「市場にあるものと同じものは作らない」を理念に掲げる注目のタックルメーカーism。一見ベーシック、しかし実は各所に同社のアイデアがふんだんに盛り込まれている。今秋の新作『クローザーSR』もまさにそのひとつだ。
喰うバスのサイズが選べるシャッド!!
これからの季節に欠かせないルアーのひとつがシャッド。ワームにすら口を使わない低水温期のバスに対し、リアクションでバイトに持ち込むタフタイムの切り札的存在だ。
とはいえ、シャッドはサイズを選べないという話を頻繁に耳にする。動き自体はナチュラルゆえ、どちらかと言えば活性の低い、レギュラーサイズの個体にも反応させてしまうからだ。
しかしismの『クローザー』は、シルエットこそシャッドのそれだが、あえてクランクベイトに近い強めのウォブリングを備え、ヤル気のあるデカいバスを狙っていくことを可能にしている。
今秋、そんなクローザーのシャローランニングモデル『クローザーSR』が登場! プロト段階から各地で実績を上げており、気になるアングラーも多かったのではないか?
INFINITE SEEDS MAKERS Inc.
INFINITE SEEDS MAKERS Inc.、大阪市鶴見区横堤 – 「いいね!」1,661件 – INFINITE SEEDS MAKERS
無限の可能性を秘めた”種=アイテム”を産み出す者達をコンセプトに、使用者がismを見い出せるタックルを世に送り出します。
同社代表の杉山貞圭さんに話をうかがった。
着水点から足元まで、プロダクティブゾーンの長いシャローランナー
杉山「クローザーのシェイプとアクションの強さを継承しつつ、シャローエリアを攻略するために開発したのが『クローザーSR』です。
オリジナルクローザーとの一番の違いは、泳ぎ出し最優先の固定重心を採用していること。野池や霞水系などのシャローエリアで、着水からしっかりアクションが出せ、広範囲からバスを引き寄せる力を持っています」。
杉山「SRはクイなどのピンスポットでワンアクション目からしっかり動かしたいときにも有利。シャッドフォルムで違和感なく食いやすいです」。
リップラップやハードボトムのフラットなど広い範囲をカバーできるだけでなく、ここぞいうスポットからもバイトを誘発できるということ。
強いアクションは、スローリトリーブ時にもメリットがある。バイトが遠くなるこれからの時期、手元に伝わる明確なルアーの動きはモチベーションの維持にも寄与するからだ。
良く飛び、しっかり動き、ビッグフィッシュが釣れる。シャッドというカテゴリーに対するismの解答は実に明快。トレースレンジだけでなく、狙う場所に応じたローテーションもおもしろい。
『ルアーマガジン 2020年1月号』11月26日発売!【特集は『2020』! 陸王、スクープ、マストバイアイテムが目白押し!】
2020年、オリンピックも気になるけれど、我々釣り人にとって2020年は注目すべきモノが多数! 陸王、新製品、マストバイアイテムなどなど、新年を迎える前に今一度今年のトレンドを抑えておきつつ、来年の情報もちょこっと予習しちゃいましょ!
【ism2019秋の新作】『フラテリス3.5インチ』のジグヘッドリグが初冬の突破口になる!!
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達人の『釣れるワーム』2019【江尻悠真/大津清彰】編
ときにはスレきったでかバス狙いの秘策として、ときには入れ食いを味わわせてくれる心強い相棒として、またときにはボウズ逃れの守護神として、バスアングラーのボックスになくてはならないワーム。2019年もシーズン終盤に突入したわけですが、あなたが今季もっとも多くのバスを手にしているワームは何ですか?