
昨年4年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、魚種や釣種を問わず、多くのアングラーから絶大な支持を受けるDAIWAの最高峰スピニングリール「22イグジスト」。そんな22イグジストを誰よりも溺愛する男がDAIWA社員きってのシーバスジャンキー・岡本さんだ。前回はイグジストを1年間酷使して見えた真価を語って頂いたが、今回はイグジストのマル秘チューンや追加番手について、そして話題の23エアリティなどの話を含め、改めて「22イグジスト」を推す理由を語って頂いた。
●写真/文:岡本隆治
解説はDAIWAの凄腕釣りウマ営業マン!
岡本隆治(おかもと・りゅうじ)
三度の飯よりシーバス釣りが好きな、DAIWA営業マンきってのシーバスジャンキー。これまで転勤先である、大阪湾、北陸、東京湾などで釣りを楽しんできたが、現在のメインフィールドは九州。2020年にはMAX98cm、2021年にはMAX99.9cm、2022年には2本のメーターオーバーをキャッチした実績を持ち、ビッグベイト「モンスタースライダー」の開発にも携わる。
前回の記事はこちら
昨年4年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたDAIWAの最高峰スピニングリール「イグジスト」。トッププロをはじめ、多くのアングラーにも支持を受けているのは言わずもがなであろう。そんな大人気スピニングリー[…]
⦁ 案外知られていないチューンナップ!?
さて、前回はイグジストへの愛を語りすぎて、みんながドン引きしてページを閉じた頃だと思いますが(笑)一握りの残った方に向けて簡単なチューンについてお話します。
前回既に書きましたが、まずは「ハンドル」。
シーバスで最も使う4000番であれば、60mm(純正)・55mm・50mmの中から選ぶのがオススメです。
60㎜
巻き抵抗の大きいルアーしか使わない時・感度を捨ててでも、超パワーファイトをしたい時 にオススメです。
55㎜
これが基本。巻き感度と、巻きパワーの両立が最も出来ていると思います。実は、60㎜より、早巻きにも向いています。60㎜までなると、手の大きさによっては、スナップでハンドルを回しきれません。普通の手の大きさの人ならば、55㎜程度がちょうどスナップだけでハンドルを回せるようになり、早巻き時の疲労軽減にも繋がります。
50㎜
ナイトゲームのミノーのドリフト・明暗のシビアな攻め等で、巻き感度を重視するならこれかな。90upを何度もこのセッティングで釣っていますが、ボディの剛性のお陰もあり、シーバスなら余裕でパワーファイト出来ます。私は基本的にこのセッティングです。
SLPWの50mmハンドルに交換済。シーバスに力負けするかもって?大丈夫。ボディが強くてこれでもゴリ巻きできるから!
つぎに「スプール」。
実は新型エアドライブローターに変わってから、4000番と5000番スプールに互換性が生まれました。2号PE等の太糸を巻く際は、スプール径が大きい方が、キャスト後半のラインの減りが軽減されますし、巻取りの長さも変わります。
4000番1台で、ハンドル・スプールを変えるだけで、使用感に違いが出て、更に、その受け皿が大きいのも、22イグジストの良い所です!
22イグジスト4000番は5000番スプールを乗せることが出来る。2号PEを使用する際には、非常にありがたい。
※23エアリティの4000・5000も互換性あり。23ソルティガ4000・5000は互換性がありません。SLPWで対応しているのはEXシリーズです。
イグジストの新たな「番手体制」について
さて、22イグジストから、番手に「PC」というモデルがラインナップされています。
「PC=”Power Custom(パワーカスタム)“」の略で、その名の通りめちゃくちゃトルクのある番手になります。例えばPC LT3000-XHを例にとると、ボディは4000番サイズ+ローター&スプールが3000番サイズ、という組み合わせになっています。
要は、ボディサイズがワンランク大きいものを使用したリールということです。DAIWAジャンキーの方はなんとなく覚えがあると思いますが…。そう、以前販売していた「R」表記と同じ組み合わせです(ややこしくてスミマセン…)。
4000番サイズのボディ・ギヤで、小さな3000番サイズのスプール・ローターを回す。巻きトルクをより上げることが出来ます。
私は、基本的にLT4000-XH(18イグジストで言う所のLT4000-CXH)を使用しています。それは、先程書いた通り、トルクよりも感度が重要で、巻くというよりラインを回収するという感覚の、ドリフトの釣りを主体にしているからです。
しかし、中には、デイゲームの鉄板バイブの早巻きがメインの方も居られると思います。1日やると、手、疲れますよね。そんな方には、PC LT3000モデルがぴったりかもしれません。ここは、それぞれの好みですので、用途に合わせて番手を選んで頂ければと思います。
「23エアリティ」はどーなのよ!?
もはや、22イグジストに追随出来るような、比較対象になるようなリールは存在するのか…というぐらい既に魅力を書きましたが…今年出ますね「23エアリティ」が。
コンセプトは22イグジスト同様。こちらも素晴らしいリールです!
私はまだエアリティを使用していないので、適切な比較を出来るかはわかりませんが、エアリティは18イグジストに近いボディが搭載されています。
私自身、18イグジストを4年感愛用し、そちらも当時で考えると十分素晴らしいリールだったのですが、22イグジストに変わってから、ボディのカッチリ感・ファイト中の安心感がさらに上回っていることを頻繁に感じます。
両モデルともマグネシウムボディ・アルミエンジンプレートで構成されたフルメタルモノコックボディですので、スペックでは近いですが、耐久性は22イグジストが上回るかと思います。実際に、18イグジスト比較では、ローター等のパーツが軽量化されているにも関わらず、総重量はあまり変わっていません。その分ボディが強化されていると感じます。
また、22イグジストはハンドル軸にマグシールドBBが搭載されていることで、完全防水です。不意にリールが水没した際にも、故障を招くリスクが軽減されています。
他にもサービスとして、出荷時の検品体制・イグジストのみの特別なアフターの対応等、盤石の体制でDAIWAチームがプライドをかけてユーザーをサポートしています。
もしかすると、賢いお買い物は22イグジストに肉薄する、23エアリティなのかもしれません。しかし、本気で釣りに向き合うアングラーには是非「イグジスト」を手に取って欲しいと考えます。そのクラスのアングラーであれば、おのずと違いは見えてくると思います。
DAIWAの叡智を結集させたフラッグシップリール「22イグジスト」
前編も含め、ここまで色々と書かせて頂きましたが、私は、ただの釣りバカなDAIWAセールスマンです。DAIWAの製品をオススメするのは当たり前の事に聞こえるかもしれません。
しかし、私は、人に合わない・オススメすべきでない・納得がいかないと思ったモノは提案しないし、自身でも使わない主義です。知り合いのアングラーさんや、担当している販売店様はよくご存じかと思います(苦笑)。
しかし、今回ご紹介させて頂いた22イグジストに関しては、1年を通して使用し、悪環境下でレコードフィッシュと戦い続けた釣り人としての自信と、心から信頼しているDAIWAチームの先輩方・仲間・テスター陣が一丸となって作り上げたフラッグシップモデルあり、営業マンとしての誇りがあります。
先日釣りあげた95㎝。激流の中、約70m沖でアップドリフトを仕掛けて獲った。アプローチから、ファイト・キャッチまで、全てを完遂してくれたEXIST。ちょうど、使い始めて1年。何一つ性能は落ちていません。
リールに買い替えを悩んでいる方、フラッグシップに手を伸ばしてみたい、購入を検討しているという皆様、22イグジストは釣り人として、社員として、自信と誇りを持って、オススメさせていただきます!
毎度、長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました!
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