上流を目指して遡行する夏の渓流釣りはハードワークが必要とされる。となれば、タックル以上に釣り場で快適に過ごすための“装備”が重要になってくる。今回はウェーダー関連アイテムを主力とするパズデザインのスタッフ3名の釣行に同行。いわば渓流装備のプロたちの、“夏渓流スタイル”を紹介していこう! 其の二は飛田俊一郎さんのライトウェーダースタイル!
【渓流スタイル其の二】“ライト”ウェーディングスタイル
飛田さんはストラップレスのチェストハイウェーダーと超軽量コンパクトなベストの組み合わせ。「渓流にはそれほど多い荷物を持ち込まず、とにかく上流を意識してラン&ガンで探りたいですよね」
【Profile】
パズデザイン ・飛田俊一郎(ひだしゅんいちろう)
パズデザインのフィールドスタッフ。富山県出身で、遠征釣行にも積極的。渓流からサクラマスまで幅広いジャンルの釣りに精通しており、今回訪れた岐阜県も実はよく訪れる釣り場。メバルなどライトソルトの釣りも得意とする。
ピックアップアイテム
【1】メッシュパックベスト
機能満載かつ着心地抜群のコンパクトなパックベスト。ウェーダーの釣りにも、ウェットウェーディングの釣りにも最適なアイテムだ。各ベルトでサイズ調整が可能。
【2】BSフィットハイウェーダー
サスペンダーを排除した“サスペンダーレスチェストハイ”仕様の透湿ウェーダー。腰への負担や肩こりが解消されストレスなくキャスティングや遡行ができることはもちろん、腰回りをクロロプレンのマジックテープでホールドし、インナーをドローコードで締めるだけで脱ぎ履きできるので、行動派のアングラーにもおすすめしたい逸品。足上げしやすい立体裁断パターンも地形変化の多い渓流域の釣りをサポートしてくれる!
【3】フェイスガード
伸縮性に優れ、肌触りのよい「トリノクール®CF」を使用したフェイスガード。高い消臭性能および消臭機能の継続性、さらにUVカット性能も兼ね備える。カラーは3色展開。
釣りを楽しみつつ、コーヒーブレイクもいれつつ、仲間と楽しむ渓流スタイル
訪れたのは福井県は九頭竜川水系のとある支流。清冽な流れの中を釣り歩く釣り人たち。定番のウェーディングスタイルは言わずもがな、ライトに楽しむならライトウェーディングスタイルもアリだろう。梅雨が明け日差しが強くなれば、水を感じながらのウェットウェーディングスタイルで遡行するのもまた、渓流釣りの醍醐味。
あなた好みのスタイルは見つかっただろうか!?
次回は『夏渓流必須装備シリーズ【其の三】水温を感じながら遡行するウェットウェーディングスタイル』をご紹介致します。乞うご期待!
新作ミノー「TAGIRI」の記事はこちら!
今回はパズデザインからリリースされるウッドミノー「TAGIRI」の実釣テストも兼ねていた。そちらの情報は以下のリンク先からチェックできるぞ! 渓流のアップストリーム専用というかなり尖ったアイテムだ!
パズデザインのサイトはこちら!
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まず1つ目は「サクラマス」。2021年のメモリアル釣行から、今シーズンの展望、海ザクラまで幅広いテーマをまとめてみました。幻の魚とも称される鱒をエキスパートたちがどう攻略していくのか、注目してみてください!
そしてもう1つの特集が「鱒新製品大解剖」です。今期注目のアイテムをエキスパートたちの実釣を交えた解説で詳解! このほか、100周年記念のカーディナルなど、トラウトシーズンを彩る情報満載の1冊となっています!
- 発売日:2022年2月21日
- 定価:1,980円(税込)