ド個性&レアなロッドのポテンシャルはいかに!? DRTのロッドシリーズARTEX(アーテックス)を、読者目線で掛け値なしの実投レポートを敢行する! 読者代表は…人気急上昇バンドのギタリスト2人!「MY FIRST STORY 」のTeru さんと「Survive Said The Prophet」のTatsuyaさんだ。今回はDRTアーテックスシリーズの「ど真ん中」ともいえる大人気ロッドをインプレッションして頂きます!
今をときめく、大人気バンドの釣り好きWギタリストがインプレッション!
【Profile】
テル(MY FIRST STORY)
2011年 に結成された「MY FIRST STORY(マイ・ファースト・ストーリー)」でギターを担う。デビュー以降、インディーズながら大型フェス出演や海外アーティストとの共演も数多く務め、音楽番組などでもおなじみ。近年急激にバス釣りにのめり込むストロングフィッシャーだ。
【Profile】
タツヤ(Survive Said The Prophet)
「Survive Said The Prophet(サバイブ・セッド・ザ・プロフェット)」愛称「サバプロ」で親しまれるバンドのギター担当。地元仙台を愛する熱血フィッシャーだ。バス釣りは地元にいるころから始め、テルとは頻繁に釣りへ行く仲だ。弊誌連載『六弦竿師一期一会』もスタート!
前回のインプレッション記事はこちら
前回は2021年にリリースとなる最新のジャイアントベイトロッドをインプレして頂いたが、今回は2019年にリリースされたアーテックスシリーズの大人気モデルであり、多くのDRTファンを生み出した「次世代ビッグベイトロッド」をご紹介します。
ARTEX“R2”A710CXHF
中~重量級ビッグベイトを扱いきる孤高のブランクス&セッティング
2019年年末にリリースされるや否や、手にした者を虜にしてきたビッグベイト次世代モデル。ただ巻きにとどまらないビッグベイトゲームを高みへと導くファストテーパー&神バランスで、繊細かつ多彩なアプローチが具現化した。
【スペック】
●全長:7ft10in
●パワー:XH
●テーパー:ファスト
●ルアー:MAX6oz
●ライン:MAX30lb
●価格:79,200円(税込)
インプレスタート!
テル「このR2は、毎釣行持っていくロッド。4ozくらいのルアーが最も気持ちよく投げられますね。上限はスラスイ250とかかな」
タツヤ「一番気になっていたモデル。クラッシュ9との相性良すぎ&飛びすぎ!」
タツヤ「グリップ長いロッドは個人的に好きなんですが、これは持ち重り感が全くなくて、ピッチングとかもやりやすい」
テル「そう、R2はグリップ長が絶妙で、ホント一日投げ倒せる。普段はアンタレスMDDCにフロロ25lbを合わせてます」
タツヤ「ビッグベイトや大型プラグ全般にマッチングしますね。ビッグミノー、でかトップも操作しやすい。また感度もいいので、バルキーなセットのジグも好相性だったのが発見ですね」。
テル「ベストマッチはクラッシュ9で、ハドルトラウト8inとかもベスト。どこまで軽いものが投げられるか試してみたら、ライザーベイトもイケた。9gくらい?」
総評
テル×R2
テル「ボートシーバスでも、タイニークラッシュや250系を投げて釣りまくってます。ぶっこ抜く釣りにもいい。あとフロッグに良いんですよ! たらし長めでグランドスリザークとかを飛ばして、遠くでバイトがあってもフックアップしてカバーから引きずりだせます」
タツヤ×R2
タツヤ「最初に持ったとき、圧倒的な軽さが印象的でしたね…バランス!? 合わせたのはビッグシューターコンパクト(アブ・ガルシア)。35lbナイロンが全部出るくらい飛んだのも驚異的でしたね。ルアーがキビキビと動かせるので、フロロの撃ちモノ、底モノ用にも使いたい」
次回はDRTが誇る岸釣り長距離砲ロッドをご紹介します!
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!