『ルアーマガジン』誌で毎年年末に開催している読者投票企画「T.O.Y.(タックルオブザイヤー)」。実際に道具を買っている読者が選んだ商品は何なのか。それこそ、ある意味「1番釣れる」道具ということも言えるかもしれません。2019年を通してもっとも支持を集めたバス釣りワームのランキング発表です!
2019年ワーム部門でもっとも人気だったのはフリックシェイク3.8!
ゲーリーワームや昨年1位のブルフラット3.8などを抑えて、今年の1位に輝いたのはフリックシェイク3.8。上位以外のランキングはとてもバラエティに富んだものになっていて、順位の変動も合わせてチェックしていくとトレンドが分かっておもしろい。
ハードルアー部門はこちら!
【1位】フリックシェイク3.8(ジャッカル)
【282pt】前年3位
スレを知らないフリックシェイクの魅惑のくびれ
ジグヘッドワッキー、ワッキー刺しなど、ワームの中央にフックを指すリグを浸透させた超名作ストレートワーム。すでに殿堂入りしている4.8インチに続き、今度は3.8インチがTOYに。野池からビッグレイク、リザーバーからマッディシャローまで、場所を問わず実績が高い。ノーマルとソルト含有率が高いサイトマジックがラインナップされている。
【2位】4インチヤマセンコー(ゲーリーインターナショナル)
【216pt】前年4位
シンプル・イズ・ベスト
ゲーリーマテリアルの素材を最大限生かすかのようなシンプルなデザインの4インチヤマセンコー。水平フォールからダートまで、生命感あふれるアクションを生み出すことができる。1本の重さはおよそ7.2グラムで、Mパワーのベイトロッドでも扱うことができる。
【3位】3.5インチカットテールワーム(ゲーリーインターナショナル)
【210pt】新登場!
とにかくよく釣れるカットテールの最小モデル
極めてナチュラルな存在感と、バスが違和感なく口を使ってしまうサイジングがこのカットテールの3.5インチだ。ノーシンカーワッキーのフォール、ダウンショットのシェイクなど、ライトリグ全般を万能にこなすことができる。なお4インチバージョンは殿堂入りだ。
【4位】ブルフラット3.8インチ(デプス)
【192pt】前年1位
扁平ボディの魅惑のフォーリングが全国のバスを魅了
これまでにないスパイラルするようなフォーリングで、全国で釣果を上げている人気ワーム。ノーシンカーやライトテキサス、フリーリグなど、フォールを意識したリグで使ってみよう。ジグのトレーラーとしても優秀だ。
【5位】ドライブクローラー4.5インチ(O.S.P)
【162pt】前年2位
スレバスに口を使わせる生命感抜群のナチュラルアクション
吟味されたマテリアルとボディデザインで、水中では自発的にボディをくねらすアクションを発生。時には小魚、時にはエビと、自らを無防備な生命体であることをバスにアピールする。すべてのバランスが黄金比でできているような完成度の高いワーム。
【6位】2.5インチレッグワーム(ゲーリーインターナショナル)
【138pt】前年6位
タフコンディション、冬場のディープはこれにお任せ
国内トーナメント最強アングラーの一人、小森嗣彦さんの代名詞的ワームがこれ。ダウンショットリグでの使用が一般的で、ハイプレッシャーエリアや低活性の冬場のディープエリアでは最高のパフォーマンスを発揮する。
【7位】2ウェイ(レイドジャパン)
【132pt】新登場!
カナモが長年温めてきたサイト専用ワーム
金森隆志さんが長年研究してきたサイト専用ワームが2ウェイ。ダウンショットリグでセンター刺しにすると、シェイクで複雑な動きを発生。半分にしてムシワーム的に使ったり、スモラバのトレーラーにしたりと、名前通り多目的に使うことができる。
【8位】サカマタシャッド6インチ(デプス)
【122pt】新登場!
不規則なダートアクションでバスの本能を刺激
サイドフィンによる不規則なダートアクションが魅力的で、ベイトを追いかけ回す本物にしか反応しないようなバスの狩猟本能に訴えかけることができる。ノーマルモデルとヘビーウェイトモデルがあるので、状況によって使い分けよう。
【9位】ドライブシャッド4.5インチ(O.S.P)
【115pt】前年8位
巻いて寄せる、止めて喰わせる芸達者シャッド
ハイピッチなテールアクションとボディのナチュラルなロールでバスの喰い気をこれでもかと刺激。チェイスだけで終わってしまうようなら、ステイを入れてフォールで喰わせることも可能。止めても動きが死なないドライブシャッドの専売特許だ。
【10位】4インチグラブ(ゲーリーインターナショナル)
バスワームの永遠の定番、それがゲーリーのグラブ
誰もが一度はお世話になったことがあるはずの超定番ワーム。ノーシンカーやジグヘッドで巻くだけで、初心者も上級者も関係なくバスを連れてきてくれる。テールが千切れたら、今度はイモにして使えば一粒で二度おいしい。
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