近年、その類まれなる食わせ能力で注目を浴びているスピナベサイト。川村光大郎氏を始めとした多くのプロアングラーが全国のハイプレッシャーフィールドで圧倒的な釣果を叩き出しいている。そのスピナベサイトをスピンテールに応用した「スピンテールサイト」に最適なルアーをティムコスタッフの大津氏が紹介。
スピナベサイトを応用した高速メソッド
大津「元はスピナベサイトです。スピナベサイトって、逃げていくバスも食ってしまう衝撃的な釣りでしたね。川村光大郎さん、凄い! その延長線上で、めちゃくちゃ釣れたのがスピンテールジグでのサイト。実は僕の弟が発祥で、教えるけど劇的に釣れるからヒミツにしてくれと(笑)。それで2021年に解禁しました」
【Profile】
大津清彰(おおつ・きよあき)
ティムコ社員として、クリッタータックル・野良シリーズなどヒット作をリリース。フィールド業務も加速度的に増え、今や夢の職業に⁉ 胃の内容物調査を始めアカデミックなアプローチも欠かさない現場主義者だ。
ライオットブレード(ティムコ)
フロント下方へ伸びた2本のワイヤーがリップ替わりとなり、カバーをかわすスピンテールジグ。
大津「スピナベはスピードを出すのが苦手。速さがいいときはコイツでスイッチを入れていく。バスの吸引力に対してコレが重いときはスピナベサイトで」
極小スピナベサイト
キュアポップスピン(ティムコ)
大津「バスがデカいスピナベに見慣れているので、この小ささで恐ろしいほどの反応を見せることがある。トレブルフックを装着しているのは、単純にフックアップ率が上がるから」
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!