佐々木勝也さんが語る『Mr.釣りどれん』グランダーの次に読んでハマりました

名作釣り漫画『Mr.釣りどれん』。その影響は、今まさに現役で活躍する業界人にも大きな影響を及ぼしていた!! ここではそんな現役「釣りどれん」にインタビューを実施。熱い想いを語ってもらった。ぜひとも釣りどれんの魅力を共有してほしい! 今回は佐々木勝也さんの釣りどれんトークをご紹介!

●文:ルアーマガジン編集部

2024 シーバス特集

佐々木勝也さんのプロフィール

佐々木勝也(ささき・かつや)

霞ヶ浦水系で日々腕を磨く熱血若手アングラー。

毎日のようにフィールドに通うことで豊富な知見を持ち、またその熱心な練習量に裏付けされた確かな実力を誇る。渋谷女性も納得のイケメン。

好きなストーリー、思い出に残るシーンはありますか?

イチロー潟が色々とマッチして好きでした!

東北出身で、しかも野球をやっていた自分にとっては、八郎潟のパロディでしかも野球ネタのイチロー潟の話が親近感が湧いて好きでした。

それからやっぱり最後のコーイチとちょー太の話ですよね。高校卒業後の進路に係わる話で、ただ釣りをしているだけじゃなくて、将来のことを意識しているエピソードは非常に印象的でした。

ミスつりのおかげでメジャーフィルドの名前を覚えたりもしましたし、自分の釣りの知識のベースになっている部分は多いですよ。

野球回って何であんな盛り上がるんですかね……。

『Mr.釣りどれん』との出会いを教えてください

グランダーの次に読んでハマりました。

小学校の頃、学校でバス釣りが流行っていたんです。グランダー武蔵ももちろん当時知っていて、バス釣りの漫画って他にないのかなーって思ってなんとなく探していた時に見つけたのがきっかけですね。

すでにバス釣りははじめていましたが、入門本なんて読んだことがなかったんです。でもミスつりには例えばベイトタックルの投げ方とかも書いてあって、自分にとっての入門本になったといえるかもしれません。

ミスつりへの熱い想いをどうぞ!

ミスつりは釣りしたい気持ちにさせてくれる漫画です

コーイチが2尾目のバスを釣ったとき、手が震えていたじゃないですか。あれって漫画だからのフィクションじゃなくて、リアルな描写なんですよね。だから釣ったときの嬉しさは読んでいてしっかりと伝わってくる、「リアル」な釣り漫画だと思います。

だからなのか、釣りどれんって、読むと「釣りしたい気持ち」にしてくれるんですよね。

初めて「コバッチィ」ではないバスを釣ったのは1巻GET4。

お気に入りのキャラクターに関して語ってください

ちょー太にあこがれてました

実は子供の頃はちょー太に憧れて、ハードルアーばかり投げていました(笑)。

自分自身はどちらかといえば初心者のコーイチポジション。だから釣りを教えてくれる先生でもあり、かっこいいスタイルで釣っていくちょー太に憧れたんです。

同じく釣りウマに憧れるという意味では、海堂わかばちゃんも好きでしたね。すごいキャラが立ってる上に、場合によってはちょー太よりも釣りがうまかったりするじゃないですか。憧れますよね(笑)。

『Mr.釣りどれん』とは?

90年代のバスブームを支えた少年アングラーたちのバイブル

「釣りのある生活」をテーマに、個性豊かなキャラクターたちのドラマを描いた90年代の人気コミック。パロディ要素の強い、ハイセンスなギャグやストーリーとは裏腹に超実践的なハウツーをわかりやすく解説。当時、多くの少年アングラーの成長を支えたバイブルである。

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!


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