「ワイルドサイド」シリーズで大人気のレジットデザインが2021年にリリースしたバス釣り用ロッド『スタンドアウト』。価格こそワイルドサイドより安いものの、その性能が実は凄いという噂を聞きつけて、ルアマガ+のスタッフが実釣インプレッションしてきました! 今回紹介するのは、抜群の操作感でフィネスの釣りが上手くなったと勘違いしてしまいそうなスピングロッド『スタンドアウト SOS63UL』 です!
【Pofile】
フクシゲ
元ルアーマガジン編集部。ルアマガソルトに異動し、現在はルアマガ+に所属している。身長179cm体重100kgオーバーのくせにフィネスな釣りが好き。今回のインプレもそんなロッドを担当している。
ライトリグの操作感に特化!?
スタンドアウト SOS63UL
●全長:6ft3in ●対応ルアー:0.9~5g ●対応ライン:2.5~5lb ●価格:19,800円
自分が使ってみてもっとも感動したのは、ライトリグを操作したときの精度の高さでした。ルアーが意図したとおりに動くんです!
「これだけシェイクしから、ボトムでは50cmくらい移動してるかな?」みたいに、イメージの通りにリグを動かせました。
もちろん感度も言わずもがなで、この価格帯で思ったとおりに水中を動かせて水中の様子がよく分かるってとんでもないと思います!
様々なリグに対応するので、初めてのスピニングロッドでコレを選んだら、かなり長い間不満を感じることは無いと思いますよ!
ノーシンカーリグも投げやすいティップ!
ティップ部分のパワーが絶妙で、感度は高いのに柔らかい。おそらくバイトに対してもスムーズに追従してくれると思います! ここのおかげでノーシンカーリグも投げやすかったですよ!
組み合わせるリールでその性能を活かしたい
リールはレボMGX(アブ・ガルシア)、ラインはエクスレッド3.5lb(東レ)を使いました。軽いロッドに軽いリールを合わせたことで、ズル引きのときもタックル全体でボトムを感じることが出来ましたよ!
シェイクがめっちゃしやすい!
シェイクがまた快適なんです! バットからベリー部分が余計に動きすぎることもなく、ティップ部分を意識して振ることが出来ました。そのため、流行りのホバストにもバッチリでしたよ!
空気抵抗の大きいルアーは投げにくいかも
写真ではダブルハンドですが、シングルハンドでのキャストが快適でした。なお、ルアーのウェイトに空気抵抗が勝ってしまうもの(1g以下のスモラバとか)はちょっと投げづらい印象でした。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!