藤田京弥さんの秋の巻きはスピナーベイトが基本の理由

秋は巻モノと言われてン十年。そろそろその定説も変化してきてたりするんじゃない?と、日本最高傑作、そして令和の怪物・藤田京弥さんに聞いてみると、「なんだかんだ、秋は巻モノですね」。という答えが返ってきた。なので、改めて日本、否、世界を代表するアングラーに『秋は巻きモノ』の意味を問う! 今回は京弥さんのスピナーベイト解説!

●文:ルアーマガジン編集部

藤田京弥さんのプロフィール

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藤田京弥(ふじた・きょうや)

彗星のごとく現れ、JBのビッグタイトルを総舐めし、本誌対決企画・陸王の記録までもすべて塗り替えた令和の怪物。その勢いはとどまることを知らず、今季から参戦しているアメリカのB.A.S.S.ノーザンオープンでは総合成績2位を獲得。

来季からエリートカテゴリーへチャレンジする、日本の最高傑作。学生時代の部活動はバドミントン。

秋の巻きはスピナベが基本

下がり行く活性と速度感がマッチ

いざ、実釣に入ると1日の約7割ほどの時間をスピナーベイトに費やしていたのが印象的だった。一体なぜ?

藤田「梅雨みたいにバスが元気ならブレーデッドジグみたいな速い巻きでもいいんですが、秋はどうしても冬に向けて活性が下がっていく時期なので、横方向でもできる限りゆっくり引けるスピナーベイトが有利な場面が多いですね。結構秋はスピナーベイトを基準にすることが多いかもしれません」

いわゆるサーチ的な場面でも活躍するのがスピナーベイトなのだが、その場合、レンジやスピード感は何を基準に判断していくのだろうか。

藤田「よほど濁っていたり、特別な状況下でなければ、見えるか見えないかのレンジをゆっくり巻きますね。意外とバイトの瞬間も見えるんで、ドキドキできる楽しい釣りです(笑)。あと、スピナーベイトは不思議なバイトが多いですね。突然、ギランと翻ったり、ライブスコープを見ていると追尾してきてヌーッと食べたり、他の巻モノにはないスピナーベイトならではの魅力があるんだと思います」

京弥さん秋のスピナーベイトタックル

スピナーベイトはグラスロッド!

  • ロッド:リベリオン701MFB-G【DAIWA】
  • リール:スティーズリミテッドSV TW1000S-XHL【DAIWA】
  • ライン:スティーズフロロクロスリンク14lb【DAIWA】

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スーパーイラプションJr. 3/8oz【ジャッカル】

コンパクトボディながら、適度な抵抗と波動を持つ、現代のザ・スタンダード。トレーラーフックはリューギのスナッグレストレーラーMを使用。

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ルンルンのアクションが出ます

スピナーベイトやブレーデッドジグにはグラスロッドを愛用。

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藤田「ソフトなティップがアクション毎に余力を作ってくれるので、突っ張りすぎゆっくり引けます。スピナーベイトがルンルンに泳いでくれますよ。ノリもいいし、最高です」

トレースコースは最重要

巻モノのなかでもその利便性から比較的愛用者が多いのもスピナーベイト。他の人と差をつけるにはどうするべきか?

藤田「トレースコースですね。同じスポットでもコースが変わるとバイトすることが結構あるので、納得がいくまで投げます」

取材では最大で1スポット7投することもあった。

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目線より上を意識せよ

障害物際でのカーブスローロールからのレンジキープが今回のメイン。その際、常にバスの目線よりも上にルアーが来ることを意識している。

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納得するものを使う

他の人と差がつくテクのひとつとして、ブレードパワーやサイズ、カラーを使い分けることも重視していた。

実釣ではスカートを巻き直す場面もあり、コダワリの強さを感じた。

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スゴイやる気ありましたね!

取材日は爆風&JB霞ヶ浦が開催されており、風を避けられ、邪魔にならないよう、初の利根川へ出陣! 見事、初バスをゲット!

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『ルアーマガジン』2023年1月号 発売情報

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