ルアーマガジンモバイル&ルアマガprimeの大人気コンテンツ「ほぼ週刊 ♪ 買いっ!モノ手帖」をルアマガプラスでも特別公開!! 何を隠そうルアマガ編集部員は皆物欲(釣具)の猛者ばかり…苦笑。今回はルアマガプライムチーフであり、釣行回数は社内屈指の編集部・ティーチャー大場のお買い物をご紹介。
●文:ルアマガプライム大場
夏は「三島湖」に通いまくったティーチャー大場!
起立、例、お願いします!
着席!
ルアマガプラスの皆様、こんにちは。爆買いマシーン・ティーチャー大場です。
1ヶ月くらいで回ってくるこの買い物手帖の当番では、全く買ったものを紹介しきれず…インプットに対しアウトプットが全く間に合っておりません!
まずは近況報告!
7〜8月は三島湖に何回か行ってきました。7月は高滝湖でも効いたスワンプスキニー(レインズ)のネコリグが三島湖でも大当たり。
47cmを筆頭に40アップが複数尾釣れていい感じ。
ネコリグは0.6、0.9、1.1gのレインズのタングステンネイルシンカーを状況に合わせて使い分けています。ワームチューブはザルツの3.5mmがベストマッチです!
ネイルシンカーは爆釣みみずくんで通し穴を空け、瞬間接着剤をつけて差し込むのが完全習慣化しております。
瞬間接着剤は画像のものがおすすめ。ゼリー状なので接着剤をのせたい場所にのせやすく、乾きも早い。出口も固着せず最後まで使い切れます。
タックルは最近は22エクスプライド263L-Sがお気に入り。ソリッドティップで繊細なアクションが出せるライトパワーのスピニングロッドです。
魚にギューンと走られて身切れしてプツン、という経験を何度かしてしまったのでリールはDAIWAのクイックドラグタイプを最近は多用しています。(画像の写真はヴァンキッシュですが)
22エクスプライドはミドルグレードにも関わらず、ちょっと変わったこだわりの番手がラインナップされていてかなり注目しています!
最近ムショーに「カエル」がしたくなりました…
閑話休題。最近、色々なプロの方の動画を見ていてどうしてもやりたくなった釣り。
それはズバリ!『フロッグゲーム』。
専用タックルが必要なので、これまで手が出せずにいましたが、私も遂にデビューしました。
購入したのは『BLX SG 671MHFB-FR(DAIWA)』。
FRはフロッグロッドの意。DAIWA BLXには現在4本のフロッグロッドがラインナップされています。
- LG 5111MHXB-FR
- LG 631MHFB-FR
- SG 671MHFB-FR
- SG 7011MHXB-FR(2ピースモデルもあり)
フルサイズ〜中型くらいまでのフロッグを使いたかったことと初めてのフロッグロッドだったので、最もスタンダードなSG 671MHFB-FRをチョイスしてみました。
さて、このロッドに載せるリールですが、私にはある考えが。
- フルサイズフロッグをメインにコンパクトフロッグも投げたい。
- 太いPEライン(50〜70ポンド)を使うパワータックルなのでリールの強度も必要。
これってDAIWAの「CTコンセプト」のリールがベストマッチなんじゃないか!?と。
CTというのは「コンパクト&タフ」のことで、φ30mmの小口径スプールでベイトフィネス機並みに軽い重量のルアーを扱えて、かつ、太糸でも十分な糸巻き量があり、スプール強度も高いという特徴があります。
ベイトフィネスリールのようにスプールに肉抜きがされているようなタイプだと、フロッグのようなパワーゲームではさすがにスプールが変形してしまう恐れがありますし、そもそも太いPEラインを巻ける糸巻き量がないでしょう。
CT SVスプールの唯一の欠点は、小口径のためラインに巻きグセがつきやすいという点が挙げられますが、PEラインであれば巻きグセはつきません。
CTコンセプトのリールは以下の3機種。
- 19スティーズ CT SV TW
- 19アルファス CT SV(廃盤)
- 19ミリオネア CT SV
特に19アルファス CT SVは2年後の21アルファスSV TW(φ32mm)の登場で早々にカタログ落ちしてしまった隠れた名機。
ミドルグレードの価格帯でCT SVスプールが搭載された唯一の機種で、現在でもメルカリやヤフオクなどで人気があります。
「CTコンセプト」はもっと評価されていいと思う! DAIWAさん、新しいCTリール出して下さい!
ということで、BLX SG 671MHFB-FRにアルファスCT SV をセットして実釣してきました。
極上のキャストフィール!フロッグだけじゃ勿体ない!
キャストフィールは「最高」のひと言。
ピッチングではCT SVスプールのおかげで、フルサイズフロッグからチキータフロッグのようなコンパクトフロッグまでレスポンスよく低弾道でキャストが決まります。
オーバーヘッドキャストやサイドハンドキャストでは、ロッドが適度に曲がってルアーのウエイトを背負いやすく、正確なキャストができました。
ピッチングは全てのフロッグサイズで合格点! オーバーヘッドキャストやサイドハンドキャストでは、1/4ozクラスのコンパクトフロッグだと少し投げにくいので、LG 5111MHXB-FRやLG 631MHFB-FRの方が適しているかも。
次に操作性。
キャスト時はティップからベリー上部にかけてよく曲がるブランクスですが、操作時はティップに適度なハリがあり、ドッグウォーク系の操作を気持ちよく行えました。さすが専用ロッド!
チャッチャッとPEラインが水面を叩き、水面を軽快にテーブルターンするフロッグ… 釣れなくても楽しいw。
ちなみに、ドッグウォーク系の操作がしやすいということは、当然トップウォータープラグやビッグベイトの水中ドッグウォークなどにも高い汎用性があります。
特にプラカイバードミニの、ほとんど手前に移動しない「180度以上のテーブルターンアクション」を引き出すのにも最適なロッドでした。
もちろん1oz前後のビッグベイトの水中ドッグウォークもお任せあれ!
ということで、冬になる前にフロッグ水面炸裂バイトを経験するのが最近の目標です。
では起立、礼! ありがとうございました!!
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