マダイはもちろん、今や根魚から青物まで、多彩なターゲットが狙えるオフショアルアーとしておなじみになったタイラバ。さまざまなメーカーから、これまたさまざまなタイプのタイラバがリリースされているが、“サウンド”でターゲットにアピールできるタイラバをご存じだろうか? それがここで紹介する『カチカチ玉』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
カチカチ玉(アブガルシア)
【スペック】
- サイズ(g):20、30、40、60、80、100、120、140
- カラー:シュリンプオレンジ、ピンクゴールド、グリーンゴールド、カニタコレッド、オレンジゴールド、イカグロー、シークレットブラック
- 価格(円):850、900、950、1,000、1,100、1,300、1,400
メインのヘッド部分になる大玉と、それに付随するサブの小玉が水流を受けてぶつかり合うことで、カチカチとサウンドを発生。
これがフィッシュイーターの食い気を誘うという、既存モデルにはないアヴァンギャルドなタイラバがカチカチ玉。フックも一般的なタイラバが2段式なのに対し、メインフック×2に加えてヘッドにアタックする小鯛すら掛けてしまう孫バリを加えた3段式になっている。
渋い状況下でも可能な限りターゲットからのバイトを引き出すために、ガルプSWワームと組み合わせることで集魚効果のさらなるアップを追求。ワームキーパーも装備しているので、ベストなシルエットを保ったまま使い続けることができる。
ネクタイに関してはライトウェイトクラスには素早いフォールを重視したストレートタイプを、ヘビーウェイトクラスにはバイブレーションの発生や深場でのアピール力を狙ってカーリーテールタイプをそれぞれ採用。
ウェイトも20~140gの全8種類と、手返し重視のシャローゲームから一発大物狙いのディープゲームまで幅広く対応する。
タイラバゲームもすでに1ジャンルとして確立されてから長いだけに、誰もが新たなアピールとなるエッセンスを模索しているはず。その候補として“サウンド”が武器のカチカチ玉を、ぜひ試してみてほしい。
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
関連する記事
100%国産カーボンプリプレグをTAF製法で仕上げたブランクスにより、これまで以上の軽量化と高感度、そして大幅な強度アップを実現した『ソルティーステージプロトタイプ』。そのラインナップに今春新たに加わ[…]
デジタルカウンター付きのリールって、使ったことはありますか? 福重はついにデビューしちゃいました! 無くても困らないけどあったら便利! 楽しい! というお話をさせてください! デジタルカウンター付きリ[…]
2019年も残り1ヵ月を切り、釣り具メーカーも来年度のショーにむけて新製品の準備やプロモーションに向けた動きをしている中、ピュア・フィッシング・ジャパンがひと足先に新製品を発表! ルアマガプラス編集部[…]
オカッパリのキャスティングゲームから船でのバーチカルゲームまで、さまざまな釣り方で楽しまれている人気の魚・タチウオ。中でもタチウオテンヤは“漁獲高”が期待できるだけに、ポイントにはたくさんの船が集中し[…]
オカッパリゲームでクルマによるラン&ガンを繰り返すとき、ルアーをタックルに付けたまま車内に収納しようとすると剥き出しのフックのせいでタックル同志が絡まったり、場合によってはフックが刺さりそうになったり[…]