今年発売される新しいラインを実際に使ってインプレするこの企画。 東レ・モノフィラメントのフロロライン「フリーダム(東レ)」をルアーマガジンのライター西村が、実釣にて使用してみたので使い心地をお届けします!
●文:ルアマガプラス編集部
ライター西村
ルアーフィッシング大好きライター。好きな釣りはクローラーベイト、バックスライドやネコリグでのカバー撃ちなど。今いちばん覚えたい釣りはコンパクトジグのジグスト。
使いやすくクセのない320m巻きオールマイティライン/フリーダム(東レ・モノフィラメント)
東レのフロロラインの中でミドルクラス&大容量という位置付けなのがこのフリーダム。オプティマル・バランス・デザイン、マルチエフェクトデザイン、アンチレジスタントコートといった東レテクノロジーを組み込み、あらゆる場面で高いパフォーマンスを発揮する。
ポンド数 | 長さ | 号柄 | 標準直径(mm) | 価格 |
---|---|---|---|---|
3 | 320m巻 | 0.8 | 0.148 | オープン |
4 | 320m巻 | 1 | 0.165 | オープン |
5 | 320m巻 | 1.2 | 0.185 | オープン |
6 | 320m巻 | 1.5 | 0.205 | オープン |
8 | 320m巻 | 2 | 0.235 | オープン |
10 | 320m巻 | 2.5 | 0.260 | オープン |
12 | 320m巻 | 3 | 0.285 | オープン |
14 | 320m巻 | 3.5 | 0.310 | オープン |
16 | 320m巻 | 4 | 0.330 | オープン |
20 | 320m巻 | 5 | 0.370 | オープン |
優等生のラインを価格を気にせず使える
東レのフロロラインには、ハイグレードのエクスレッドシリーズ、ストロング系のビッグバスフロロ、スタンダードなルアーフロロなどがありました。しかし、どれも80~100m巻きで、300mがあるのはエクスレッドのボリュームアップタイプのみでした。そして、ついに東レらミドルクラスの大容量版がリリース。320m巻きということで、50mづつ使えば6回、40mずつ使えば8回は使えます。サンデーアングラーの方であれば1回買えば1年は持ちそうですね。価格的には、市場価格では一番太い20lbでもアンダー2,000円。この価格ならタックルの多いボーターの方や釣行回数の多い人でも安心ですね。
クオリティ的には流石の東レさんということで超優秀。キャストも感度も操作性も問題無し。小型のノーシンカーワームをフルキャストしても気持ちよく飛んだし、クランクベイトを巻いてもフロロの硬さを感じることなく挙動がしっかりと伝わってきました。バーサタイルラインとして死角なしといったところでしょうか。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!