秋の遠賀川(福岡県)で開催された2011年のチャンピオンカーニバル。念願のチャンピオンベルトを手にしたのは金森隆志さん。なんと2位の林圭一さんとはわずか10グラム差という史上まれに見るデッドヒートでした。その試合で金森さんがメインに使用したのは、あの名作クローの最小サイズだったのです!!
【Profile】
金森隆志
かなもり・たかし
岸釣り最強を決するルアーマガジンの大人気企画『陸王』で2011年と2013年にチャンピオンカーニバルを制覇。2012年には歴代陸王の集うレジェンド戦で頂点に立った稀代の岸釣りエンターテイナーにしてレイドジャパン代表。2016年にはルアマガモバイル艇王にも輝き、陸に限定されないゲームの幅を見せつけた。シーズナルパターンを軸に、ベイトフィッシュの存在や地形からビッグフィッシュのポジションを特定する術は圧巻のひと言だ。
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2011陸王ウイニングルアー:ドライブクロー2インチ(O.S.P)
初日は朝一番にリトルマックス1/2オンス(エバーグリーン)でキャッチした48cm1700gを筆頭に、カットテールワーム(ゲーリーインターナショナル)のネコリグとフリックシェイク5.8inのジグヘッドワッキーでスコアを重ねて、終了間際にドライブクロー2in(O.S.P)のダウンショットリグでリミットメイクに成功。
5尾のトータルウエイトは4380g(5尾)で暫定トップとなりました。
そして2日目はリミットこそ揃わなかったものの、手にした4尾すべてがドライブクロー2inのダウンショットリグだったのです!!
極小サイズだからこそのリアクションで食わせた!!
アクションは、シンカーが着底した直後にピッ、ピッという感じで小刻みにリフト&フォールを繰り返すというもの。
2日目の金森さんは、ここと信じた下流部のワンエリアをなんと4時間狙い続けて冒頭の48cm1480gを含む4尾のゲットに成功。林圭一さんの猛追を振り切り、2日間のトータル7490gで見事優勝を果たしたのです!!
極小ワームならではの、リアクションバイトを誘うクイック&ナチュラルな動きと場所に対するローインパクト、そして金森さんならではのネバリスト魂が、そのストレッチにいる多少なりとも食い気のあるバスを絞り出していったのでしょう。
この試合もまた、記憶に残るベストバウトでした!!
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