ルアマガプラスで大人気連載中「バチ抜けちゃん」による動画連載企画。今回は新調したばかりのリールを使って釣行したところタックルバランスについて気になったバチ抜けちゃん。動画ではバランス調整の秘密を公開してくれています!
●文:ルアマガプラス編集部
バチ抜けちゃん
工作・軽キャン大好き! 勉強中の釣れない釣りガール。釣果の為にはなんでもやります。釣り・ものづくり・車中泊を軸にした動画はYouTubeの「バチ抜けチャンネル」をチェック!
今回紹介する動画はコチラ!
タックルを新しくしたところ、釣り中にロッドの先重りが気になったバチ抜けちゃん。今回の動画ではタックルバランスを自分仕様に最適化する様子をお届け!
【全員やって!】初心者OLのタックルが最強になった秘密【ショアジギ】
ロッドとリールのバランス調整
バチ抜けちゃんが愛用するロッドは「クロスライド5G XR5-962M/LSJ(メジャークラフト)」で、リールはこの動画を撮影する前に購入したばかりの「ルビアスLT4000-CXH(DAIWA)」だ。どちらも使いやすい名機だが、バチ抜けちゃん最適化すべくタックルバランスを整えていく。
まずは現状確認
使用しているロッドはとにかく軽い人気機種。それゆえに重めのジグをシャクっていると先重りが気になる様子。とにかく現状を再確認すべく、ジグを付けた状態でキャストしていくことに。
ジグをキャストしてボトムまでフォールしたことを確認、ロッドとリールが軽いので感度は抜群だ。そこからロッドをシャクっていると、ロッドの先が重たくグリップ付近が暴れて脇をグリグリと刺激する。そのときに生じる擦れで脇に痛みを感じてしまうようだ。
ここで秘密兵器登場
バランス調整を行うためにバチ抜けちゃんが用意したアイテムは2つ。ひとつめはパイプ用のゴム栓で、ふたつめは金属製の平ワッシャー。
平ワッシャーを詰めたゴム栓をロッドエンドにハメ込んでタックルバランスを調整しようという算段だ。まずは平ワッシャーをゴム栓に詰め込む。バチ抜けちゃんはサイズ選定をミスってしまい、なかなか詰め込めないという事態に陥ってしまったので、皆さまはサイズを良く確認しましょう。
この時点で重さは34gある、あとはこれをロッドエンドに装着するだけ。とても簡単だ。
この時点でバランスを確認してみると、未装着時とくらべて支点が3cmくらい、リール側に近づいたようなので試し投げをしてみることに。
ジグをキャストし、シャクってみるとノーマル状態にくらべて「ふわっ」とシャクれるようになった。たった34gで変化が生まれたのだ。しかし、もう少し重さを足したいと思っているバチ抜けちゃんだが、平ワッシャーのサイズ的にこれ以上ゴム栓内に追加できないようなので、次の作戦に意向する。
最終兵器登場
鉛シートであればグリップに巻くだけなので、とても簡単。さらにハサミで切ることができるので調整も細かく重さを決められる。
まずは適当にカットしたら、重さを確認。今回は126gの鉛シートを巻いてみることに。
先重りしないよう支点を確認すると、ちょうどリールフットの位置に。一発で調整を決めてくるあたりはバチ抜けちゃんの器用さを表している。
鉛シートをビニールテープで仮止めし、試しにジグをキャストしたあとシャクってみると「全然違うんですけど…!」と歓喜の声が漏れる。
笑えるほどの違いに喜びを隠せないバチ抜けちゃん。その後ジグをしゃくり続けても脇が擦れることによる痛みもない。126gの重さを追加することによりタックル全体が軽くなったのだ。タックルバランスの大切さを感じられる瞬間だ。
タックルバランスによる効果はシャクっているときの快適さだけでなく、キャスト飛距離にも影響したようだ。
今回紹介した動画はコチラ!
皆さんも手元にあるタックルのバランスを今いちど確認してみてもらいたい。調整の余地があるようなら、この動画を参考にしてみてほしい。
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