2022年、日本で一番強いバスアングラーが決まる国内最大級トーナメントトレイル『JBトップ50』。 有名選手の引退や若手アングラーの参戦、強力な復帰組など、今年も目が離せない戦いが繰り広げられそうだ。4月3日をもって第1戦目となる遠賀川戦が終了。激戦を制したのは…?
3日目もゼロ申請多数! 最終日のトップウェイトは青木唯選手!
国内を代表するトップアングラーが一堂に会するトップ50。
その3日目ともなると、フィールドにかかるプレッシャーも並外れたものではないはずだ。
決勝に残った30名の選手のうち、ノーフィッシュが12名、1尾のみのウェイインとなったアングラーが12人、リミットメイク0人という結果からもそれをうかがい知ることができる。
そんな中、トップウェイトを持ち込んだのは予選通過時の暫定順位で25位の青木唯選手。
下流域にて、ラストエース(エバーグリーン)を使ったシューティングでグッドサイズを仕留め、3尾で4995gをウェイインすることに成功した。
最終日の単日2位は2尾3,118gの冨沢真樹選手、3位が小林知寛選手の2尾2140gとなっている。
藤田京弥がビッグフィッシュ含む2日間のハイウェイトで逃げ切り優勝!
初日にビッグ・フィッシュ賞となる魚を含む5尾7,050g、2日目にも単日2位となる3,862gを持ち込み予選暫定順位1位となっていた藤田選手だが、最終日は1尾844gと苦戦。
最終日単日2位の冨沢真樹選手は3日間安定したウェイトを持ち込み、合計11,603gで追い上げを見せたものの、藤田選手の予選2日間のリードは大きく、冨沢選手の猛追をかわし切り、JBトップ50第1戦ゲーリーインターナショナルCUPは3日間合計11,756gを釣った藤田京弥選手の優勝で幕をおろした。
日本の『JBトップ50』とアメリカの『B.A.S.S.』、双方への参戦を表明している藤田選手にとって、これ以上無い最高のトーナメントシーズンスタートとなったはずだ。
最終結果
順位 | 選手 | 3日間合計重量 |
1 | 藤田京弥 | 11,756g |
2 | 冨沢真樹 | 11,603g |
3 | 佐々一真 | 10,456g |
4 | 青木唯 | 8,325g |
5 | SHINGO | 7,168g |
6 | 小野俊郎 | 6,942g |
7 | 福島健 | 6,904g |
8 | 小林知寛 | 6,776g |
9 | 井上泰徳 | 6,332g |
10 | 藤田夏輝 | 6,254g |
11 | 山下尚輝 | 5,650g |
12 | 武田栄喜 | 5,358g |
13 | 今江克隆 | 5,298g |
14 | 天野雄太 | 5,268g |
15 | 薮田和幸 | 5,000g |
16 | 大塚茂 | 4,786g |
17 | 野村俊介 | 4,555g |
18 | 釘崎誠治 | 4,496g |
19 | 泉和摩 | 4,418g |
20 | 市村修平 | 4,370g |
21 | 佐藤旬 | 4,370g |
22 | 川口直人 | 4,224g |
23 | 三谷聡 | 4,198g |
24 | 今泉拓哉 | 4,192g |
25 | 小森嗣彦 | 4,182g |
26 | 加藤栄樹 | 4,166g |
27 | 三原直之 | 4,104g |
28 | 掛水崚 | 3,738g |
29 | 江尻悠真 | 3,496g |
30 | 山下一也 | 2,910g |
31 | 大野春人 | 2,436g |
32 | 梶原智寛 | 1,996g |
33 | 藤原啓司 | 2,514g |
34 | 村上貴彦 | 1,882g |
35 | 山岡計文 | 1,644g |
36 | 宮嶋駿介 | 1,770g |
37 | 中田敬太郎 | 1,842g |
38 | 五十嵐誠 | 1,278g |
39 | 吉川永遠 | 1,326g |
40 | 本堂靖尚 | 1,106g |
41 | 黒田健史 | 1,304g |
42 | 南一貴 | 1,034g |
43 | 篠塚亮 | 894g |
44 | 小松友哉 | 1,194g |
45 | 河野正彦 | 580g |
46 | 小島孝明 | 1,000g |
47 | 早野剛史 | 986g |
48 | 小林明人 | 0g |
49 | 林祐吾 | 0g |
50 | 西岡一樹 | -200g |
次回は6月3日から弥栄ダムにて!
JBトップ50第2戦は今回行われた遠賀川戦と入れ替わりとなった東レソラロームCUPで、6月3日(金)~5日(日)の3日間、山口県の弥栄ダムにて行われる。
リザーバーかつバスボートが使えないフィールドということもあり、遠賀川戦とはまた違った展開が繰り広げられそうだ。
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