SLPの「カスタムスプール」が最高すぎた!カッコ良くて便利で2個目を購入したお話【今週のお買い物番外編4】

ルアマガ編集部員が自腹で釣り具を購入し、インプレする巷で微妙に(!?)好評な連載記事である「今週のお買い物」。本来はバスフィッシング製品を中心としたアイテムをご紹介しているのですが、今回は番外編として、ソルトも大好きな編集部員・大木が最近購入したお気に入りアイテムをインプレしちゃいます。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

【ルアマガプラス編集部・大木】
元大型釣具量販店の店員という経歴を持つルアマガプラス編集部員。バスソルト問わず、幅広く釣りを楽しむことをモットーとする。得意な釣りはシーバスで、時間があれば地元湘南河川でロッドを振るう。特技はモノマネ。少ない時間をやりくりして釣り場に向かうアラフォー突入中の35歳。最近はエギング熱が急上昇中!

ルマアガプラスの読者の皆様、アロハ!

というかお久しぶりでございます!最近存在感薄めなルマアガプラス大木です。

4月にお買い物記事を執筆依頼、1ヶ月ぶりの登場!仕事はバタついてはいなかったのですが、プライベートがちと忙しく(主に引っ越し)、休日は友人と過ごしたりと少々釣りとは離れておりました。

大型連休(GW)も釣りに行ってたのですが、天候不良や釣果不良(これは自分のせい)もあり、中々記事を書けずにいたのです。

ゴールデンウィークも近隣河川で3日連続釣行するもハクパターンの洗礼を受けセイゴ3尾のみでした…

5月末から6月に入り、少し釣果も出せてきたので、またバシバシ釣具を購入して記事を書けたらと思います!

何個あっても良い!適合リールを持っているなら「買うしかないっ!!」

ということで今回ご紹介するアイテムはこちら! 『SLPW LT タイプ-αスプール2 2500SS(SLP WORKS)』

「あれ、これって前にも紹介したやつじゃ…」そうです!昨年も同アイテムの「4000S」モデルのスプールを購入し、手持ちのSLPパーツを組み合わせルビアスをカスタムした記事を掲載させていただきました!

今記事を読み返しても、カスタムしたルビアスは美しい…とついつい見とれてしまいます(笑)。

そして今回は上記記事末尾でも宣言していた通り、昨年秋に購入した「21カルディアFC LT2500S」に合わせ番手違いのスプールを購入しました。

サイズは「2500SS」。SSは「スーパーシャロー」スプールの略で、2500Sよりもさらに浅溝となります。

何故この番手を選んだかというと、近年大木個人的にハマっている「エギング」「バチコンアジング」において、両立して使用可能な「0.5号」の細糸を使うのに良い塩梅だったからです。

「もっとサイズを落とした番手のリールを使えば良いのでは?」と思われそうですが、アオリイカはキャストやシャクリなどの操作、さらにはファイト時のパワーなども考慮すると現状2500番以下のリールは厳しい。

バチコンアジングにおいても、通常のショアからのアジングなら1000~2000番クラスがベストではありますが、バーチカルな状況ではサイズ問わず、魚の引きやリールに掛かる負荷も強いため、両釣種を両立するのであれば2500番はベストなのです。

しかし、巻く糸に関しては、スプールのスペックよりももう少しだけ細くしたい。そんなワガママな釣り人に適任なのが「2500SS」のスプールなのです。

SLPW LT タイプ-αスプール2 2500SS スペック】

品名標準自重(g)最大ドラグ力(kg)標準巻糸量ナイロン(lb-m)標準巻糸量PE(号ーm)メーカー希望本体価格(円)
2500SS2552.5-200、3-150、4-100#0.4-200、#0.5-170、#0.6-1505,500
対応機種:20LUVIAS LT、21、18CALDIA LT、19BALLISTIC、EMERALDAS AIR、21PRESSO他

この従来のDAIWAのラインナップにはないスペックのアイテムを出してくれるのがSLP WORKSの有り難いところです。

ということで、大木のカルディアにセットアップしたスプールをお見せしましょう。

さらにノーマルスプールとも比較。

ノーマルスプール装着時 [写真タップで拡大]

LT タイプ-αスプール2装着時 [写真タップで拡大]

んん~、やっぱりカッコいい!カルディアもルビアスもボディカラーにピッタリマッチするのは最高です!!

今回PEラインはDAIWAの「UVF エメラルダスデュラ センサー×4 LD +Si20.5号200mをセットしたのですが、普通に巻くとキャパオーバーなので、購入した釣具店で巻いてもらった際に30m程カットしてもらいました。

メーターマーキングが付いているモデルは糸巻きの際も調整しやすい!

自分はノーマルのスプールにも上記と同じ号数のラインを巻いていて、ラインブレイクの際にリーダーを結ばず、すぐに交換できるような仕様にしています。

皆様も大事な時合のときにラインブレイクし、焦りながらリーダー接続なんて経験はありませんか?大木個人的にはかなりあるので(苦笑)、持てるものなら全リールに予備の替えスプールを持ちたいぐらいです(爆)。

また昨今ソルトだけでなく、バスシーンでもスピニングはPEが主流になりつつある時代。しかしショックリーダーの接続は、慣れていればスムーズに行えますが、風や船の揺れなど不安定な状況では結びづらいシーンもあります。そんなときに替えスプールの存在は心強いのです。

先日BRGDポンドにてバス釣りシーンで初投入。PEは0.5号のままリーダーは少し号数を落として使用しました。 [写真タップで拡大]

バチコンアジングでも大活躍!しっかり予備スプールがあるにも関わらずこの日はライントラブルゼロ(笑)。 [写真タップで拡大]

そしてルアーやリグ、狙うターゲットによってスプールを分けられれば1台で多くの状況もカバーできます。

釣行毎に「糸を巻きかえなきゃ…」なんてことも減り、時間を有意義に使えたりもしますよ。

前回でもお話したように、カスタムパーツは見た目の良さだけではありません!自身の釣りの効率化を計れる重要なアイテムなのです!

さらにこの「LT タイプ-αスプール2」は5,500~6,000円とアフターパーツとしてはかなりリーズナブルなお値段。

カルディアやルビアスなど、このスプールに対応するリールをヘビーユースしているアングラーがいるなら、是非ともおすすめしたいアイテムです。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。