チニングの「新領域」をバスプロが魅せる動画がヤバい! 浦川師範代がサイトフィシングで良型チヌを連発!

近年のソルトルアーゲームにおいて、全国的に人気を高めているのがバス釣りの「フリーリグ」を流用し進化を遂げたクロダイやキビレを狙うチニングゲーム。ソルトルアーのジャンルでありながらも、リグやタックルなどがバス釣りにも近く、バスアングラーもハマる人が増えている。そんなチンニングをバス釣りの「超エキスパート」が新たな領域へと誘う動画がO.S.Pより公開されたのでご紹介したいと思います。

●文:ルアマガプラス編集部

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バス釣り師範代が魅せる衝撃の16分間

今回紹介する動画は、日本のバス釣りルアーブランドとして最前線を走り続ける「O.S.P」の公式YouTubeチャンネル。同社は近年、ソルトルアージャンルにも積極的に進出しており、YouTubeでもスタッフによるチニングやシーバス、サワラ、ロックフィッシュなどの釣行動画もアップされています。

さらに昨年からはチニングやシーバスのオンライン投稿型トーナメント「戦(IKUSA)」なども開催し、ソルトルアーシーンを盛り上げています。

そんなO.S.Pにおいて、バス部門のプロスタッフを務め「旧吉野川の師範代」として全国に名を轟かしているのが今回動画に登場する浦川さん。

浦川正則(うらかわ・まさのり)
旧吉野川をホームフィールドに、年間約50本の50アップを釣り上げるビッグバススナイパーで、四国エリアでは『師範代』とも呼ばれている。ボート、オカッパリ問わずにさまざまなテクニックを繰り出して、スレたバスをも高確率で狙撃する。


浦川さんは旧吉野川のスーパーロコでありながらも、そのバスフィッシングスキルは卓越しており、名だたるバスプロ達からも絶大な信頼を集めています。

そんな浦川さんはクロダイ・キビレを始めシーバス、ロックフィッシュなど豊富なソルト経験も持ち合わせるマルチなアングラーということで、今動画では初のチニングロケを敢行。

場所は旧吉野川…ではなく福岡県は北九州の都市型河川。遠賀川でのバス釣りであれば経験値はあるものの、アウェイの地でのチニング。果たして釣れるのか…。

ファーストポイントからキビレをヒット!パターン掌握していく「師範代」

ファーストポイントは沖に川の流れが走るシャローフラットらしきゴロタ場。手前の水深は浅そうだが、岩がゴツゴツと沈んでおり「いかにもチヌがいそう」な場所。

浦川さんは沖や手前のブレイクを丁寧にアプローチし、すぐさまヒット!

ドラグ調整を忘れてたようで、岩にスタックしそうになりながらも竿のパワーを生かして慎重にランディング。

釣れたのは38cmのコンディションの良いキビレ。

ヒットルアーはドライブホッグ(O.S.P)の7gグライドリグ。

自身のメインジャンル(バス)でなく、チニング。しかもアウェイですぐに結果を出すなんて…流石過ぎます…師範代!

師範代のバススキルが本領発揮!圧巻の「サイトチニング」!

1尾目釣ったあとは、ポイントを市街に流れる河川へ移動。どうやら2箇所目は魚影がしっかり確認できるポイント。

魚が集まる橋下のポイントを丁寧にスローリトリーブし、難なく2尾目をキャッチ!集中している浦川さんは、バス釣りをしている姿と変わらない!

2尾目はドライブクロー2in(O.S.P)のグライドリグ5g。

そして…筆者的に衝撃だったのが3尾目…。

先程のポイントとは違う(!?)と思うのですが、同じ橋下のシチュエーション。「でかいのがいた」と呟き、少し立ち位置を変え、キャスト。細かい誘いを少し入れ、水面をしばらく見たのちフッキング!

障害物に巻かれないようすぐ様ポジションを変えて慎重にファイト。タイ独特の突っ込むような引きをいなし、サイズアップの42cmクロダイをキャッチ!

3尾目もドライブクロー2in(O.S.P)のグライドリグ5g。

浦川「サイトですわ。壁際でエサを探してた魚がおったので、ドライブクローを壁に隠しながら時折シェイク。でもルアーに見に来るんですけどやめるんですよね。その間にもう1本別の魚が見に来てて、離れてまた戻ったときにアクション入れたら一気に食ってきました」

ほぼバス釣りのサイトフィッシング!(爆)。というかチヌをそんな風に狙って釣る方初めて見ました!かつて表層でセミパターンでチヌを釣る釣り方は見たことがありましたが、水中で沈めてサイトで釣るのはチニングでも「滅多にない」釣り方ではないでしょうか。

その後も連発!冴えわたるサイトテク!さらなるスコアアップ!

今回浦川さんのチニング釣行は5/1(月)から始まる2023年度「戦(いくさ)チニング合戦」を想定した実釣。実際に戦のようにしっかりメジャーにおいて、エントリカードとも写真撮影などをこなして行きます。

戦は約2ヶ月間に渡り、3尾の合計長寸で順位を決める投稿型トーナメント。勿論サイズの小さい魚は入れ替えをしてかなければならないのですが、今回実釣で浦川さんは釣りを進めていく上でしっかりスコアアップさせていくのです!

流石トーナメンター!そして最終的には全て40後半で3尾を揃えることに成功。いや1デイでこれは凄すぎますってww

これ以上の説明は無用です…とりあえず動画を見てください!編集部的には実際に現場で浦川師範代のチニングが見たくなりました!取材…行きたいっ!!

ソルトアングラーも衝撃を受けるでしょうし、バスアングラーにもよりバスフィッシングに近い感覚でチニングがやれることが分かると思います。皆様も是非この動画を見てチニングにチャレンジを!意外と身近な河川にいます&見えますから。


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。