激タフな旧吉野川でも効いた一撃必中・ネバリスト戦略とは!? 【陸王オープン&ダービー覇者のロコ・ザ・シークレット】



デカバスを揃えなければ決勝に進むことができないハイレベルな戦いが毎年繰り広げられる陸王オープン&ダービー。昨年の各ブロック優勝者7名がここに集結。夏にデカバスを釣るためのマル秘テクニックを特別に公開。ちょっと季節は外れるが、オープン&ダービー上位選手の思考法は要チェック!

【Profile】

祖川 遼(そがわ・りょう)

四国全域をホームに「琵琶湖のついでに五三川も」と、約100キロが近所感覚(? )。アクティブ過ぎる期待の若手だ。1999年7月26日生まれ(22歳)、徳島県出身。

陸王ダービー戦績:2020 Dブロック優勝

ネバリストは春だけじゃない、夏でも威力!

祖川さんが昨年ふと気付いて、好釣果をもたらしたのがこんな釣り方。そのフィールドは旧吉野川だったという。

祖川「自分があちこち動き回って魚を探すより、良い場所には必ず魚が回遊してくるんだなと。わりとクリアな水質なので可能なワザです。その一方で、バスに気付かれないように気配を消すことも大切」

ヤブ蚊の猛攻を受けても微動だにせず、ひたすら待つ。やがて訪れる至福のひと時のために。THE GAMANの釣り、ネバリストだ。

祖川「インレットなら流して放置。なるべくラインを見せないように。食わないなら、目の前でシェイク、もしくはピュッと」

ニュートラルバスに強制バイトスイッチをONだ!

具体的な作戦

●エリアチョイス:流れの当たるカバー周りで“合わせ技”

祖川「やはり夏なので水通しの良いカバー周りですね。カバーを直接撃つのもアリですし、流れのヨレにいる魚をサイトで狙うのもアリです」

●釣り方・アプローチ:フォール時、ブレードの輝きと振動で!

祖川「バスに気付かれない距離を保って、ひたすら回遊してくるのを待ちます」

男は黙って我慢の釣り!

祖川「食わせやすいカバーに入った瞬間を見計らって撃ちます」。

一撃必中作戦だ。

●マストルアー: マグナム2WAY(レイドジャパン)*1WAY仕様 「1粒で2度美味しい2WAYを活用」

フック:ブレーディングパイルドライバー#4/0~5/0(ZAPPU)

祖川「去年初めて旧吉野川へ行って、あれこれ試しているうちに見付けた釣り方です」

何と初釣行で!?

祖川「カバーに撃つだけでなく、インレットでのドリフトにも効果的です。ボリュームが有ってブレード付きなので、ゆすってみたり撃ちなおしてカバーにしっかりと入れ込みます。スモラバでも代用できますよ」



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