最新バス釣りワーム読者投票人気ランキング【ルアーマガジンT.O.Y.2021】

LM：ソフトルアー部門は、カバースキャットが1位でした。

長谷川：順当な結果ですね。いまだに超人気で販売する日は大行列ができます。

LM：琵琶湖艇王で冨本タケルさんがボコボコに釣りまくったのは衝撃的でしたね。確かに普通に店頭で売ってるのを見たことがほとんどありません。

長谷川：あと、サカマタシャッドが8位なのは、アメリカのトーナメントに行ってる選手の影響がすごくあると思う。

LM：松下雅幸さんは2020年にサカマタシャッド8inでバスマスターオープンで優勝して、その存在はアメリカでも話題になっていたようです。

長谷川：沈み蟲2.2inが2位なのは想定外でした。

LM：関西では品切れ続出らしいです。関西の人が関東のショップに行く機会があって、お店で並んでた沈み蟲2.2inを全部買ったという話も聞いたことがあります。

千藤：やはり関西では、村上晴彦さんや赤松健さんの人気が根強いんでしょうね。

LM：沈み蟲2.2inは2019年が29位、2020年は13位、今年は2位と順調にランキングが上がってます。

千藤：沈む虫の釣り自体は自分がガイドをしている桧原湖や関東のリザーバーだと2年ほど前からは定番化しているけど、西日本では最近流行し始めたのかも。

長谷川：お店ではブルフラットやギルフラットのような、フラット系ワームが最近また売れています。フリーリグとかジグトレーラーで使って釣れた人が買ってるみたいです。レッグワームが昨年2位から5位に落ちたのは、亀山ダムがパワーダウンしたせいもあるのかなと。

LM：確かに、週末は1日500艇とか出てますからね……。

長谷川：ゲーリーつながりだと、ヤマタヌキはお店でめちゃくちゃ売れましたよ。去年1番売れたワームかもしれません。

LM：ヴィローラは20位ですけど、特に琵琶湖界隈のショップでは昨年は品薄でした。にっしぃさん（西平守良さん）がガイドで釣りまくってましたからね。

長谷川：津久井湖でも結構釣れてるみたいですね。

千藤：サカマタシャッドは桧原湖だと5inがめっちゃ釣れました。4月の終わりから5月にかけて、ノーシンカーリグでワカサギが溜まってるところに沈めてジャーク。1500gオーバーが結構釣れましたね。

田中：個人的に昨年一番使ったのはファットウィップの3inですね。フリーリグで多用してます。あと、カバースキャ ットはお店で売ってたら絶対に買います（笑）。

LM：最近は小魚系のワームが各社から発売されてますが、お店での売れ行きはどうでしょうか？

長谷川：それなりに売れるんですけど、思ったよりも追加購入がない感じですね。中層でミドストがメインだとロストしにくいからかもしれません。

千藤：フック刺す場所を変えて再利用したり、環境に優しいともいえます。

LM：ファットイカが12位に急上昇しました。

千藤：これはカバースキャットの影響でしょうね。昔からあって完成度が高いから最注目されてるんだと思います。

長谷川：イモケムシが入ってないのが意外です。めっちゃ釣れるしよく売れるんですよ。棚に掛かってるのを、ピンごと外して全部レジに持ってくるお客さんもいます（笑）。

LM：自分的にはジークラックといえばベローズスティック2.8inです。

長谷川：カラーは「喰わせモエビ」でしょ？ キビレがめっちゃ釣れるから、ウチの店でもよく売れてますよ（笑）。

T.O.Y.2021 ソフトルアー部門ランキング

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