北田朋也さんが語る『Mr.釣りどれん』実際にやってみたくなるネタが盛りだくさんな漫画!

名作釣り漫画『Mr.釣りどれん』。その影響は、今まさに現役で活躍する業界人にも大きな影響を及ぼしていた!! ここではそんな現役「釣りどれん」にインタビューを実施。熱い想いを語ってもらっている(声をかけられなかったアングラーさんゴメンナサイ!)。ぜひとも釣りどれんの魅力を共有してほしい! 今回は釣りどれん北田朋也さんの釣りどれんトークをご紹介!

●文:ルアーマガジン編集部

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北田朋也さんのプロフィール

北田朋也(きただ・ともや)

千葉県出身。霞ヶ浦のほとりに位置するプロショップ『アウトレック』のスタッフとして働きながら、地元でもある霞ヶ浦水系に通いこむスーパーロコアングラー。O.S.Pのプロスタッフとしてもおなじみだ。

好きなストーリー、思い出に残るシーンはありますか?

色々と覚えてますね。なかでも……

今でも事ある毎に色々なシーンがフラッシュバック的に蘇りますね。

よく覚えてるのはメキシコでコンニャクワームを使って釣る話とかですかね。その影響でコンニャクワームキットを買ってもらって、いろいろな形を試してみました。すぐ切れちゃってキャストもままならなかったんですけどね。その流れもあってか、コーイチを真似てルアーも作っていて、夏休みの自由研究もハンドメイドルアーでした(笑)。

あと、北浦でキックボードで釣りをするシーン! 釣れると思ってキックボードを買ってもらいました(笑)。すごい距離をテクトロできるだろうし、絶対いけると思ったんですけどね……うまく泳がせられませんでした(笑)。

ミスつりって、実際にやってみたくなるネタがすごく多かったですよね。そういった衝撃的な発想は、今でもよく覚えています。

『Mr.釣りどれん』との出会いを教えてください

気がつくと家にありました(笑)

中学生の頃、気がつくと家にあったんです(笑)。多分、兄が買ってきたんだと思います。

グランダー武蔵は小学生の頃に読んでいましたが、精神年齢的にも中学の時にはミスつりが合致していたんでしょうね。当時は動画もほとんどないし、雑誌もまだちゃんと読めない。周りに教えてくれる人もいなかったので、釣りどれんには一家揃ってお世話になりました(笑)。

バックラッシュの直し方だったりとか、色々勉強させてもらいましたよ。

お気に入りのキャラクターに関して語ってください

コーイチと自分を重ねていました

当時まだまだ初心者だった自分と重なっていた、コーイチですかね。コーイチも段々と釣れるようになっていくのに、自分の成長を重ねたりもしました。ちなみに釣りの上手いちょー太は主人公だと思っていました(笑)。

釣りに夢中で女の子には全く興味がなかったのですが、潮来つり具センターでひよりちゃんとまったく同じタックルを買ってもらったのはすごくよく覚えています(笑)。

ミスつりへの熱い想いをどうぞ!

今の時代にこそ意味があるかもしれません

今は無料コンテンツでバス釣りが学べるけど、昔はそれも難しかったですからね。400円ちょっとでわかりやすく釣りが学べたのはすごくありがたかったです。

どうしても世の中に出ている情報が玄人志向なことが多いので、釣り人口増加のためのきっかけに、こういった漫画は今の時代も大切なんじゃないかなと思います。

それと当時はまだまだ女性がバス釣りをやっている印象がなかったのに、あれだけ女の子キャラが出てきてるって、時代を先取ってたのかなとも思いますね。

『Mr.釣りどれん』とは?

90年代のバスブームを支えた少年アングラーたちのバイブル

「釣りのある生活」をテーマに、個性豊かなキャラクターたちのドラマを描いた90年代の人気コミック。パロディ要素の強い、ハイセンスなギャグやストーリーとは裏腹に超実践的なハウツーをわかりやすく解説。当時、多くの少年アングラーの成長を支えたバイブルである。

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!


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