魚を釣った! 結構釣れたぞ! 嬉しい! いままでは、たまーにの大漁に浮かれて持って帰ったはいいけど、日持ちしない魚に大量の刺身量産! 食えども食えども塩焼き! ええぇい! 日持ちしねぇから近所に配るか! なんてスパイラルいなってませんでしたか? 革命的魚の仕立て方、津本式を使えば、魚も日持ちするようになりました。そう、日持ちするようになって、魚ってレシピ広がったんです! その広がったレシピをこれでもかと紹介するレシピ本、発売します!
●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)
津本光弘(つもと・みつひろ)
『津本式・究極の血抜き』の開発者。宮崎県の⻑谷川水産で魚卸しを生業にする傍ら、水産業界の革命とも言える、水道水を魚に灌流することで、死魚でさえ血抜きを行える「究極の血抜き」の技法を開発。その技法を体系化し、水産の現場でローコストで効率よく活用できるようにしたのが「津本式」。
YouTubeで技術の発信を無料で行いながら、その技術の啓蒙に務める。理念は、「魚を余すことなく食べ尽くすこと。食べる人が笑顔になること」。株式会社水流を立ち上げ、プロ向けの商品なども展開する。
さて、2023年4月24日に発売の『津本式・革命魚レシピ』の発売を記念しまして、まずは、津本式の方法について解説したいと思います。津本さんのYouTubeと合わせて見ていただければ、理解が深まると思い[…]
先日『津本式・究極の血抜き式 完全マニュアル』を執筆しましたが、今回は、家庭でも超簡単かつ気軽に試せる津本式を紹介したいと思います。用意するのはペットボトル!? 用意したいのは? 包丁、ペットボトル、[…]
日持ちするから、アイデア広がる! 津本式によって魚レシピは転換期を迎えたのです!!
いままでは、釣ってきた魚も買ってきた魚も、生で保存しようとおもったら数日以内に食べるもの。でしたよね。日持ちさせようとすると、かなり特殊なテクニックが必要だったり、魚種が限定されてたり。しかし、津本式・究極の血抜きという魚の仕立てのテクニックが登場してから、魚の保存の概念が変わりました。1週間の生での保存は当たり前。なんなら1ヶ月持たせちゃうよ! なんてことも出来るようになりました。
すると、魚という食材の幅がぐーんと広がったのであります。魚の食材としての可能性。それを広げるレシピ集を作りたい! それが本日発売された『革命魚レシピ』なのでございます。
津本式ありきで編集はしておりますが、津本式を利用されない方も利用できます。ですが、コンセプトは釣ってきた魚は日持ちすることを前提に、いろんなレシピで味わい尽くそう! ですので『釣り人・7日間レシピ』というテーマが本書には流れています。1魚種最低7品目のレシピを、有名グルメガイドブック掲載店シェフ、JR九州ななつ星列車シェフ、津本式料理研究家のシェフ、有名寿司、和食店シェフなどなどにご参画いただき、これでもかという珠玉の78品目。
これはプロもびっくりの内容ですが、どなたでも料理にチャレンジしていただけるように、視覚的に調理法が理解できるレシピチャートで各料理を解説しております。
とにかく、魚料理を楽しみたい、あじわいつくしたい、お酒のアテを作りたい!! そんなあなたにぜひとも見ていただきたい書籍です。いやぁ、ふとした調理手順がキモだったりするので、そんな部分もぜひ学んでいただきたいところです。
シェフの皆様をご紹介!
アウトドアスパイスほりにし×津本式も発売中!
釣った魚を血抜きをすることで魚の保存力を格段に向上させ、魚の食材としての可能性を広げた津本式。このエポックメイクな処理法を開発した津本光弘氏の掲げる大きなテーマのひとつは魚を余すことなく食べ切ること。そこで魚用スパイスを模索した結果「ほりにし」とのコラボが決定!
ほりにし 津本式 わさび
ひとつめの『わさび昆布』フレーバーは、その昆布の旨みと、わさびが持つ和風の辛味を厳選した塩に加え、まだ「若く」旨みが眠っている「鮮度の高い魚」でさえも、一気に味のボルテージを引き上げるようなパンチ力を有しています。
ほりにし 津本式 白味噌
ふたつめの『白味噌』フレーバーは、その名の通り、味噌風味。お味噌もグルタミン酸系の旨味が強い調味料のひとつ。オススメは、味が画一化しやすい白身魚にどうぞ。主力となる塩味を囲むように、白味噌を主体とした調味料と、配合された様々なスパイスが相まって、味のレイヤーが広がっていくことに驚かれることでしょう。
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