上流を目指して遡行する夏の渓流釣りはハードワークが必要とされる。となれば、タックル以上に釣り場で快適に過ごすための“装備”が重要になってくる。今回はウェーダー関連アイテムを主力とするパズデザインのスタッフ3名の釣行に同行。いわば渓流装備のプロたちの、“夏渓流スタイル”を紹介していこう! 其の一は吉島一郎さんの定番ウェーディングスタイルから!
【渓流スタイル其の一】定番のウェーディングスタイル
ウェーダーとベストの組み合わせで参戦の吉島さん。渓流釣りで最もスタンダードなスタイルだろう。「ルアー専用ベストと行動的かつ快適なウェーダーで軽快に釣りを楽しめます!」
【Profile】
パズデザイン ・吉島一郎(よしじま・いちろう)
パズデザインに10年以上在籍。渓流釣り歴は約30年以上。中でも渓流と本流の釣りをこよなく愛する。出身地である岐阜県のフィールドがホームになるが、北は北海道から南は九州まで、全国各地の鱒釣りフィールド情報に明るい。
ピックアップアイテム
【1】BSフィットハイウェーダー
サスペンダーを排除した“サスペンダーレスチェストハイ”仕様の透湿ウェーダー。腰への負担や肩こりが解消されストレスなくキャスティングや遡行ができることはもちろん、腰回りをクロロプレンのマジックテープでホールドし、インナーをドローコードで締めるだけで脱ぎ履きできるので、行動派のアングラーにもおすすめしたい逸品。足上げしやすい立体裁断パターンも地形変化の多い渓流域の釣りをサポートしてくれる!。こちらは吉島さん自身が発案&開発したものでもある。
【2】TRプラッギングベスト
大型ルアーケースが収納できるメインのフロントポケットや、ふくらみを抑えた胸元のサイド開口式ファスナー、背面の凹凸をおさえたボトルホルダーなど、トラウトルアーマンの理想を突き詰めたベスト。
【3】ライトウェイトウェーディングシューズ(FE)
軽量化と快適性を追求しつつ、ソールの屈曲性や足裏感度にまでこだわった。価格も17,600円(税込)とリーズナブル!
釣りを楽しみつつ、コーヒーブレイクもいれつつ、仲間と楽しむ渓流スタイル
訪れたのは福井県は九頭竜川水系のとある支流。清冽な流れの中を釣り歩く釣り人たち。定番のウェーディングスタイルは言わずもがな、ライトに楽しむならライトウェーディングスタイルもアリだろう。梅雨が明け日差しが強くなれば、水を感じながらのウェットウェーディングスタイルで遡行するのもまた、渓流釣りの醍醐味。
【其の二】ではより軽快なウェーダースタイルを紹介
【其の三】では“水の温度を感じながら渓流を楽しむ”ウェットウェーディングスタイルを紹介(近日公開!)
あなた好みのスタイルをぜひ見つけていただきたい!
新作ミノー「TAGIRI」の記事はこちら!
今回はパズデザインからリリースされるウッドミノー「TAGIRI」の実釣テストも兼ねていた。そちらの情報は以下のリンク先からチェックできるぞ! 渓流のアップストリーム専用というかなり尖ったアイテムだ!
パズデザインのサイトはこちら!
『ルアーマガジン・リバー』最新情報
『ルアーマガジン・リバー』2022年4月号は2月21日発売!
『ルアーマガジン・リバー』2022年4月号は特集2本立て!
まず1つ目は「サクラマス」。2021年のメモリアル釣行から、今シーズンの展望、海ザクラまで幅広いテーマをまとめてみました。幻の魚とも称される鱒をエキスパートたちがどう攻略していくのか、注目してみてください!
そしてもう1つの特集が「鱒新製品大解剖」です。今期注目のアイテムをエキスパートたちの実釣を交えた解説で詳解! このほか、100周年記念のカーディナルなど、トラウトシーズンを彩る情報満載の1冊となっています!
- 発売日:2022年2月21日
- 定価:1,980円(税込)