いろんな魚をイージーに釣ることができるブラクリ。この夏、DAIWAから根掛かり回避性能の高いモデルが新登場、その名も『底巻ブラクリ ズルビキーSS』。このアイテムを実際に現場で使用してきたので、その様子をお届けします!
●文:ルアマガプラス編集部
インプレするのは復活した(!?)ルアマガきってのインプレコンビ!
底巻ブラクリ ズルビキーSS
【スペック】
サイズ | カラー | 入数 | メーカー希望本体価格 |
3号(約11g) | 赤 / 金 | 2 | 510円 |
4号(約15g) | 赤 / 金 | 2 | 540円 |
5号(約19g) | 赤 / 金 | 2 | 560円 |
6号(約23g) | 赤 / 金 | 2 | 600円 |
活きエサ、生エサ、ワーム、なんでもござれ!
ズル引きに特化した底巻ブラクリ ズルビキーSS。今回は沖堤防でカサゴをメインに狙って釣りをしてみることに。使い方は「底巻」の名の通り、海底をズルズルと引いてくるのが主な使い方となる。
ブラクリとは重りとフックが一体になった漁具のことで、エサをつけて魚がいそうな場所に落とすだけで簡単に釣ることができる。シンプルな構造なのでトラブルが少なく、初心者でも使いやすいアイテム。
底巻ブラクリ ズルビキーSSは、ヘッドを球体に近い形にすることで、根掛かり回避性能をアップ。一般的なブラクリの使い方を可能としながらも、広範囲にキャストしてズルズルと底を引いてくる使い方でも安心の設計になっているのだ。
大木はイソメ、西村はイカをセットし、実釣開始!
使い方はズル引きとリフト&フォール!
エサをつけてキャストしたら、あとは巻いてくるだけ。根掛かりの少ない砂地などはズルズルと引いてくる。底がゴツゴツしているような場所では浮かして落とす動作を繰り返すリフト&フォールがおすすめだ。
使い勝手抜群!本当に根掛かりしない!
大木「まず使ってみて思ったのが、めちゃくちゃ飛ぶ! 当たり前ですが、重りとハリだけなんで飛距離がかなり出ますね。重さは11〜23gのラインナップで、シーバスやエギングタックルで普通に扱えます。空気抵抗がないから、小さいジグを投げている感じで飛んでいく。かなり広範囲を探れますよ」
西村「気になる根掛かりしにくさですが…、本当に根掛からない!投げているのは砂地じゃなく岩が点在しているような場所ですが、引っかかってもロッドをあおればちゃんと外れてくれる。ヘッド形状が球体になっているのが効いていますね」
大木「感度もかなり高いですね。ボトムの様子が伝わってくるし、根掛かりの危険を感じたらすぐにロッドを立てて回避させることができる。フックにシモリ玉がついていて、これに浮力があるからハリが上に向きやすい。このおかげで根掛かりを回避してくれるんでしょうね」
バイト多し!「サクサスフック」で刺さりもGOOD!
釣りを始めると魚がガンガン当たってくる!
大木「活きエサはやっぱり強いですね。いろんな魚が当たってきます。フグとかベラかな〜。バイトがとにかく多いですよ!」
西村「イカはハリ持ちが良いからワーム感覚で使える!フックにケンがついているから、フルキャストで飛んでいくこともない。エサ取りにも強いし、かなりおすすめですよ!」
ハリはDAIWA独自のコーティングを施したサクサスフック。触ってみるとわかるが、先端はとても鋭く、触れればすかさず刺さっていく。フック自体がかなりすべすべしていて、刺さりの良さを表している。多少荒く使ってもハリ先が鈍ることがなく、鋭さが長続きしているような印象を受けた。
どこへ行くにも常備しておきたいブラクリのニューウェーブ!
西村「ルアーマンにはあまり馴染みのないブラクリだけど、使ってみるとやっぱり釣れるし楽しい。キャストして広範囲を探っても良いし、護岸や消波ブロックの隙間に入れる、ブラクリ王道の釣り方も釣れる。シーバスやエギングの釣行にもズルビキーを忍ばせておいて、潮止まりタイミングに投げてみるのもあり!」
大木「重さが11gからあるから、いろんなタックルで扱えますね。クロダイなどのライトゲーム用、エギング用、シーバス用、重い23gはサーフ用にもマッチします。エサはイソメなどの活きたものから、イカやサバの切り身などなんでもOK。コンビニ買えるようなものでもエサになるから、本命が釣れない日のボウズ逃れにもぴったりです!」
誰でも簡単に扱えて魚を釣ることができる『底巻ブラクリ ズルビキーSS』。ルアーフィッシングのボウズ逃れに持っていくもよし、ファミリーフィッシングの心強い味方として使用するもよし。漁港やサーフ、港湾具、運河や河川と使う場所は選ばない。根掛かりにくさと刺さりの良さは一級品なので、この夏みなさんもぜひ使ってみてほしい。
底巻ブラクリ ズルビキーSSの水中動画はこちら!
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