デカバスを揃えなければ決勝に進むことができないハイレベルな戦いが毎年繰り広げられる陸王オープン&ダービー。昨年の各ブロック優勝者7名がここに集結。夏にデカバスを釣るためのマル秘テクニックを特別に公開。ちょっと季節は外れるが、オープン&ダービー上位選手の思考法は要チェック!
【Profile】
梅田大地(うめだ・だいち)
昨季のオープンCC(=チャンピオン・カーニバル)は惜しくも30グラム差で次点。今季の再挑戦に燃える! 1987年6月23日生まれ(34歳)、茨城県出身。
陸王オープン:2020 Aブロック優勝
リスクを冒してでもオープンフックで獲れ!
梅田「護岸際でカエルが登ろうとしているのを見かけませんか? アレをそのままルアーで演出します」
登っては落ち…を繰り返す、小さなカエルをイミテート。繊細なアプローチに加え、キャスト精度も問われる高度なワザだ。
梅田「オフセットフックでは、賢いでかバスは出ても乗りません。多少リスクを冒してでもオープンフック。なるべくお尻側にセットしたほうがより効果的です」
この夏は、水門と同化して、忍者の如くでかバスを狙うべし!
具体的な作戦
エリアチョイス:「敢えて流入河川以外を狙ってみるのも手」
梅田「どこにでもある水門です。可能なら定期的に水が動くタイプがいいですね」
裏に機場がある等がその目安だ。
梅田「夏は冷たく、それ以外の季節は温かい水が流れる水門が理想ですよ」
釣り方・アプローチ:「いきなり護岸に立たず、土手の上から」
梅田「そっと近寄って、なるべくプレッシャーは与えないように」
マッディとはいえ人の気配には敏感なのがバス。
梅田「魚が見えなくても、必ずそこにいると仮定してアプローチします」
マストルアー:野良ガエル(ティムコ)「水門前の護岸両脇にPEで吊るし」
梅田「チョーチンです。手すり下にあるコンクリの角にある微かな凹凸(?)にPEを掛けて、護岸に這い上がろうとするカエルを演出」
代打としてスクーパーフロッグ(ボトムアップ)も用意。
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ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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