ヤマメ釣りの基本【その3】長短を使い分ける『キャスティング』技術を学ぶ!



自ら自然と直接向き合い、自然と一体になりながら美しい魚を追い求めるのが魅力の渓流釣り。一般的にはやや敷居が高いと思われがちだが、まずチャレンジしたいと思ったら、比較的釣りやすく人気の高いヤマメ釣りから始めるのがオススメ。第3回は「キャスティング」について学んでいきましょう。

【Profile】

内藤努(ないとう・つとむ)

埼玉県熊谷市の「プロショップオオツカ」スタッフであり、トラウト全般を担当。常に尺上ヤマメを目標に、各地の渓流を釣り巡る熱血アングラー。大の猫好きでもある。

ロングキャストとショートキャストの使い分けがキモ

渓流のキャスティングで大事なのは、ケースバイケースでロングキャストとショートキャストを使い分けることです。

魚の大小に関わらず、1尾を確実に手にするのに効果的なのはロングキャストです。ポイントを線でトレースできるので、複数のポイントに着く魚に1回でルアーを見せることができます。ただし、複数のピンスポットをなめるように見せる方法になるので、魚のスレが急速に進行することも頭に入れておいてください。

落ち込みにダイレクトにルアーを投じ、1回で引き切るトレースは確かに有効だが、魚たちにはプレッシャーを与えることになる。ポイントによっては、ひとつの淵を細分化し、数投で釣り分ける手法が有効だ。

前回解説したストーキングのように、小さな渓流のヤマメを狙う時は、魚を釣るためだけではなく、魚を走らせない、場を潰さないという目的を持ったキャストも必要になります。そういった場合はロングキャストで淵頭をズドンと打てばいい訳ではなく、ショートキャストを織り交ぜながら、的確に淵を攻め分けることが重要になります。ひとつのポイントで数を出すには、ショートキャストで釣り分ける方が場を潰すことがありません。

※この記事は2017年12月に掲載したものを再編集しております。



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