2022年リューギのバス釣りリグパーツ革命!『グライドハンガー』を解説

あのミドスト&ホバストの名手として知られる山岡計文さんが、今度は超画期的リギングパーツ『グライドハンガー』を発明! 幾通りものリグを可能にする変幻自在のこのパーツ。徹底的に使いこなすべく、基本から応用までをレクチャーしていただくことにした。

●文:ルアマガプラス編集部

山岡計文さんのプロフィール

山岡計文(やまおか・かずふみ)

トッププロ兼クリエイター溢れ出すマルチな才能!

紀伊半島のディープセントラル・七色ダムの畔で生まれ育ったバスフィッシング・エリート。国内最高峰JBトップ50コンペティターにして、プロガイドに下北山村議会議員と三足の草鞋で活躍中。今回解説のモデルも山岡さんのようにマルチ!

グライドハンガー【リューギ】

スペック

サイズ入り数価格(税込)
S、M、L各6個495円

参考フックサイズ

SサイズMサイズLサイズ
リミット#1
インフィニ#1~#1/0
リミット#1/0~#3/0
インフィニ#2/0~#4/0
リミット#3/0~#5/0
インフィニ#4/0~#6/0

「デメリットなし、メリットしかない」

マグカップの持ち手にも似たシェイプの硬質ワイヤーで、その一方にはリングアイ、もう一方には開閉可能なハンガーアイ。それ単体では、使い道の想像が付かないシンプルなパーツがここにある。

山岡「基本的な装着方法は、ラインの先をリングアイに通してから、ルアーのアイへと結びます。そしてハンガーアイから(アイ付き)シンカーを通して、フックのシャンクに装着します」

開発者である山岡計文さんは『グライドハンガー』の使い方をまずこう解説。フォール時はシンカーが先端へと移動してスピーディーなフォールを実現。一方、操作時はシャンク間をシンカーが上下左右に可動する。

「元々はミドストやボトストがより簡単にできるパーツとして考案しましたが、よくよく考えてみれば『コレって何にでも使えるよな』って。例えば……」

出るわ出るわ、無限の手法!

「発想力のある人なら、もうメリットしかないと思います」

各項を参考にさぁ、挑もう!

『グライドハンガー』サイズバリエーション

フックの軸線径マッチが基本…だが、しかし!

左からS、M、Lサイズ。

フックの軸線径に対するクリアランスを保つべく、使用フックサイズは左ページを参照。「小さなフックにLでシンカーのスライド幅が広がり、大きなフックにSなら重心集中します」創意工夫次第!

セット方法の基本

まずはリングアイにラインを通すだけ

セット方法はまずリングアイにラインを通すだけ。「基本はハンガーアイをシャンクに…ですが、ルアーのアイでもいいし、ラインでもいいし」これまた創意工夫次第なのだ

グライドハンガーのココがスゴい!

ハンガーアイをどこに掛ける? 何通りものリグの代用が可能!

例えば初めてのフィールド。「これからどんな釣りをするか悩むくらいなら、とりあえずセットしておくのもいい手ですね」たった1つの小さなパーツが釣りのスタイルを無限大に解放。「シンカーのことは釣り始めてから替えていけばいいだけです」まずは付けとこ!

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!


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