ジャークベイトは110~120mmクラスがボリュームゾーンだが、日本の淡水域に生息するワカサギや子鮎など、バスのメインベイトになり得るベイトフィッシュは、正直なところそこまで大きくない。そこで、日本のバスフィールドにジャストフィットなサイズのジャークベイトが登場することになった。それが『バンタムザンバーノ95SPフラッシュブースト』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
バンタム ザンバーノ95SP フラッシュブースト(シマノ)
【スペック】
- 全長:50mm
- ウエイト:4.1g
- タイプ:ヘビーシンキング
- カラー:8色
ボディサイズ95mmは、同じバンタムシリーズのワールドミノー115F/SPフラッシュブーストと比較すると、ひと回りほど小さいだけにバスルアーとしてはかなりコンパクトに見える。しかし、このダウンサイジング化こそが日本国内のベイトフィッシュの平均サイズを具現化したものであり、タフなフィールドにもマッチするのだ。
さらに、この小さなボディに遠投性能を司る重心移動システムのジェットブースト、スプリングを介した反射板がボディ内部で振動して動いても止まってもフラッシングし続けるフラッシュブースト、そしてベイトフィッシュのリアルな鱗パターンを再現したホログラムのスケールブーストといった3機構を凝縮。小さくても飛距離、集魚力、バイト誘発力に優れたモデルとなっている。
カラーはベイトフィッシュを意識したナチュラル系から、アトラクターとしての効果を狙ったアピール系まで全10色のラインナップ。ワールドミノーとのローテーションで、よりシステマチックなゲームが展開できるはずだ。
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