霞ヶ浦水系バス釣り攻略法「15℃超えたらアシ・ウッドカバー周辺をジグ撃ち」【SDGマリン】



霞ヶ浦水系を知り尽くした強者ばかりが集結する『SDGマリンカスミプロチーム』のメンバー6人が、バスボートのシーズナル必釣パターン&必携ルアーを詳細にレポート。忠実に実践できれば『サイズも! 数も!! 』の大釣りだって夢じゃない!! 今回は齋藤寛之さん。水温15℃オーバーのアシ・ウッドカバー周辺ジグ撃ちパターンを解説します。

【Profile】

齋藤寛之(さいとう・ひろゆき)

利根川を舞台としたトーナメント・TBCに10年参戦し、レギュラーシーズンでの優勝2回に加え、クラシックも制覇。今年からW.B.S.へと活躍の場を移す。使用ボートはチャージャー198エリート、エンジンはマーキュリープロXS225を搭載。

水温が15℃を超えたらアシ・ウッドカバー周辺をジグ撃ち

利根川の経験が霞ヶ浦で通用するかが大きな課題

利根川と霞ヶ浦水系は地理的にはとても近い位置にありますが、両フィールドともに広大ということに加えて水門で隔てられているということもあり、両方とも釣りをするというアングラーはほとんどいないと思います。僕も霞ヶ浦水系に関してはほぼビギナーに近く、今年~来年はうまくバスを追えない日々が続くと思いますが、利根川での経験を活かしてチャレンジしようと思っています。

そんなカスミビギナーが考える春バスの動向ですが、4月も初旬を過ぎれば水温が15℃を超してバスはシャローに差してきて、アシやウッドカバーにタイトに着き始めることが予想されます。僕ならO.S.Pジグ ゼロワンをテンポ良く撃つ釣りで、強気に探っていこうと考えています。

今回の写真はすべて利根川の釣果になります。こちらは同時期に利根川のウッドカバー越しにラバージグで仕留めたバス。

マッディシャローで広大なエリアが続くという意味では利根川も霞ヶ浦も共通点があるので、似たような釣りが展開できると期待しています。

スピンテールフロッグで獲った1尾。TBCクラシックで優勝を決めたルアーもフロッグだったので『齋藤=強い釣り』というイメージが先行しています……。

使用タックル

【おすすめルアー】O.S.Pジグ ゼロワン7g&ドライブクロー3in(O.S.P)

  • ロッド:6ft7in MH プロトベイトロッド
  • リール:タトゥーラSV TW103XHL(DAIWA)
  • ライン:フロロカーボン16lb

【使用ボート】チャージャー198エリート



SDGマリン

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