タフ且つ軽量!“絶対的安心感”のある唯一無二のベイトリール『ジリオンSV TW(DAIWA)』を世界で戦う北大祐が語る!



現在は日本を飛び出し世界で活躍するバスプロ・北大祐さん。彼がベイトロッドにセットするリールの8割がジリオンSVTWだという。このリールのどこがスペシャルなのか、渡米直前の忙しいタイミングであったが、このリールの率直な感想を語ってくれた。 

【Profile】

北 大祐(きた・だいすけ) 

国内タイトルを総なめにしてきた最強トーナメンター。2019年度からは海外へ活躍の場を移し、B.A.S.S.バスマスターオープンなどに参戦。すべての釣りを高次元にこなすが、なかでもクランクベイトやスピナーベイトなど巻き物に絶対的な自信を持つ。 

一気に2~3段階の進化を遂げた完成度の高い汎用性リール 

魚を掛けた状態でもぐんぐん巻き上げられる 

――すでに各方面から好評を得ているジリオンSVTWですが、北さんが使ってみての印象はいかがでしょうか? 

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「このリールは最初に使った時から高い完成度に驚きました。ジリオンSVTWは今では僕のメイン機。どの釣りにも高次元に対応できますし、酷使してもトラブルや不具合もない。これまで1年ほど、海外を含めいろいろな場所で使っていますが、1台もギアがゴロついたりといった不具合はありません」

「自分が感じるこのリールの大きな恩恵は、SVブーストとハイパードライブデジギア。これまでのDAIWAのリールが階段を一歩づつ進化していったのが、ここで一気に2〜3段ジャンプアップして進化したような印象を受けます。使い込んでいっても初期性能が落ちる印象はないし、これ以上の汎用リールは、この先しばらく出てこないんじゃないかってくらいの完成度になっていますよ」 

――では具体的にどんな時にSVブーストとハイパードライブデジギアによるメリットを感じますか? 

「SVブーストですが、まずキャストの抜けがとにかく良い。肌感覚として、フルキャストで10mくらい飛距離が伸びているんじゃないかと思いますね。初速はもちろん、最後の失速がないんです。マグネットブレーキは、キャスト中に常に一定のブレーキがかかっていることが多く、ルアーが後ろ髪を引っ張られている印象を受けることもあった。でも、SVブーストになって、2段階のインダクトローターの動きが可能になった。これにより、ルアーが最後に伸びるようなキャストフィールになっているんです。ラストにスッと伸びてくれるというか」 

そして、ギア駆動部のハイパードライブデジギア。 

「これはギアの噛み合わせの接地面を上げて、より精密にしている機構のこと。これにより、シルキーな巻き心地と、パワフルな巻き上げを実現しているんです。魚が掛かった状態、負荷が掛かった状態でもスムースに巻いてくることができるんですよね。これもこのリールの衝撃的なところでした。

リールの自重は175gと軽量。本来、軽いリールはトルクが生まれにくい。軽快さはあるけど、巻きトルクは無い。でも、このリールはしっかりとトルクがあるんですよね。負荷が掛かると、どうしてもそちらに負荷が発生する方に降られれしまうんですが、ジリオンSVTWはしっかりと巻き上げてくることができる。ボディは軽量なのに、SUVの車のように抵抗が掛かっても前にズンズン進んでいくようなイメージですね」 

撃ちから巻きまで、PEラインの使用にも高次元にマッチ 

アメリカの荒れた湖上でもへこたれないタフネス 

――では、どんなルアー、用途にこのリールを使っているのでしょう? 

「ジリオンシリーズはもともと、ベイトフィネスのように軽いものを投げるというよりは、中量級ルアーをメインとした釣りにマッチしたリールです。なので用途としてはド真ん中。今では、普段ボート上に並べるベイトロッドの、8〜9割はこの新しいジリオンSVTWをセットしています。

そのほかに、グラスロッドでマグナムクランクを使う場合などはリョウガをセットしたり、という感じですね。ルアーが大きくなると、どうしてもルアー抵抗で手元がブレるのでリールもある程度の重さも必要になってきます。でも、そういう場合以外は、ジリオンSVTWで問題なくカバーできます。撃ちも巻きも、ワーミングもプラグも、すべてこのリールでいけますね。フロロラインだけでなく、PEラインを使ってフロッグやパンチングなどに使っても全然大丈夫です」 

――日本だけでなく、アメリカでもこのリールを使っていますよね。 

「はい、日本でもアメリカでも、同じリールを使って過ごしてきました。アメリカではラフウォーターも多いし、荒れた湖上を長時間走ることもざら。カバーを撃つにしても、カバーが日本以上に分厚いということもあります。なので、どうしてもリールには大きな衝撃が加わってしまいます。そこでリールが壊れたり不具合が出ていては勝負にならない。もし試合中に不具合が出てしまうようでは、道具として話になりません。

しかし、このジリオンSVTWはずっと同じものを使って、オーバーホールもできていないにも関わらず、まったく問題なく使えています。軽量なのにここまでタフなのは本当に心強いです。本当に完成度の高いリールになっているので、みなさんもぜひ使ってみてください。きっと手放せないリールになると思いますよ!」 



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