レジットデザインが追い求めた「究極」のバーサタイルフィネススピンロッド『ワイルドサイド ヴァリアントWSS60UL+TZ 』【編集部インプレ!】



満を持してレジットデザインからリリースされるワイルドサイドヴァリアント。ヴァリアントは「変異体」という意味。オーソドックスな番手からテクニック特化型まで数多くラインナップされているワイルドサイドだが、新シリーズは果たしてどのような特徴を備えているのだろうか。各モデルをルアマガ編集部員が徹底インプしちゃいます!

インプレするのは両極端な立ち位置のルアマガ編集部員

【Profile】

カミィ(かみぃ)

現時点のルアマガ編集長。栃木生まれで千葉在住。得意なキャンプ料理は段ボール箱を使った窯焼きピザ。

【Profile】

田中(たなか)

このご時世に出版社に新卒で入社した人生大冒険野郎。佐賀生まれで東京在住。好きな釣りはテンポの良い巻きの釣り。ルアマガ唯一のZ世代。

外観も性能も桁外れな新作

特注色のグレーのEVAグリップにマットブラック仕様のブランクス。外観は従来のワイルドサイドとまったく異なったイメージを抱かせる「ヴァリアント」。レジットデザインのお家芸といえるアラミド繊維補強はもちろんのこと、ブランクス素材にはT1100Gというカーボン素材も採用。高弾性のようなパリっとした感度と、復元力の高さを曲げた時に感じられる特殊なフィールを備え持っているという。ガイドは小口径で軽い、チタンフレーム&トルザイトリング…。と製品紹介はこの辺にして、いざ「釣パラダイス」で実釣とあいなった。

今回インプレする機種はバーサタイルなフィネススピン『WSS60UL+TZ』

ワイルドサイド ヴァリアントWSS60UL+TZ

フィネスな釣り全般が守備範囲

釣り場のタイプやバスボート、レンタルボート、岸釣りとスタイルを問わずフィネスな釣りで活躍する1本。ダウンショットリグやネコリグ、ノーシンカーリグなど定番のライトリグはもちろん、スモラバや虫系の釣りにもベストマッチ。細番手のPEラインを組み合わせれば表層の釣りにも対応してくれる。

リアグリップは短めで快適な操作感。パワー表記はUL+。

【スペック】

  • 全長:6ft
  • 適合ルアー:0.9~7g
  • 適合ライン:2~5lb
  • 価格:52,800円(税込)

検証人・カミィ『ライトリグはもちろん小型プラグも文句なし』

カミィ「イモグラブですぐ釣れました(笑)。張りのあるティップで、PEラインと組み合わせるとプラグがメリハリよく動かせる。特にミノーのトゥイッチ、i字系プラグのただ巻きやダイブなどに向いてるかも。1/32ozのジグヘッドでのミドストも、ルアーの重みを感じながらやりきれた」

イモグラブで即座にキャッチした1本。ラインはPE0.2号+フロロリーダー4lb。


検証人・田中『常備しておきたい、クセのない1本です』

田中「使用した感想としては、クセがないオールラウンドなフィネスロッド。全国の河川やリザーバーでも幅広く対応できると思う。ネコリグ、スモラバ、ダウンショットなど使ってみたけど全部ストレスなく操作できました。ティップからバットにかけてしっかりとした張りがあって、流行りの細いPEラインにもよさそうですね」

開発者・鬼形さんによる解説も要チェックです!

現在鬼形さんのヴァリアントモデルによる桧原湖スモール攻略動画も公開中!

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!