夏渓流必須装備シリーズ【其の三】水温を感じながら遡行するウェットウェーディングスタイル



上流を目指して遡行する夏の渓流釣りはハードワークが必要とされる。となれば、タックル以上に釣り場で快適に過ごすための“装備”が重要になってくる。今回はウェーダー関連アイテムを主力とするパズデザインのスタッフ3名の釣行に同行。いわば渓流装備のプロたちの、“夏渓流スタイル”を紹介していこう! 其の三は小嶋孝さんのウェッチウェーディングスタイル!

【渓流スタイル其の三】ウェットウェーディングスタイル

“濡れながら遡行する”ウェットウェーディングスタイルで参戦の小嶋さん。バックパック付きのベストには、食糧や飲み物、バーナー、コッヘル、一眼レフなど色々な荷物を詰め込んだ。

【Profile】

パズデザイン ・小嶋孝(こじま・たかし)

パズデザインスタッフ。ウェーディングギアやアパレルの開発に大きく携わる。前職が釣具店スタッフということもあり幅広い釣りに精通するが、近年は渓流ルアーフィッシングにどハマり。自社製品のテストも兼ねて、各地の渓流フィールドを開拓中。

ピックアップアイテム

【1】2WAYフロートパックベスト

トラウト用のフローティングベスト(FTGシリーズ)とバックパックが合体! ウェーディングスタッフやロッドを取り付けるホルダーアクセサリー用のDカンが付属しており、使い勝手も抜群。この日もカメラやウェーディングスタッフ、食糧、飲み物、バーナーなどを現場に持ち込んでいた。

バックパックの中身はこんな感じ

パズデザインの小嶋さんが着用するパックベストは収納力抜群! ちなみにこの日にフィールドに持ち込んでいたのは、以下のアイテム。

A:ウェーディングスタッフ B:水 C:リールケース D:クッカー類 E:バーナー F:シグボトル G:サイフや車のキー(ジップロック) H:一眼レフ(防水バック利用) I:ポケットティッシュ J:ポイズンリムーバー

【2】ウェットゲーターII

前作に改良を加えたリニューアルモデル。膝上にズリ落ち防止のグリップ力の高い素材を採用するなど、現場の意見が随所に反映されている。

【3】ストレッチショーツ

ウェットウェーディングスタイルに最適な速乾・撥水加工のショートパンツ。ポケットはサイドに2つヒップにひとつ左右にはカーゴポケットを配置するなど、収納力にも優れる。

【4】ストレッチパーカ

朝夕の肌寒いシーンや藪漕ぎの際に1枚あると便利な速乾、撥水、ストレッチの要素を取り入れたパーカ。着心地も抜群!

【5】サンシェードグローブ

伸縮性に優れ、肌触りのよいトリノクール®CF」を採用した夏特化型グローブ。吸水・速乾性にも優れており、とにかく乾きが速いという特徴のほかに、手のひらの部分にPazdesign独自の“濡れるとグリップ力がアップする”素材・NEW POWER GRIPが採用されているので、グリップ力も抜群! さらに、UVカット効果までも持ち合わせる究極のフィッシンググローブだ。

釣りを楽しみつつ、コーヒーブレイクもいれつつ、仲間と楽しむ渓流スタイル

訪れたのは福井県は九頭竜川水系のとある支流。清冽な流れの中を釣り歩く釣り人たち。定番のウェーディングスタイルは言わずもがな、ライトに楽しむならライトウェーディングスタイルもアリだろう。梅雨が明け日差しが強くなれば、水を感じながらのウェットウェーディングスタイルで遡行するのもまた、渓流釣りの醍醐味。

新作ミノー「TAGIRI」の記事はこちら!

今回はパズデザインからリリースされるウッドミノー「TAGIRI」の実釣テストも兼ねていた。そちらの情報は以下のリンク先からチェックできるぞ! 渓流のアップストリーム専用というかなり尖ったアイテムだ!



パズデザインのサイトはこちら!

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