小魚やエビ、果てはムシまでを視野に、その時期に最も「旬なベイト」を追いかけるバス…を追う! 中国地方のリザーバーを想定した岡友成さんは、夏のベイトをアユ、ハス、テナガエビの3パターンに分析、最適解を打ち出してくれた。ベイトに対する岡さんのこの考え方は、全国区でも通用するはずだ。
解説は岡友成さん!
岡「まず傾向として言えるのが、足場がメインリバーのバックウォーターに限定されがちなため常にプレッシャーにさらされ続けているということ。そのため、シェイクなど人為的なアクションを過剰に加えるとバスは口を使わないイメージです。それを踏まえて、この時期にバスが捕食しているベイトフィッシュ系(アユ&ハス)とテナガエビ、それぞれに適したルアーを用意しています」
ハイプレッシャーフィールドで抜きん出るオカトモ3種の神器!
ベイトフィッシュパターンその1・アユ
岡「流れが利いているエリアということで、アユのサイズに合わせたワームをノーシンカーでドリフト。岩や地形変化によって生じる水のヨレなどに送り込んでいきます」
フックは『ダブルエッジ1/0(リューギ)』をチョイス。
【スペック】
●全長:3in ●カラー:13色 ●入り数:8本 ●本体価格:800円(税抜き)
ベイトフィッシュパターンその2・ハス
岡「アユよりサイズがデカいため、ひとまわり大きいスティックベイトのノーシンカーで対応。アクションは基本ドリフトですが、魚の反応を見て表層トゥイッチも試しますね」
流れが強かったり、レンジをひとつ下げたいときなどにはネイルシンカーを挿入する。フックには『ノガレス・フッキングマスターモンスタークラス5/0』を使用。
【スペック】
●全長:5.8in ●カラー:10色 ●入り数:5本 ●2020年8月下旬発売予定
バスがサイズの大きな魚を捕食しているなら、やはりワームのボリュームもアップしたほうが勝負が早いのだ。
テキサスリグ・テナガエビパターン
岡「ルアーはバトルホッグ4.4インチのライトテキサス。アクションはズル引きですが、流れに漂わせつつ引いてくるイメージなので、シンカーは軽く(3.5グラムがベース)、ペグ止めもしません」
シンカーは『バザーズワームシンカーTGバレット(ダイワ)』、フックには『ザ・スタンダード4/0(リューギ)』を用いるという。
【スペック】
●全長:4.4in ●カラー:10本 ●入り数:5本 ●本体価格:850円(税抜き)