!!
また、長さがある分、魚を掛けた際のやり取りには余裕があるので、超ライトなタックルとは思えないほどのパワーも隠し持っているのです!!
リール:2000番クラス
ショアジギの一種とはいえ、リールはあまり大きい必要もありません。
後述しますが、ラインも細く、先に紹介した通りルアーやロッドは繊細なため、2000番クラスが最適です。
ピュア・フィッシング・ジャパンのリールでお勧めなのはスーペリア
巻き心地、重量、剛性、価格のバランスが非常に優れており、これ一台あれば、マイクロショアジギングはもちろん、様々な釣りへの流用が可能です。
ライン:PEライン0.6号+フロロカーボンリーダー10ポンド
軽いジグを遠投したり、意図した通りに動かすためには、ラインは細いものが適しています。
とはいいつつも、青物や根魚といった強烈な引きの魚がかかる可能性も高いため、やはりある程度の強さも欲しいところ。
おススメなのは、メインラインにPEライン0.6号前後、リーダーとしてフロロカーボンラインの10ポンドの組み合わせです。
結束はトリプルエイトノットでOK。
1~3グラム程度のメタルジグをメインに使う場合はもっと細くてもいいでしょう。
なお、ピュア・フィッシング・ジャパンのトモ清水さんの場合、下記の組み合わせで使用しています。
メインライン:ナノフィル カラード 0.5号
リーダー:バニッシュレボリューション6ポンド
次回は実釣編!
今回はマイクロショアジギングを楽しむための最適なタックルを紹介しました。