【ルアマガ女子部】ましゃの「待ちに待った渓流解禁」釣行レポート#3



ましゃのプロフィール

【Profile】

ましゃ

ルアマガ女子部公式インフルエンサー1期生。

渓流ルアーをメインに、ソルトルアー全般までこなす釣り好き女子。山菜やきのこ採り、キャンプも好きで根っからのアウトドア派。自身が運営するYouTubeチャンネルも要チェック!

最近は釣り&キャンプにハマっているそうで、仕事が休みとなれば足繁くフィールドに通っているそう。

雪解けの渓流に、いざ出発!

雪がちらつく3月初旬、半年間待った渓流の解禁に合わせて、通いなれた渓流へと向かいました。今回の釣行の目標は、源流部でイワナを釣ること。

川のそばで車を降りて、早速準備をして入渓しました。

雪に埋もれた源流

渓にはまだ沢山の雪が残っていました。普段であれば目的のポイントまで、車を降りてから歩いて40分ほどで着きますが、降り積もった雪に足を取られ、うまく前へ進めません。

先行する相方が踏み固めた足跡を追いながら、なんとか進みましたが、この日はポイントまで1時間20分もかかってしまいました。

ヒザまで沈みながら進みます

お昼もせまってきた11時頃、ようやくポイントにたどり着き、釣り始めました。しかし、まだ水温が低いせいか、ルアーを追ってくる魚の姿が全く見えません。2時間ほど粘りましたが、遂に胸の高さまで積もった雪が行く先を塞ぎ、前に進めなくなってしまいました。この日は泣く泣く帰宅することに…。



それでも釣りたい。別の川へリベンジ!

車止めに到着してあたりを見回しても、雪は見当たりません。今回は雪に埋もれなくていいと思うと、自然と安堵の笑みがこぼれます。

雪が無いので余裕の表情で準備を始めます

車を降りて準備を始めると、雪がちらつき始めました。積もってこそいないものの、やはり3月。まだまだ気温も水温も低いままです。

活性が低いであろう魚に合わせて、釣るポイントを堰堤下やプールなどの魚が溜まっていそうな場所に絞ることにしました。シンキングタイプのミノーを使ってルアーを沈めながら、食わせの間を作るようにゆっくり動かしていると……。

ロッドが震える「ビビッ」としたアタリがあり、アマゴが釣れました!

7㎝ほどでしょうか。過去釣り上げた魚の中でも、最小サイズの可愛らしいアマゴです。

今シーズン初のアマゴ、釣れた喜びにサイズは関係ありません。ヒットルアーは Trout Tune HW(ジャクソン)。

ヒレもピンとしていて、小さいながらに力強さを感じます。この川で生まれた個体でしょうか。今シーズンも釣れてよかった、「ありがとう」と声をかけて優しくリリースしました。

続いて、滝の前でも1尾。

この時期に釣れるのは、小さな個体が多いように感じます。小さな身体に負担にならないよう、こちらも写真を撮ってなるべく早くリリースします。

1尾目に負けず劣らずのかわいらしいアマゴでした

どうしてもイワナが釣りたい!

アマゴを無事釣ることができた翌週。初回の釣行で釣ることができなかったイワナが諦めきれず、昨週とは別の雪のない川に向かうことにしました。

着いたポイントは全体的に水量が少なく、渇水気味のようでした。水が溜まっているところを中心に釣り上がることにします。

岩に付いた苔から春の気配を感じます

開始から3時間、ルアーを追ってくる魚影は見えるものの、追ってくるのは1度きり。キャストの精度と食わせの間を作る技術が求められ、なかなか釣ることができずにいました。

何度も失敗を繰り返し、自分の技術の未熟さにヘコんだ頃、最奥部の滝壺にたどり着きました。

「もうここしかない」、という滝壺の淵(ふち)で、シンキングミノーをゆっくり跳ねさせるようにして動かします。岩の隙間から黒い影がルアーに飛びつくのが見え、すぐさま合わせると、元気なイワナが姿を現しました。

今シーズン初のイワナ

これでイワナ・アマゴともに釣り上げ、名実ともに「渓流解禁」することができました。

満足感に浸りながら、帰路につきます。

今シーズンも美しい渓流魚たちとたくさん出会えますように。

今回の釣行の様子はYouTubeにアップしています。ぜひご覧ください!

【タックルデータ】

  • ロッド:トラウティンマーキスExtreme(アブガルシア)
  • リール:ストラディックc2000shg(シマノ)
  • ルアー: Trout Tune HW(ジャクソン)奏40㎜(ジャクソン)D-コンタクト50(スミス)
  • ライン:PITBULL8+0.8号(シマノ)

ルアマガ女子部第1期生をご紹介!