身近な場所で釣れるナマズ!実は秋こそハイシーズン!攻略法を達人が解説![フィッシュマン BC4 5.10LHとBC4 5.10MXH]

ナマズゲームは梅雨時が絶好のシーズンと思われがちですが「秋こそナマズのハイシーズンです!」というのはフィッシュマンテスターの渡辺明弘さん。身近で手軽でエキサイティングな秋のデイナマズ攻略法を実釣で解説してくれた。ナマズにぴったりのロッド、BC4 510LHとBC4 5.10MXH(フィッシュマン)の有効性と使い分けも紹介。高精度ピンスポットキャストが炸裂!

●文:ルアマガプラス編集部

渡辺 明弘(わたなべ・あきひろ)

関西エリアを拠点にナマズをはじめとする身近な魚から海外の魚を追って東奔西走。フィッシュマンのロッドを手に気軽で楽しいベイトタックルの魅力を発信している。

夏の高水温期から水温低下でナマズの活性UP! だから秋は釣れる!!

なぜ秋はナマズゲームのハイシーズンなのか? 「それは梅雨が明けて夏場に水温が上がる。最高水温期がすぎて落ち着けばナマズの活性が上がるからです」というのが秋のハイシーズンの理由。身近な河川や水路で楽しめる秋のデイナマズゲームの模様はYouTubeでも視聴可能だ。

「【How to デイナマ】秋こそナマズのハイシーズン!「デイナマズゲーム」秋のマニュアル」を視聴する

この記事はフィッシュマンのYouTubeムービーのチャプターごとに構成。エキサイティングなデイナマズゲームを楽しんでほしい!

チャプター2『中規模河川で実釣スタート』

10月のデイナマズゲーム。初日は朝マヅメからスタートします。釣り場は対岸にブッシュが覆いかぶさる中規模河川。ロッドはBC4 5.10LH。渡辺さん曰く「投げやすくてこれからナマズを始める人にオススメのロッド」とのこと。

デイナマズゲームタックル

  • ロッド:BC4 5.10LH(フィッシュマン)
  • リール:タトゥーラ TW 100SHL(DAIWA)
  • ライン:UVFフロッグデュラセンサーx8+Si2 #3.5(DAIWA)

軽い力でピンスポットに撃ち込む渡辺さんのキャストを見るとその言葉に納得。実釣はインレットが絡むシェードで羽根モノを巻くと早速ナマズが反応。ただこの日のナマズは気難しいようで、再度アタックはしてくれない。

チャプター3『割れる水面』

移動して水路の護岸際。エグレに潜むナマズを狙って、「おちぱっくん」を水面に落として踊らせるとすぐにバイト。足場が高くてもバットパワーが強いBC4 5.10LHで抜き上げに成功。障害物に身を隠すナマズを誘い出すデイナマズゲームらしいアプローチで決めた。

ヒットルアー

おちぱっくん(ザクトクラフト)
全長:31mm
重さ:13g
カラー:9色

created by Rinker
ZacT craft(ザクトクラフト)

チャプター4『いかにもな小川へ』

両岸がブッシュに覆われた小川に分け入るとクリアな水中にナマズの姿が。上流から降りてきてブッシュ下のシェードに入ったところを狙い撃つと見事にヒット。日中は巻きの釣りより点の釣りが有効。

ピンで喰わせるには高精度キャストが欠かせない。BC4 5.10LHは小型ルアーでも投げやすく、ピン撃ちが高精度。小技が効くロッド。多少足場が高くても問題なく抜き上げられるパワーもナマズゲームに向いている。

チャプター5~6 『浅い里川でサイトゲーム』『フロッグに変えた途端』

岸のシェードやウィードエリアでナマズの姿を確認。ナマズに警戒されないように小型のおちぱっくんで反応をみます。ところがナマズは無反応。これもデイナマズゲームではよくあること。市中のナマズは賢い。それを攻略するには「次のナマズに行きます」と探してサイトで攻めるのが得策だ。

見えているナマズを狙う。

ただ、この日はブッシュ下、堰下、護岸際など場所を変えて探っても応えてくれるナマズになかなか出会えない。川幅の狭い支流に移動すると浅瀬下の流れ込みたまるナマズとコイを発見。おちぱっくんを落とすとコイがナマズのバイトを邪魔してナマズが警戒。

そこでフロッグに替えると1投でバイト。初日、最大のナマズをキャッチ。夕方、場所を変えてさらにフロッグを使いサイトで狙いますが、初日は秋っぽい高活性ナマズが少なかったようだ。

チャプター7 『ナマズルアーの種類と使い分け』

渡辺さんがデイナマズゲームで使うルアーを紹介。ナマズゲームではスタンダードなカップものや羽根モノと言われるクローラータイプ。根掛かり回避性が高いだけでなく警戒心の強いナマズに有効なフロッグなど、デイナマズゲームで実績のあるルアーをわかりやすく解説している。渡辺さんの手の内を見せていただき感謝だ。

チャプター8~9 『2日目は大きく場所を変えて』 『ナマズがいっぱい』

初日の深夜から早朝にかけて雨。気温も急激に下がり、実釣エリアを大きく変更。秋っぽい高活性ナマズを探す。

水温の急低下によるフィールドがタフ化が懸念されたが、現場ではそんな不安が一掃。中規模河川の流れ込み周り対岸にナマズを発見。ナマズの進行方向を狙い撃つと即バイト! これこそ求めていた秋のデイナマズゲーム。エサを探して動くナマズを狙い撃ち。足場の高い護岸だったので、ロッドはBC4 5.10MXHをセレクト。

2日目使用タックル
ロッド:BC4 5.10MXH(フィッシュマン)
リール:リョーガ 1016H(DAIWA)
ライン:UVFフロッグデュラセンサーx8+Si2 #3.5(DAIWA)

BC4 5.10LHよりパワーがあるロッドで抜き上げも一発で決められる。ランディング後にまたナマズが現れ、狙い撃つとまたしても即バイトからの痛恨のバラシ……。しかし明らかに初日より反応が良く、こうなるとナマズ探しのラン&ガンが楽しめる。

ヒットルアー

T-バド(ザクトクラフト)
●全長:60mm
●重量:20g
●カラー:全12色

引き波とテールフラップで水面を賑わせるバド系ウェイクベイトで渡辺さんは「魚探しの達人」と命名。広く探りやすく新規ポイントの開拓時にも良く使うとのこと。

チャプター10 『ナマズ発見!』

ポイントを移動するとまたしてもナマズ発見! 水面に引き波を立てながらルアーを泳がせると、ルアーにジャレつくように追尾。喰え! と見ているこちらも声が出るようなシーン。

ナマズが何度もルアーにバイト! 興奮のシーンだ!

そしてついに、水面に激しい飛沫を立てながらバイト! エサを探して動く秋っぽいナマズに出会えて渡辺さんも満足の釣行となった。

それにしても2~3mはありそうな護岸の上からナマズを抜き上げるBC4 5.10MXHのパワーは圧巻。渡辺さんによると、パワーだけでなくロッドワークでアクションをつけるルアーの操作性にも長けているとのこと。

チャプター11 『タックル解説&エンディング』

最後のチャプターは今回使った2本のロッドの解説に。BC4 5.10LHとBC4 5.10MXHのデイナマズゲームにおける有効性と使い分けがわかる。

BC4 5.10LH

  • 全長:179cm(5ft10in)
  • 自重:136gルアー:7~40g
  • ライン:PE1~5号
created by Rinker
Fishman(フィッシュマン)

BC4 5.10MXH

  • 全長:179cm(5ft10in)
  • 自重:150g
  • ルアー:7~55g
  • ライン:PE1~8号
created by Rinker
Fishman(フィッシュマン)

今回紹介した動画の視聴はコチラ

【How to デイナマ】秋こそナマズのハイシーズン!「デイナマズゲーム」秋のマニュアル


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