南米スリナム タライロンフィッシングの釣行譚も後編! なかなか見れない世界の釣りを今回もガッツリ見せていただきましょう。ターゲットのタライロン、その釣りの面白さとはいかに。では赤塚さんよろしくおねがいします!(文:赤塚ケンイチ)
南米の怪魚タイライロンを狙え! タランチュラにピラニア!? 南米感てんこもりの釣行譚【その2】@FishmanKEN
自分のプロデュースしたベイトロッドを片手に、世界の怪魚と渡り歩くFishman代表のKENさん(赤塚ケンイチ)。記事前編では、思わぬアクシデントに見舞われながらも目的地へ向かう。そんな冒険、釣行譚を引き続きご覧ください。赤塚さんよろしくおねがいします。前編もぜひご覧になってくださいね!(文:赤塚ケンイチ)
バス持ちは厳禁。獰猛な習性のジャングルの猛者
タライロンの牙はヤバイ。噛む力も尋常ではないので決してバス持ちはしないように。その昔、ジャングルの奥地には人が行かなかった時代。原住民でさえタライロンがいる水域は気を付けていたそうだ。ふくらはぎの肉を剥ぎ取るほど獰猛だったらしい。しかし現代は先人たちのフロンティアスピリットにより、ジャングル奥地の秘境を開拓し、宿泊施設を建てて世界中から人が集うようになって、魚たちも警戒心からか襲わなくなっていったようだ。この歴史によって、僕らは安全に(たぶん)快適に(考え方によっては)釣りができるんだからありがたい。
【Profile】
赤塚ケンイチ(あかつか・けんいち)
ベイトキャスティングロッドメーカーである「Fishman」代表。渓流のトラウトから怪魚ターポンまで、国内外のあらゆる魚を狙うマルチアングラー。その魚たちを自身の開発・プロデュースするベイトタックルで狙い続ける。KENの愛称で親しまれる。
Fishmanベイトキャスティングロッドメーカー
夢の様なロッド作りに全力で向かっているベイトロッド専門メーカーFishman。《高精度ピンスポ撃ち》《ゼロバックラッシュ》《飛距離》を誰でも簡単に!がコンセプト。ポイントへ閃光の如く撃ち込み、スパッと決まる『Beams』、サーチするという意味から名付けた『CRAWLA』、短竿なのに激しく曲がるが剛竿の『BRIST』、機内持ち込み可能な怪魚対応4ピースパックロッド『BC4』シリーズを展開中。
厄介な外道と格闘しながら、本命を狙う
中編にも書いたが、クリークの流れ込みにはほぼ魚が付いているから1級ポイントと言える。しかしだ、中にはやっかいな魚種が存在した。それはエレクトリックイール、電気ウナギだ。彼らもクリーク近くに寄れていて、しかも浅い流れ込みならウナギが大量にいるのが目視できたりするので、そういう場合はキャストすることは無いが、船がポイントから遠いときは底が見えず、こいつが掛かってしまうこともある。掛かると重いわ引くわで、ようやく寄せたとしてもフックを外すのも命がけである。いつボディタッチしてしまって「ビリッ!!」となるか分からない。しかも1.5mくらいあるから胴にスレ掛かりしたときなんかは最悪だ。。。
最終日は本流を小舟で行けるとこまで行ったさきの前人未踏のクリークを上ることになった。どこに行っても初めての川は気分が一新され期待が高まってしまうもの。はたしてここはどんなサイズのタライロンが釣れるんだろうか。もしかしたらとんでもないヤツが居るかもしれないぞ。
川は相変わらず複雑な地形を流れていて、川通しに歩けないところもしばしば現れる。両サイドの大きな木が水中まで差さり行く手を阻む。そういう時は遭難に気を付けながら遠回りし、ジャングルを歩く。
大型のポッパーを使ったエキサイティングなジャングルフィッシング!
川幅は狭いがエクストラヘビーロッドに、すでにタライロンの牙でボロボロにされた110mmポッパーをセットしてシングルハンドで対岸の深みへキャスト開始。
素早い首振りとスプラッシュで水面でアピールさせるが、深みで反応は無く障害物の横を通過しても反応が無いが、一応足元までポッピングを続けていると、目の前で突如爆音とともに激しい水飛沫が上がり、ヘビーロッドが曲がる。毎度、この激しいバイトでビックリしないように意識していてもまったく慣れず、オーバーにビックリしてしまう。それほどバイトの衝撃が激しすぎるのだ。
そしてこの後の大暴れっぷりが凄い。いや超凄いのである。首を力強く振ったと思ったら右へ左へとダッシュし、さらにはジャンプ。アングラーなら大歓迎の引きのオンパレード。釣った後の充実感が半端じゃないのだ。
ちなみにタックルはPE4号にリーダー50lb+ワイヤーリーダーを入れ、スプリットリング、スナップ、フック類などは最強のモノへ強化しているので弱いところは1つも無い状態。だからやや強引にランディングしボガをインする。正面から見るとこんな顔。もう可愛くて可愛くて撫でたくなるが、ランディング後でも、恐ろしいほど機敏な動きなので気を付けるに越したことは無い。ドラードやイトウのように上から見ても幅がある。だから思った以上にウェイトが増しているのがタライロンだ。この記事を見たかたで、いつかこの釣りをアタックできたら、フィッシングショーやイベントなどでお話を聞かせてください。タライロン話で盛り上がりましょう!
最強淡水魚パプアンブラックバスを求めて怪魚だらけのパプアニューギニアへ!【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
世界の果てまで釣り歩く赤塚ケンイチさんは、人気ベイトロッド専門メーカーのFishman(フィッシュマン)の総帥。今回は淡水の暴君「パプアンブラックバス」を求めてパプアニューギニアに旅したときの様子を語っていただきましょう。赤塚さん、よろしくお願いします!(原稿:赤塚ケンイチ)
南米の怪魚タイライロンを狙え! タランチュラにピラニア!? 南米感てんこもりの釣行譚【その2】@FishmanKEN – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
自分のプロデュースしたベイトロッドを片手に、世界の怪魚と渡り歩くFishman代表のKENさん(赤塚ケンイチ)。記事前編では、思わぬアクシデントに見舞われながらも目的地へ向かう。そんな冒険、釣行譚を引き続きご覧ください。赤塚さんよろしくおねがいします。前編もぜひご覧になってくださいね!(文:赤塚ケンイチ)
南米の怪魚タイライロンを狙え! アクシデントから始まった釣行譚【その1】@FishmanKEN – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
さぁ、自分のプロデュースしたベイトロッドを駆使しながら世界各国を釣り歩くFishman代表のKENさん(赤塚ケンイチ)。今回の釣行譚は、以前にルアマガプラスで紹介したトリニダード島のターポンフィッシングの続きになります。さぁ、南米のスリナムに棲むタライロンを狙う旅物語始まります!(文:赤塚ケンイチ)
コンパクトなベイトロッドで世界のモンスターに挑む! 南米釣行Part.2【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
ベイトキャスティング専門メーカーとして、アングラーに注目されるFishman(フィッシュマン)。そのフィッシュマンの代表である赤塚ケンイチ氏の肝いりの4ピースベイトロッド、ブリストコンパクトBC4 8.3XXXH(Fishman)をメインに使った南米へのテスト釣行の様子をお届けする第二弾。さぁ、南米の猛者たちと、どう相対したか! KENさんよろしくおねがいします!(文:赤塚ケンイチ)
「ベイトロッド」の最強オフショア用キャスティングロッドが完成⁉️ 南米テスト釣行実録Part.1【WORLD EXPEDITION FISHING!!】@Fishman KEN – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
「コンパクトに収納できてオフショアキャスティングゲームに対応しうる、粘り強いロッドは作れないだろうか? そんな想いが以前からあり、ようやく完成した4ピースのベイトロッドで大きな魚を釣ろうと計画。たくさん釣りたいので行き先は思い切って南米コロンビア、太平洋側のオフショアキャスティングゲームを計画した」。そう語るのはベイトキャスティング用ロッド専門メーカーとして人気のフィッシュマン、赤塚ケンイチさん。そのロッドを完成させ、スケールのでかい実釣テストを敢行したときの様子をお話いただきましょう! …
ビッグベイトを快適にキャストするには、ベイトリールの軽量スプールは必要か? Fishman@西村均 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
さぁ、秋も深まってきてシーバスの活性もアゲアゲなシーズンが始まりました。Fishmanのテスターを務める、ベイトタックルジャンキーの西村均さんが、マニアックでありながら、多くの人に役立つ情報をお届けしてくれます。ビッグベイトとベイトリールの正しい関係について考察する機会を与えてくれましたよ! では、よろしくおねがいします。
リールのベアリングが塩噛みしたら「鍋で煮る!」びっくりメンテナンス方法が有効 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
さぁ、Fishman(フィッシュマン)のテスターとして活躍する西村均さん。今回もためになるメンテナンス術を公開いただきます。リールを使っているといつの間にか白い塊があちこちに……やがてリーリングにガタツキが……はい、塩ガミです。そんなときに有効な方法がこれ。まさかの「鍋で煮る」です。やっちまったときはこの方法で復活させてみましょう。では、よろしくおねがいします。(文:西村均)
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さて、最近はマルチピースロッドが注目されつつある昨今ですが、継ぎ目がある以上、そこが緩むというプチ問題にユーザーは悩まされているかも? でも今回はそんなお悩みの具体的解決策をフィッシュマンのテスター西村均さんに解説いただきましょう! よろしくお願いします。(文:西村均)
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ベイトタックルの活用術を革新的に推し進めるベイトロッド専門メーカーのフィッシュマン(Fishman)。今回はベイトリールの「ドラグ」をしっかり機能させるためのメンテナンス術! ではお話、西村均さん、よろしくお願いします。
ベイトキャスティングを極めるための、メカニカルブレーキの有効な使い方。@Fishman西村【連載第2回】 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
さて、第1回目の記事で、ベイトキャスティングを使いこなすために、必要なメカニカルブレーキのセッティング、その基本について、ベイトキャスティングロッドの専門メーカーFishman(フィッシュマン)のテスターを務める西村均さんに解説いただきましたが、今回はもう少し踏み込んで、お話を伺うことにしましょう。では、よろしくおねがいします。
ベイトキャスティングはメカニカルブレーキの調整で劇的改善。ライトゲームでこそ活きる、その調整術とは!? @Fishman西村
ベイトロッド専門メーカーとして人気の…
Fishmanの新作ショルダーソフトケースが持ち運び抜群な携帯性で使いやすそう! – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
ただいま、人気沸騰中のベイトロッド専門メーカーFIshman(フィッシュマン)。実戦主義の同メーカー。釣り人にとって痒い所に手が届く、ロッド収納ができるショルダーソフトケースが使いやすそうだったので紹介します!
85cm座布団ヒラメも陥落! サーフで楽しむベイトキャスティング。そのタックル・セッティング! Fishman@鈴木貴文 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
サーフのルアー釣りはスピニングでしかできない。そう思ってた時期がルアマガスタッフにもありました。しかし、パイオニアは現れるものです! ベイトキャスティングロッド専門メーカーとしてブレイク中のフィッシュマン(Fishman)の提唱するベイトキャスティングでのサーフゲーム。提唱するだけではありません、結果を残し「メリット」を解りやすく伝えてくれています。では、テスターの鈴木さん! 実体験からメリット解説とタックルよろしくおねがいします。
ベイトキャスティングの「超ロングキャスト法」。『タイミングとアキュラシー』を考える。Fishman@上宮則幸 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
前回、上宮さんにはベイトキャスティングの超ロングキャストを実現するための、ひとつめのコツとして「バックラッシュ」をしないこと、そのための練習法について語っていただきました。今回はその『ベイトキャスティングでの超ロングキャスト法』の第二弾。上宮さんが重要視するキャスト時の『タイミングとアキュラシー』について解説いただきましょう。
ベイトキャスティングの実戦的「超ロングキャスト法」。まずはバックラッシュをしないこと!@Fishman上宮則幸 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
海のキャスティングゲームで、ベイトタックル!? だって、スピニングと違ってベイトは飛ばないじゃない! なんて思っている人も多いはず。しかーし、ベイトロッドの専門メーカーとして人気のFishmanのロッドを使いこなすツワモノたちは、口を揃える。「ベイトロッドでルアーを遠くに飛ばすことはできますよ」と。なるほど、ではその秘訣教わろうじゃありませんか。では、ベイトキャスティングの達人として知られる上宮則幸さん、ベイトキャステイングでの超ロングキャスト法、教えて下さい!
ソルトで楽しむベイトキャスティングゲーム入門!【連載第1回】 @Fishman上宮則幸 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
ソルトルアーの定番タックルといえば、スピニング。もちろん、一部の船釣りではベイトロッドとベイトリールで楽しむ釣りも存在するが、陸っぱりでベイトキャスティングゲームを楽しむ人は、正直そんなに多くない。「だって、飛距離も出ないし、バックラッシュ怖いし」こんな意見が大勢を占めるかもしれない。いや、まって! 実はどちらも「扱い方」次第でなんとでもなる! そう語ってくれるのはFishmanのテスターを務める上宮則之さん! では、よろしくおねがいします。