DAIWAは2021もスゴい! その使いやすさでビギナーからベテランにまで愛される「アルファス」が16年以来のフルモデルチェンジ、2020年12月中の発売が決定! 「アルファスSV TW」は完全新規の『次世代型ボディ』と軽量高回転の『SVスプール』、キャスト時のライン放出を加速度的にスムーズにする『TWS』などを盛り込んだ高性能のベイトリールとなる。来年のバス業界を占う決定的な機種となることは間違いないだろう。
アルファスAIRの電撃デビューに引き続き…?
世にベイトフィネス旋風を巻き起こした「アルファスAIR」
春の盛りの5月、遅れて来た2020NEWモデルとして市場投入されたアルファスAIR TWはバスのみならず、ソルトゲームや渓流ルアーを含むフィッシング業界全体に激震が走った。オールコンディション対応型ベイトフィネスリールの衝撃的な登場は記憶に新しい。
ベイトフィネス機としての高ポテンシャルは無論、世の耳目を集めたのはそのフル新型のボディとTWSの初搭載である。上位機種同等のハイスペックを装備しながら、TWSによる優れたライン放出性能をいかんなく発揮、アルファスAIR TWは2020年後半のベイトフィネスシーンを牽引した。
そして2021年…。
やはり来た! あのアルファスが満を持してフルモデルチェンジ!!
そう、巷のファンが予想してきた通り、あのアルファスが実質上のフルモデルチェンジを行うことになったのだ。
実に16年にも渡りミドルクラスのコアモデルとして君臨してきたアルファス。この傑作機も満を持してTWSとSVコンセプトを積み込むことに!
ALPHAS SV TW 800(DAIWA)
【スペック】
[800H・800HL / 800XH・800XHL]
●自重:175g ●ギア比:7.1/8.1 ●巻き取り長:71/81cm ●スプール径:32mm ●糸巻き量:12lb×45〜90m、14lb×40〜80m ●最大ドラグ力:4.5kg ●ベアリング:ボール7・ローラー1 ●価格:3万2300円(税抜き) ●発売:2020年12月
フル新型ボディは先代との比で、高さで2.4mm、幅で3.4mmのコンパクト化を実現。パーミング性能を格段に高め、操作性やキャストアキュラシーが向上している。またフルアルミのハウジングは剛性を高め、確かな巻きと余裕のあるファイトに直結する。
まさにフルメタルコンパクト。リアルバーサタイル機がここに生誕した。
ALPHAS SV TW 800 各部カット
新機構による圧倒的キャスタビリティ
トラブルレスな釣りを実現するDAIWAスプールテクノロジーの要・SVコンセプトと、ライン放出抵抗を削減する大型レベルワインド・TWSがついに同時搭載。
SVスプールは超々ジュラルミン製で、先代より1ミリの小口径化を図ったΦ32ミリかつナロー化。さらに軽快な立ち上がりを見せると共にライン放出性能を高め、優れたキャスタビリティに繋げる。
DAIWA特殊カーボンが「軽さ」と「強さ」に貢献
スタードラグに超軽量かつ高剛性を誇るDAIWA独自の高密度カーボン素材を採用。金属であるマグネシウムに匹敵する剛性と軽量化を見事に両立させた。その他、各パーツも研ぎ澄まし、自重は先代アルファスの180gから175gへと。
85ミリハンドルによるハイパワーな巻き上げ
同時にモデルチェンジしたDAIWAのフラッグシップベイトリール『STEEZ LIMITED SV TW』と同様、ギア比はボディサイドの数字で判別が可能。7.1のH、8.1のXHを揃え、先代比5ミリUPの85ミリハンドルがパワフルな巻きを実現する。
見慣れぬ文字「HYPERDRIVE」とは…?
ドラグはUTD搭載。軽快な滑り出しが大物相手でも余裕のファイトを可能にする。
その他で気になるのは、エンジンプレートの刻印。サイドに見える文字はいったい…!?