【バス釣りLIVE配信】遠賀川で課題をクリアせよ!DAIWA STEEZ ルアータクティクス by 梅田京介!!



【この記事は随時更新しています!】
ルアマガプラス×DAIWAの特別企画『奥義継承 STEEZ LURE TACTICS LIVE』。このイベントはこれまでSTEEZブランドを支え、バス業界を牽引してきたプロスタッフが、自身のスキルを次世代のSTEEZバサーへと繋ぐ神聖なる「継承実釣」。トッププロのスキルを会得できるのか!本日は九州のメジャーリバー・遠賀川にてDAIWA若手スタッフ梅田京介が橋本卓哉プロから課されたお題に挑戦!ルアマガプラスでは実釣の模様を取材班が追跡し、完全実況でお届けします!

梅田京介がチャレンジするミッションは…?

STEEZスピナーベイト、STEEZスピナーベイトアスロック、STEEZポッパー、3つすべてのルアーで40アップを各1尾キャッチすること!

確かに時期はバス釣りに最高だし、ウメキョーさんは遠賀川のロコアングラー。当地を知り尽くしているはずとはいえ、いかに!?

詳細は以下の記事から!

梅田京介が参考にしているSTEEZルアーのハウツーはこちら!

実釣前の意気込みをどうぞ!

【6:06】最初のスポットは?

スタート地点の中間市役所河川敷駐車場から向かったのは、目と鼻の先にある新日鉄堰周辺。

ウメキョー「朝のうちにSTEEZポッパーで決めたいですね。昼から風が吹く予報なので、そこからは…」

そう、風が吹いたら(STEEZ)スピナーベイト&アスロック!

期せずして奥義継承の台本は決まった!

【6:15】猪突猛進

ウメキョー「追ってきたんですけど…うーん…。移動します!」

惜しくもバイトに至らず。しかし、まだゲームは始まったばかり。

歩き始めると…え!? なにその看板!?

ウメキョー「ココのイノシシは人懐っこいんで危険じゃないです。人によっては頭をなでたりしてますよ(笑)」。

マジで!?

【6:20】まずは1本目!(友人が)

狙いのエリアに到着すると、ウメキョーの友人Kさんがファイト中!

即座にランディングのお手伝い。そして、2人仲良くニコパチ撮影。

ウメキョー「遠賀屈指のワーム使いなんですよ、Kさん」

ウメキョーは今日、残念ながらワームを使うことはできない。

【6:35】STEEZアスロック初投入

湖岸沿いの表層をポッパーで探った後は、アスロックで中層もチェック。

奥義継承の師範代・橋本卓哉さんの教えをベースに、ウメキョーは果敢に攻めていく。

日の出時間が東日本より遅い、ここ福岡県。現在は、ちょうど太陽が昇ってきたところ。

既に日差しが強く、肌を突き刺し始めている…。

【6:50】そして朝イチ場に入り直し

あまりの暑さにジャケットを脱ぎ、クルマへ収納。既に遠賀川は初夏を越え、夏の様相だ。

ウメキョー「今年暑くなるの早いですね。梅雨はどこへ行ったのやら…」

この暑さ、遠賀川にはどんな影響が?

ウメキョー「このエリアの6月は田植えの季節なんです。ここ1週間くらい雨が全然降らないんで、シロカキの水が所々に残っていて…それを避けた場所を選ぶことが大切ですね」

汚れた水を回避できる場所、即ち流れが出る場所。それが今回のキーとなりそうだ。

朝イチに反応を得た場所をもう一度チェックなう。

【7:13】STEEZポッパーのタックル詳細

ロッドはリベリオン671L+FB。

ウメキョー「今季リリースのリベリオンです。本来はベイトフィネス用ですが、素直なテーパーが各種リグはもちろん、小型ハードベイトも使いやすいモデルですね」

ポッパー60Fのみならず、スピナーベイト1/4ozにも抜群の相性を見せるという。

なお、現在リールはアルファスAIRTW8.1 、ラインはSTEEZフロロtype-フィネス8lbだ。※タックルはすべてDAIWA。

初のクルマ移動なう。支流を目指す。

【7:24】行きがけの駄賃

支流へ行く前に、本流をもう1ヶ所。新幹線鉄橋の上流側へ。

ウメキョー「上流へ向かうほど水位が低い傾向。ここでは流れが当たるクイや岩の周りをポッパーで狙ってみます」

チョークした流れ、反転流、そしてシェード。師範代の教えに忠実、かつウメキョーオリジナルの特選スパイスを加えた展開だ。

【7:45】「早朝夕方は釣れる」説、否定派

ウメキョー「朝ってなかなか釣れないと思いませんか? そこにずっといる魚は朝でも釣れると思いますけど…」

大型を獲るアングラーからよく耳にするのが、朝夕は釣れない説。

ウメキョー「動く魚、元気な魚は、だいたい8時くらいから。もうちょっとですね」

あと15分で8時台に突入。ここまでは肩慣らし、ここからいよいよ本番だ!

【8:03】 中島橋まで徒歩移動

新幹線鉄橋エリアから少しずつ上流へ向かう。途中の立入禁止区間はパスして、中島橋の直下へ。

ウメキョー「想像以上にカレントがないですね…」

流れを求め彷徨う。なお、流れの目安となる最下流部河口堰の水門開閉時間を知る術はないのが、ここ遠賀川だ。

ウメキョー「脚で稼いで、自分の眼で確かめるしかないんです」

現場主義が功を奏す。歩かざる者、釣果を得ず…なのだ。

【8:30】STEEZスピナーベイト初登板

クルマ移動で、大橋〜菜の花堰間へ。

道中は支流の犬鳴川をチラ見するも水位は低く『どちらも水位が低いなら本流のほうがベター』とウメキョーは踏んだ。

沖に点在するストラクチャー、及び地形変化をSTEEZスピナーベイト3/8ozで探っていく。

8時台に1尾が欲しいところだ。

【9:05】陸王マニアならお馴染みの水路へ

こちらの水路は、昨年の陸王一部リーグ開幕戦で、リベリオンチームメイトの佐々木勝也さんがメインとしたスポットのひとつ。通称“菜の花水路(水門)”。

ウメキョー「うわ! メッチャ流れが出てる! こんなの見たことない!」

いよいよチャンス到来か!?

【9:15】水路出口、本流との合流部がアツい!

時に水面を見つめ、時に身を屈め、タイミングを見計らって鋭くシュート。ただ今、見えバスとの攻防中!

ウメキョー「1回(水面に)出ました!」

使用ルアーはSTEEZポッパー60F。フックアップはしていないため、まだまだチャンスはある!

【9:32】橋本卓哉師範代の教えを忠実に守るべし

スピナーベイト用としてのリベリオン661M/MLFBのみで歩き始めた このエリア。

ウメキョー「無理矢理ポッパー使ってました。本来の671L+FBに、ポッパー50Fを組み合わせてみようかと」

よりフィネスに攻めるべく、クルマへ戻る。

ウメキョー「フラッシングが効くカラーがいいな。師範代がおすすめの『タマムシ』あるかな…あった!」

ヨシ、コレで釣れたも同然だ!(希望)

【10:05】水分補給を経て戦線復帰

菜の花エリアで身体から絞り出した水分を回復すべく、コンビニへ寄ってから再び朝イチの新日鉄堰エリアへ。

ウメキョー「今回釣りをする最上流がさっきのエリアです。菜の花堰より上は、水位が低く、水の状態もわるいんです。ここ(新日鉄堰)より下流も考えてますけど、メインはやはりここになるかなと」

この春から遠賀川で水陸両用プロガイドとして活動し始めたウメキョー。ショアのみならず、オフショアからの見識をも深め、スーパーローカルとしての戦力を増強しつつある。

ウメキョー「今日はまだ釣れていませんが…(汗)」

ゲームはまだ始まったばかりだ。

【10:20】夏と言えば「THE激流」

本来ならこんな場所では、自身が開発したラピッズブレード(DAIWA)を使いたいところだろうが、今回ばかりはSTEEZスピナーベイトを投入。

ウメキョー「通し方は変わりません。ただラピッズブレードよりスピナーベイトは水を掴む部分が多いので、強い流れで狙ったコースを通しにくくなるのは事実。でも、今小さいベイトがいっぱい見えるんで、バランスを崩した瞬間にバスのスイッチを入れることができるかも」

激流の中から、ビッグバスが飛び出すのはもうすぐか!?

【10:35】日中はサイズとカラーをフィネスに

ウメキョー「ポッパーは小型の50F、スピナーベイトはこの風なんで軽くはせずにカラーをナチュラル系に」

タフな日中はスローも心がけ、逆に急激なスピードアップも武器になるという。

ウメキョー「ただ…ここはKさん(※朝イチ登場済み)が攻めた後なので、ルアーに反応してくれる魚はもういないかも(笑)」

Kさん、恐るべし。

【11:10】気分をリフレッシュすべく早めの昼休憩

遠賀川橋の東側すぐにある担々麺の人気店·・四川野郎さんで早めのランチタイム。

ウメキョーのお隣にいるのは、朝から登場のKさん。遠賀川への釣行の度に食べるほどハマっているとか。

しっかりパワーを蓄え、午後の部へと突入だ!

【11:32】まだ午後じゃないけど、午後の部スタート

エネルギーを存分に補給して、本日初となる支流の西川へ。

ウメキョー「ここは本流とは異なる質の魚がいます。海からのベイト(ボラやカニなど)がメインで、良いときはプロポーション抜群の個体もしばしば」

おぉ、期待価マックス!



【11:45】力強い巻き、安定した巻き、バーサタイルな巻き

リベリオン661M/MLFBにセットアップされたのは、アルファスSVTW800H。確かな巻きを約束してくれる、ウメキョーの愛機だ。

ウメキョー「Φ32mmのスプールで、85mmのハンドル。そしてコンパクトなサイズ感。僕はフロロ8〜12lbを使う、スピナーベイトはもちろん、ネコリグなどのボトムの釣りでも」。

巻きのみならず、撃ちでも盤石。

ウメキョー「リベリオンとのバランス感など相性も抜群! みんながよくやる釣りのほぼすべてをこの1台でカバーできます。もう手離せない、頼りになるバーサタイル機です」。

今や50機種を超えたロッドシリーズのリベリオン。その多くのベイトモデルにマッチする強い味方だ。

【12:00】水門周りを執拗に狙う理由

ウメキョー「この水門の中にめっちゃバスがいる(と思う)んです。今ちょうど干潮に向かうタイミングで、どんどん水位が低くなってるんで、魚も外へでてくる(はずな)んです。なので、もう少し粘ります」

場所場所の特徴を把握して、潮位変化も見据えたタクティクス。

流れの中をSTEEZスピナーベイト、流れが巻く場所をポッパー。それぞれを使い分けている。

ハーフタイム:午後は支流を絡めて狙う様子!

【12:40】正式に午後の部スタート

正午を過ぎて向かったのは支流の笹尾川。

ウメキョー「西川も、ここも黒川も、どの支流も水がわるいですね…」

既にTwitter動画をご覧になっていただいた通り、ウメキョーのテンションは高いままだが、如何せんフィールドが答えてくれない。

ウメキョー「お! 上流側は少し水がいい! 流れもある!」

今日イチの水質だ!

ウメキョー「バスの姿は見えませんが…」

うむ…。

【12:55】STEEZアスロックを最大限に活かすために

午前中は1タックルでSTEEZスピナーベイト&アスロックを兼用したが、午後はもう1セットを追加。

アスロック用ロッドは、リベリオン701MFB-G。7フィートのMアクション、グラスコンポジットモデルだ。

ラインはPEで、フロッグデュラセンサー3.5号。リールはスピナーベイトと同じくアルファスSVTW800Hだ。

ウメキョー「カバーに撃ち込むための高強度なPE。ただし、伸びが少ないので、グラスコンポジットのしなやかさで相殺」

対岸のブッシュが形成するオーバーハング下、シェードへ次々とアスロックが吸い込まれていく。手返し良く、より正確なウメキョーのテクニカルキャストがきっと正解を導いてくれるはずだ。

【13:20】再び西川へ行くも…

12時台に攻めた西川のエリアへ入り直すべく向かうも、諸事情で入れず撤退。即座に別エリアへ向かう。

ウメキョー「こんな時って、次の場所へ向かえとバス釣りの神様が言ってるんですか? 先週の陸王モバイル戦でオリキンさんが、へーーー! 諸先輩方のお話を聞くと本当にスゴイなって思います!」

なお、チームBLX・折金一樹さんの劇的ストーリーは、ルアマガモバイル(有料サイト)でお楽しみください。

ウメキョー「…神様いなかったです(笑)。移動します…」

え…。

【13:25】2度目の菜の花水路:

ウメキョー「流れが止まっていませんように…ヨシ、まだ流れてる!」

本日度目の菜の花水路。すると、ウメキョーが歩を緩める。

ウメキョー「あっ! 気付かれた…」

今回は本流との合流部のみならず、だいぶ上流側まで魚が上ってきている模様。

今度こそ!

【14:25】新日鉄堰周辺、本日3度目

ウメキョー「やっぱりココが今の条件に一番合っていると思うんです」

新日鉄堰エリア、そこは流れを伴う夏のド定番場。釣り場も広く多彩なシチュエーションを確かめることもできる。

橋の向こうには、朝イチに撮影した『イノシシ出没注意』の立て看板が見える。

残り2時間半、はたしてウメキョーは結果を叩き出せるのか!?

【14:45】風が勢力を増す、チャンスか!?

東絡みの風が遠賀川の西岸(=左岸)に吹き付け、プランクトンと共に小魚を寄せる好条件。

真夏並みの日差しで熱る肌を冷ます風は、ウメキョーに釣りの集中力を取り戻させる。

STEEZスピナーベイト&アスロックは、このタイミングこそが使い時。橋本卓哉師範代もそう教えてくれたはずだ。

では、最後の奥の手を使おう。師範代にコールだ!

【14:55】橋本卓哉師範代とのコール内容は?

ウメキョー「『ウメキョーが釣れなかったら、共倒れじゃん』て言われちゃいました…」

橋本師範代の解説をベースに、本日の実釣に挑んでいるウメキョー。つまり、一蓮托生。

ウメキョー「橋本さんの顔に泥は濡れない…。絶対に、絶対に獲る!」

ストップフィッシングまで残り2時間弱。挑め! 挑み続けるのだ!

【15:15】はじめましての黒川

ここまで車中から臨んではいたものの、実際に釣りをするのは本日初の流入河川。支流・笹尾川に注ぎ込むのがここ黒川だ。

水がわるいのを既に承知で挑んでいるのは、何か理由があるのだろうか。それとも迫りくるストップフィッシングに対する焦りか。

この時間から挽回かつ劇的な展開を見せることができるなら、ウメキョーは本物だ。期待してみたい。

【15:15】「今日イチ(魚が)おりそうな場所」

足下に見える小さな流れ出し。いかにもなスポット!

ポッパー50Fで落下した虫をイミテートするも不発…。

ウメキョー「黒川へ来たのは風が強くなりすぎたからです。風を避けるために」

なるほど、合点がいく。程なくして移動へ。

【15:47】ウメキョー行方不明!?

遠賀川橋の左岸に到着して、記者はタブレットで更新しながらウメキョーの後ろを歩いていると…。

前方にい・な・い…。

見失った…。

ウメキョーの生存確認まで、今しばらくお待ち下さいませ。

【16:09】ウメキョー発見! しかし…

エクストラヘビー級の藪こぎをして川沿いに出ると、遥か向こうにウメキョーの姿を発見!

しかし…そこまでたどり着ける道がない。元々、獣道さえないが…。

【14:25】生還!

ヤブの中から、無事に生還!

ウメキョー「新日鉄、いきます!」

ヨシ、ラストスパートだ!

【16:30】笹尾川に到着

新日鉄へ行くも駐車スペースがないほどに釣り人口が過密化!

即座に笹尾川へと目的地を変更。到着なう。 

【16:35】最後の最後に一発あるか!?

橋脚&円柱の周りをSTEEZポッパー50Fでスローかつ丁寧に探っていく。

流れこそないが、そこにはシェードと静寂。居付きが水面にもんどり打って出てきそうな気配…。

【16:48】「うぁ、追ってきた!」

ポッパー50Fでひとしきり水面を攻めた後、アスロックにスイッチするやチェイスを確認!

ウメキョー「食ってくれよぉー!」

本日初の接近遭遇。残りあと12分!

【17:00】ストップフィッシング

『“負け”が俺を強くする』。

とある高名なプロアングラーはある時、こう語ったことがある。

今日の失敗を引きずるな、未来の糧とせよ。ただし、その悔しさは絶対に忘れるな。そんな意味が込められている。

しかし、公約は忘れていけない。守るべきだ。

罰ゲーム開始まで今しばらくお待ち下さい(笑)。

実況終了! 恐怖の罰ゲームは…?

残念ながら、今回はお題未達成となってしまったウメキョーさん。しかし、某アングラー氏の言う通り、この1日を糧としてさらなる飛躍を目指してくれるに違いありません!

…とはいえ約束は約束。罰ゲームはDAIWAプロアングラーモノマネ三連発! どうぞ、ご笑覧あれ(なお編集部内ではわりと好評でした)。