さぁ、自分のプロデュースしたベイトロッドを駆使しながら世界各国を釣り歩くFishman代表のKENさん(赤塚ケンイチ)。今回の釣行譚は、以前にルアマガプラスで紹介したトリニダード島のターポンフィッシングの続きになります。さぁ、南米のスリナムに棲むタライロンを狙う旅物語始まります!(文:赤塚ケンイチ)
前回の記事はこちら!↓
南米カリブ海に浮かぶ、トリニダード島の狂乱ターポンを狙え!【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN
フィッシュマンと「赤塚ケンイチ」さんが率いる、知る人ぞ知るロッドメーカーです。特に海外釣行や、怪魚などを狙うアングラーには大注目されていてファンが多いんですよね! 特に「ベイトロッド」にコダワリを持つ専門メーカーとしても知られています。その総帥、赤塚ケンイチさんの怪魚行脚の記録を、これから定期的にお伝えしていきます。第一回目は、南米カリブ海・トリニダード島のターポン釣行記でございます。では、赤塚さん、よろしくおねがいします!
Profile
赤塚ケンイチ(あかつかけんいち)
ベイトキャステ…
Profile
赤塚ケンイチ(あかつかけんいち)
ベイトキャスティングロッドメーカーである「Fishman」代表。渓流のトラウトから怪魚ターポンまで、国内外のあらゆる魚を狙うマルチアングラー。その魚たちを自身の開発・プロデュースするベイトタックルで狙い続ける。KENの愛称で親しまれる。
Fishmanベイトキャスティングロッドメーカー
夢の様なロッド作りに全力で向かっているベイトロッド専門メーカーFishman。《高精度ピンスポ撃ち》《ゼロバックラッシュ》《飛距離》を誰でも簡単に!がコンセプト。ポイントへ閃光の如く撃ち込み、スパッと決まる『Beams』、サーチするという意味から名付けた『CRAWLA』、短竿なのに激しく曲がるが剛竿の『BRIST』、機内持ち込み可能な怪魚対応4ピースパックロッド『BC4』シリーズを展開中。
国境越えのための船が定休日⁉️ 予約のセスナに間に合わないかも…..
この釣旅は、第1回のトリニダード島でターポンフィッシング編からの続きである。ターポン釣りが終わり、トリニダードからスリナムへ向かうんだが、まさかの冒険が待っているとは…。
トリニダードから飛行機でガイアナ・ジョージタウンへ行き、そこから陸路でスリナムのパラマリボまで約450kmを向かう。距離はたいしたことないが国境があるので、そこまでのバスくらいあるでしょ?と思っていたのだが無い…。仕方が無いのでタクシーを拾い、まずはガイアナの国境越えの街へ向かう。ちなみにガイアナは南米で唯一、英語が公用語なのでたいした喋れない自分でもなんとかなった。
ガイアナ
ガイアナは南米の北大西洋沿岸にある国で、その鬱蒼とした熱帯雨林が特徴です。クリケットやカリプソ音楽で知られる英語圏の国ですが、文化的にはカリブ海地域と密接な関係があります。首都ジョージタウンは、真っ白に塗られた木造建築のセントジョージ アングリカン大聖堂など、イギリス植民地時代の建物で知られています。地元で採れた野菜や果物を売るスターブルーク市場は、大きな時計が目印です。
国境には幅が数㎞ある大きなCourantyne Riverがあり、本来はフェリーに乗ってなんの問題もなく入国するのだが、なんとこの日は定休日(笑)そんなことってあるのか??あるんです。嘘だろ??ということが起こるのが海外なのである。パラマリボからセスナでジャングルへ飛ぶのは明日なのに、参ったな…。タクシーの運転手にどこか船を出してくれるところを探してくれ!とロコではない運転手があちこちに聞き込み開始。1時間ほどで何か有力な情報を手に入れた。
どうもこの砂利道の奥にボロボロの2階建ての看板には手書きで「Immigration」と書いてあるではないか。ほんとにこんなところで出国許可が~~?と半信半疑で列に並びパスポートを提出したら、今度は黒人の兄ちゃんについていけとのことで、向かった先は謎の洋品店。頭の中は?だらけではあるが、大きなキャリーケースを転がして店内へ突入する。
このときの気分は映画パルプフィクションでブルースウィルスが怪しい武器屋へ突入する感じに似てる。なんと店の裏には国境の川があり、洋品店の裏から壊れそうな長~~い桟橋があるではないか。大丈夫か??と死ぬほど疑いたくなるが今はこれしかスリナムへ辿り着く道はないんだ。
自分の100リットルのキャリーを担いでくれる洋品店のスタッフに付いて、頼りない桟橋を先端まで行くと、小船がありそこには現地人らしく黒色人種の人たちで満席だった。もしかして本当に出国できるのではないか?人々を見てちょっとほっとした。ブルース・ウィルスは店の奥で縛られ拷問を受けたが、俺は免れそうだ。
怪しい渡しで無事入国!
約1時間ほどの小船旅で川の水をたっぷり浴びて、対岸のスリナムへ到着!しかし泥の河原には男が十数人、水に浸かって立っているだけで桟橋は無い。そう、彼らにおぶされて陸地へと入国。入国審査は?ここでは詳しく書けないが彼らにパスポートを預けて(海外では命の次に大事だが)入国無事スタンプをゲット。
スリナム
スリナム共和国は南米北東部の海岸に面した小さな国です。広大な熱帯雨林やオランダ コロニアル様式の建物がある、文化のるつぼとして知られています。首都パラマリボは、大西洋岸に位置しており、市内にはヤシの木が生い茂る庭園や、17 世紀の交易所であるゼーランディア要塞の他、1885 年に献堂された塔のある木造の教会、セントピーター&セントポール大聖堂などがあります。
さらにタクシーで数時間は走り、ようやくパラマリボの街に入ると飲み屋街は割とキレイな印象。白人の欧米人も見かけた。朝昼メシを抜いていたので、美味しいステーキは格別な味だ。その後適当に宿を探し就寝。翌日、セスナ飛行場からジャングルへ出発でき、ここからが釣旅の釣りの方がスタートする。
<次回に続く>
ソルトで楽しむベイトキャスティングゲーム入門!【連載第1回】 @Fishman上宮則幸
ソルトルアーの定番タックルといえば、スピニング。もちろん、一部の船釣りではベイトロッドとベイトリールで楽しむ釣りも存在するが、陸っぱりでベイトキャスティングゲームを楽しむ人は、正直そんなに多くない。「だって、飛距離も出ないし、バックラッシュ怖いし」こんな意見が大勢を占めるかもしれない。いや、まって! 実はどちらも「扱い方」次第でなんとでもなる! そう語ってくれるのはFishmanのテスターを務める上宮則之さん! では、よろしくおねがいします。
ベイトキャスティングの実戦的「超ロングキャスト法」。まずはバックラッシュをしないこと!@Fishman上宮則幸
海のキャスティングゲームで、ベイトタックル!? だって、スピニングと違ってベイトは飛ばないじゃない! なんて思っている人も多いはず。しかーし、ベイトロッドの専門メーカーとして人気のFishmanのロッドを使いこなすツワモノたちは、口を揃える。「ベイトロッドでルアーを遠くに飛ばすことはできますよ」と。なるほど、ではその秘訣教わろうじゃありませんか。では、ベイトキャスティングの達人として知られる上宮則幸さん、ベイトキャステイングでの超ロングキャスト法、教えて下さい!
ベイトキャスティングの「超ロングキャスト法」。『タイミングとアキュラシー』を考える。Fishman@上宮則幸
前回、上宮さんにはベイトキャスティングの超ロングキャストを実現するための、ひとつめのコツとして「バックラッシュ」をしないこと、そのための練習法について語っていただきました。今回はその『ベイトキャスティングでの超ロングキャスト法』の第二弾。上宮さんが重要視するキャスト時の『タイミングとアキュラシー』について解説いただきましょう。
ベイトキャスティングはメカニカルブレーキの調整で劇的改善。ライトゲームでこそ活きる、その調整術とは!? @Fishman西村
ベイトロッド専門メーカーとして人気のFishman。そのテスターを務める、西村均さんが「今さら聞けない、ベイトリールのメカニカルブレーキの調整術」を伝授。ライトウェイトな釣りなら特に、その調整が活きるのだとか。ということで、西村さんお願いします!
Profile
西村均(にしむらひとし)
ベイトロッド専門メーカー「Fishman」のテスターを務める。新潟県をホームに小渓流から海のルアー釣りまで幅広く楽しむマルチアングラー。人気サイトfimoでブログも執筆中。
Fishmanスタッフの西村 …
ベイトキャスティングを極めるための、メカニカルブレーキの有効な使い方。@Fishman西村【連載第2回】
さて、第1回目の記事で、ベイトキャスティングを使いこなすために、必要なメカニカルブレーキのセッティング、その基本について、ベイトキャスティングロッドの専門メーカーFishman(フィッシュマン)のテスターを務める西村均さんに解説いただきましたが、今回はもう少し踏み込んで、お話を伺うことにしましょう。では、よろしくおねがいします。
ベイトキャスティングはメカニカルブレーキの調整で劇的改善。ライトゲームでこそ活きる、その調整術とは!? @Fishman西村
ベイトロッド専門メーカーとして人気の…
誰もが忘れがち!? ベイトリールのドラグをスムーズに作動させるためのメンテナンス術@Fishman西村均
ベイトタックルの活用術を革新的に推し進めるベイトロッド専門メーカーのフィッシュマン(Fishman)。今回はベイトリールの「ドラグ」をしっかり機能させるためのメンテナンス術! ではお話、西村均さん、よろしくお願いします。
ベイトロッドの継ぎ目は必ず緩む!?そんな時どうすれば!? Fishman@西村均
さて、最近はマルチピースロッドが注目されつつある昨今ですが、継ぎ目がある以上、そこが緩むというプチ問題にユーザーは悩まされているかも? でも今回はそんなお悩みの具体的解決策をフィッシュマンのテスター西村均さんに解説いただきましょう! よろしくお願いします。(文:西村均)
意外?盲点!?シマノのタイラバリールがベイトライトキャスティング向けの高性能機種だった!?@Fishman西村均
ベイトロッド専門メーカー「FIshman(フィッシュマン)」のテスターとして活躍する西村均さんは、ライトゲームのベイトロッドフィッシングが得意。あるとき、理想とするライトゲーム用のベイトリールが無く、それを模索するためにとあるメーカーのカタログを眺めていたら見つけたと言う、とあるリールに注目します。ではお話よろしくお願いします!
南米カリブ海に浮かぶ、トリニダード島の狂乱ターポンを狙え!【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN
フィッシュマンと「赤塚ケンイチ」さんが率いる、知る人ぞ知るロッドメーカーです。特に海外釣行や、怪魚などを狙うアングラーには大注目されていてファンが多いんですよね! 特に「ベイトロッド」にコダワリを持つ専門メーカーとしても知られています。その総帥、赤塚ケンイチさんの怪魚行脚の記録を、これから定期的にお伝えしていきます。第一回目は、南米カリブ海・トリニダード島のターポン釣行記でございます。では、赤塚さん、よろしくおねがいします!
Profile
赤塚ケンイチ(あかつかけんいち)
ベイトキャステ…
「ベイトロッド」の最強オフショア用キャスティングロッドが完成⁉️ 南米テスト釣行実録Part.1【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN
「コンパクトに収納できてオフショアキャスティングゲームに対応しうる、粘り強いロッドは作れないだろうか? そんな想いが以前からあり、ようやく完成した4ピースのベイトロッドで大きな魚を釣ろうと計画。たくさん釣りたいので行き先は思い切って南米コロンビア、太平洋側のオフショアキャスティングゲームを計画した」。そう語るのはベイトキャスティング用ロッド専門メーカーとして人気のフィッシュマン、赤塚ケンイチさん。そのロッドを完成させ、スケールのでかい実釣テストを敢行したときの様子をお話いただきましょう! …
コンパクトなベイトロッドで世界のモンスターに挑む! 南米釣行Part.2【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN
ベイトキャスティング専門メーカーとして、アングラーに注目されるFishman(フィッシュマン)。そのフィッシュマンの代表である赤塚ケンイチ氏の肝いりの4ピースベイトロッド、ブリストコンパクトBC4 8.3XXXH(Fishman)をメインに使った南米へのテスト釣行の様子をお届けする第二弾。さぁ、南米の猛者たちと、どう相対したか! KENさんよろしくおねがいします!(文:赤塚ケンイチ)
85cm座布団ヒラメも陥落! サーフで楽しむベイトキャスティング。そのタックル・セッティング! Fishman@鈴木貴文
サーフのルアー釣りはスピニングでしかできない。そう思ってた時期がルアマガスタッフにもありました。しかし、パイオニアは現れるものです! ベイトキャスティングロッド専門メーカーとしてブレイク中のフィッシュマン(Fishman)の提唱するベイトキャスティングでのサーフゲーム。提唱するだけではありません、結果を残し「メリット」を解りやすく伝えてくれています。では、テスターの鈴木さん! 実体験からメリット解説とタックルよろしくおねがいします。
携帯性抜群で機動力アップ! Fishmanのショルダーソフトケースがとても使いやすそう! – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
ただいま、人気沸騰中のベイトロッド専門メーカーFIshman(フィッシュマン)。実戦主義の同メーカー。釣り人にとって痒い所に手が届く、ロッド収納ができるショルダーソフトケースが使いやすそうだったので紹介します!