熱血岸釣り機動戦士・佐々木勝也さんの愛竿といえば眩いオレンジのDAIWAリベリオンだが、そこにセッティングする愛機の主軸が『ジリオンSV TW』。フィールドを縦横無尽に駆け巡り、現場の最大級を常に狙う佐々木さんはなぜ今、ジリオンを選ぶのか。そしてどんな釣り方に使っているのか。3つのケーススタディでご解説いただこう。
【Profile】
佐々木勝也(ささき・かつや)
東日本バスフィッシングの聖地・霞ヶ浦の畔へと移住して早5年。日々フィールド修行を積み重ね、今や国内を代表する陸っぱり戦士のひとりとして数えられる強者だ。ベイトパワーゲームとスピニングPEフィネス、両極端なアプローチ軸とするスタイルで現場の最大級を狙い撃つ。岩手県出身。
1000HL=ギア比7.1が主軸「陸っぱりのバーサタイル機」
佐々木「僕が使うジリオンSV TWは『1000HL』の1択です」
佐々木勝也さんはこう断言。愛竿リベリオンは各用途によって使い分けるが、ベイトリールに関しては21ジリオンSV TWが主力となり、中でも『ギア比7.1』の1000HLを溺愛している。
ジリオンSV TWには5.5(1000P/PL)、6.3(1000/L)、7.1(1000H/HL)、8.5(1000XH/XHL)といった4つのギア比に左右ハンドルモデル、合計8モデルが揃う。
そんな中で佐々木さんは、なぜ巻き取り長さ『ハンドル1回転75cm』の1000HLを選ぶのか。
佐々木「僕の主戦場は陸っぱり。岸からの釣りではたくさんのタックルを持ち歩けないので、撃ちにも巻きにも対応できる『速いけど、速過ぎないギア比』が理想。1タックルでなるべく多くの釣りを楽しみたい。僕にとって『バーサタイルなギア比』が7.1なんです」
後ほど佐々木さんにジリオンSV TWによる3つの出番を語っていただくが、そのバーサタイル性能が実によくわかるのでぜひ読み進めていただきたい。
佐々木「通常の撃ちや巻きのみならず『ボディ剛性が高い』のでヘビーデューティな釣りにも万全です。あとは、やはり『遠投性能』。沖の障害物や小規模河川の対岸を狙う際など、強い味方になってくれますね」
前者は『HYPERDRIVE DESIGN』、後者は『SV BOOST』。それぞれジリオンSV TWに搭載された最新鋭の機構が威力を発揮していることは言うまでもない。
佐々木「今年(=2021年)はジリオンSV TW1000HLに助けられた場面が多かったですね。例えば……」
それでは、佐々木さんの使いこなし術・3ケースを語っていただくことにしよう。
Case.1:ラバージグの撃ち「撃ちからのジグストで多用」
佐々木「まずはジグの釣りですね。ピッチングで近距離を撃っていくこともあれば、対岸のカバー下へスキッピングで狙うことも。そんな時に頼りになるのが、SV BOOSTの性能です」
2段階に可変するインダクトローターによって、さらなる飛距離が注目されているSV BOOSTだが、アドバンテージはそこだけではない。
佐々木「SVと名が付く通り、かつてのジリオン同様にライントラブルが少ない。バックラッシュを気にせず撃ち続けること、つまりは迷いのないキャストを繰り出せるので、よりアグレッシブな攻めができます」
キャストにおいて躊躇いは百害あって一利なし。信頼できる愛機だからこそ、大胆な攻めも可能となるのだ。
佐々木「例えば霞ヶ浦水系のアシ際や、ブッシュがオーバーハングした場所など何らかの障害物周り撃つなら1000XHL(ギア比8.5)。確かに、撃つだけなら、ソレも良い手ですね」
しかし、佐々木さんの場合、撃ちにもギア比7.1の1000HLを使う理由がある。
佐々木「ジグを撃った後に、ジグストへと繋げることも多いんです。そうなると、速過ぎるギア比より7.1くらいの方がリズムを掴みやすいんですよ」
ロッドをシェイクしてジグに生命感のある動きを伝え、リールでは余ったラインスラックを回収。ミドストのラバージグ版。ラインでジグを引っ張り過ぎない絶妙なギア比がマッチするのだという。
【佐々木勝也・ラバージグ用タックル】
- ルアー:カバージグSS 8・10、14g+STEEZホグ3.6in or ポーク
- ロッド:リベリオン731HFB
- リール:ジリオンSV TW1000HL
- ライン:モンスターブレイブZ18lb
佐々木「ロッドは僕にとってのジグ専用竿。カバーを撃つのでラインはやや太めのフロロカーボンライン18lbを組み合わせ、2kgアップを抜けるパワーを持ち合わせています」
※すべてDAIWA
Case.2:1.5oz級ビッグベイト「ショートピッチ軸に、時に遠投」
佐々木「ビッグベイト、それも1.5ozクラスでデッドウォークやスローリトリーブで使うタイプで、近距離戦を主軸に、時に遠投でも使います」
佐々木さんはS字系を除くビッグベイトゲームで「ジリオンSV TW1000HL」を多用。彼の得意な釣りスタイルのひとつでもある。使うロケーションはアシ際や水門周り、護岸沿いなどで、その日その場から導き出された場所で繰り出される。
佐々木「ピッチングのアプローチではスムーズにラインを送り出し、ビッグベイトにちょうど相性が良いですね。何より、ヒットして掛けた後のポテンシャルが凄い!」
優れたボディ剛性かつ確実な巻き上げを実現。どんなモンスターにも主導権を与えない。
佐々木「相手にパワー負けすることがないですね。安心感のあるファイトができます。軽快なキャストフィールと強さを併せ持つ頼もしい愛機です」
ここまでの佐々木さんの使用ケースを見ると、比較的重めのルアーでジリオンSV TWが登板。しかし、それだけが出番ではない。
佐々木「僕の場合、3/8oz(約11g)以上のルアーやリグがメインではありますが、5〜7gの平均的なウェイトでももちろんぶっ飛びますのでご安心を」
今回は飽くまでも佐々木さんならではの使用ケース。ジリオンSV TWは様々な釣り方に対応可能なのだ。
【佐々木勝也・ビッグベイト用タックル】
- ルアー:ビッグベイト ※プロト
- ロッド:リベリオン691HFB-SB
- リール:ジリオンSV TW1000HL
- ライン:モンスターブレイブZ20lb
佐々木「ロッドは極端なファストテーパーで突発的なバイトにもティップが入り込んでしっかりと乗せてくれます。プロトのビッグベイトは現在開発中ですので、来春の発表まで今しばらくお待ちください(笑)」
※すべてDAIWA
Case.3:羽根モノゲーム「減水時は大遠投で沖狙い」
佐々木「羽根モノに使うロッドはビッグベイト用と同じです。これぞ、ジリオンSV TWのバーサタイル性の高さがわかるタックルセッティングだと思います」
リール、ロッドのみならず、ラインも全く同じ。佐々木さんが釣り場に必ずと言って良いほどに携行するタックルのひとつだ。
佐々木「使い方はビッグベイトと同じく、ショートピッチがメインで、あとはスロー〜デッドスローでのリトリーブ。時にポーズも」
先日のバンクフラッターフィッシュ⚡️移動してポイント入って1投目でした😄派手なバイトと、そしてエグい「バイト音」が見事でした!夏よりも遥かに秋の方がトップに反応が良いのでアグレッシブなバイトが楽しめます‼️例年の霞水系だと11月中盤〜終盤くらいまではトップゲームが楽しめます😄 pic.twitter.com/rc7blJF17x
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) September 24, 2021
近距離戦で多用するだけではない。
佐々木「霞ヶ浦水系の減水時は、沖にフルキャストして狙うことが多いですね。例えばシートパイル(鋼矢板)の先端。こんな時こそ、ジリオンSV TWのSV BOOSTの威力が発揮できます!」
遥か彼方のスポットへ迷いなくぶっ飛び、正確に着水が可能。そしてルアーの操作へ。
佐々木「ピンで移動距離を抑えた誘いをしたいので、デッドスローリトリーブが基本。遠くのルアーとはいえ、速過ぎるギア比だとデッドスローは出しにくい。だから、僕は7.1の1000HL」
佐々木さんにとって、他のギア比は要らない?
佐々木「唯一あるとすれば、スピナーベイトのスローロールでよりゆっくり巻きたい時に1000L(ギア比6.3)が欲しい時はありますね。でも、それもボートの時がメインですので、陸っぱりなら7.1のジリオンSV TW1000HLで間違いないです」
霞ヶ浦水系を始めとしたマッディシャローアングラーの皆さん、ぜひご参考に。
<佐々木勝也・羽根モノ用タックル>
- ルアー:バンクフラッター
- ロッド:リベリオン691HFB-SB
- リール:ジリオンSV TW1000HL
- ライン:モンスターブレイブZ20lb
佐々木「小場所ではロッドがやや長く感じる? ならば、一歩下がれば良いだけですよ。僕にとってビッグベイト&羽根モノの釣りでは、ジリオンSVTW1000HLは絶対に欠かせません」
※すべてDAIWA
ジリオンと共にフィールドを駆け巡る佐々木さんの実釣模様を見たければ「Ultimate BASS by DAIWA」をチェック!
ジリオンSV TWに関する記事はこちらも要チェック!
- 1
- 2