巻きモノのシーズンとは言え、フィールドによって人気となるアイテムは千差万別。そんな地域性を丸裸にしてしまうかもしれない当企画では、関東、中部、関西、九州を代表する4店舗の昨年秋に人気だったルアーをランキング形式で紹介! 今年の秋の参考にしてほしい! 今回はイシグロ岐阜店集計TOP10!
●文:ルアーマガジン編集部
集計を教えてくれた店舗
中部代表:イシグロ岐阜店
2019年に岐阜県初出店したイシグロの大型店舗。充実の品ぞろえはもちろん、釣具のメンテナンスコーナーから中古品の買取&販売まで行われている。大江川・五三川の情報にも強い。
所在地 | 岐阜県岐阜市芋島4-2-11 |
電話番号 | 058-249-1496 |
営業時間 | 月~土:10時~21時 日:10時~20時【祝日前:10時~20時 祝日:10時~22時】 年中無休【臨時休業有り】 |
Webサイト | https://www.ishiguro-gr.com/stores/detail.php?id=62 |
【1位】ライアチャター【一誠】
赤松健さん人気がスゴイ!
佐藤「大江川・五三川に強い店舗ということもあって、これらのフィールドをホームとする赤松さんの人気と影響力が凄いですね。ちょうど発売時期も重なったこともあってライアチャターが一番人気でした。一般的なチャターに比べて弱めなので、ハイプレッシャーな五三川では食わせ兼サーチ用ルアーとして活躍しているようです。サイズ感も秋に見かけるベイトフィッシュとマッチしていますよ」
【2位】ヘッドスイマーリベロ【レイドジャパン】
誰でもどこでも使いやすいマイクロスイムベイト
佐藤「こちらもライアチャターと同じく、昨年の秋の新作。現在でも売れ続けている人気商品ですね。根掛かりにも強く、小粒で使いやすいので、初心者から上級者まで幅広いアングラー層が使っているイメージです。ただ巻きでもリフト&フォールでもよく釣れているようで、使い手次第で色々な釣り方ができることも人気の秘訣だと思います」
【3位】DBユーマフリー3.8in【ジャッカル】
ブレディとの組み合わせで巻く!!
佐藤「昨年、ジャッカルの秦拓馬さんが動画の中でもよく使われていたので、その影響だと思います。ブレディ【ザップ】と組み合わせた、ただ巻き用セットで使われる方が多いようです。それ以外にもフリーリグで使われる方が多いですね。タックルはスピニングですが、最近ではPEラインを使う方がかなり増えてきた印象です」
【4位】デラクー【ジャッカル】
秋の定番中の定番
佐藤「1年中売れていますが、やっぱり秋の定番といえばデラクーですよね。大江川・五三川もそうですが、琵琶湖での釣果もよく聞きます。だれでも投げて巻くだけで本当によく釣れるルアーで、実際、フィールドでも投げている人をよく見かけますよ。自分がソフトベイトを使っていて釣れない中、隣の人がデラクーで釣っている場面に何度も遭遇しています(笑)」
【5位】ハイピッチャー【O.S.P】
大江川・五三川にぴったりなスピナーベイト
佐藤「秋は巻きモノの季節と言われるだけあって、中にはライトリグを使っているひともいますが大江川・五三川でも巻いている人は非常に多いです。そんな中、昨年の秋はハイピッチャーが久しぶりに再生産されて一気に使われる人が増えました。比較的小場所の多いこのあたりのフィールドでは、ハイピッチャーのコンパクトでハイピッチな感じがぴったりなんですよ!」
【6~10位】
6位 | 沈み蟲2.2in【一誠】 |
7位 | リグルクローラー3.8in【デュオ】 |
8位 | レアリスロザンテ63SP【デュオ】 |
9位 | ステルスファイブ【ジークラック】 |
10位 | AKチャター【一誠】 |
この秋のオススメ!
アビ35【レイドジャパン】
佐藤「0.3gのネイルシンカーを太い側に刺してオフセットフックと組み合わせたバックスライドセッティングで使います。ベイトフィッシュを追っている魚は難しいこともありますが、これをボトムで跳ねさせればエビ食いバスを比較的イージーに狙うことができる。自分も先日五三川で45cmを釣りましたよ!」
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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