リーズナブルな価格設定と魚種ごとに細分化された専用設計で、ビギナーでもわかりやすく使いやすいアブ・ガルシアの船釣り用ロッド・黒船シリーズ。その中でもアクセス至便な湾内で、“ドラゴンサイズ”のタチウオも狙えることで人気なのが黒船タチウオテンヤだ。そして、その進化版として「ビギナーでも竿頭になれる!」という触れ込みで新登場するのが、今回紹介する『黒船タチウオテンヤアドバンス』だ。一体、どの辺りが“アドバンス”なのか!?
●文:ルアマガプラス編集部
黒船 タチウオテンヤアドバンス(アブガルシア)
【スペック】
- 全長(cm):180
- 仕舞(cm):93.5
- 継数:2
- 標準自重(g):135
- 適合錘、テンヤ(号):30 – 60
- PEライン(号):0.8~3
ビギナーでも竿頭になれる…つまり、感度と操作性をよりアップさせるために、設計の見直しが図られているのが黒船タチウオテンヤアドバンスだ。中でもリグの操作やフッキングに大きく影響するガイドを、トップから5番までチタンフレームSiCリング仕様にアップデート。
軽量化を促進することで振動伝達率が大幅に高まり、感度アップに大きく貢献。水中でのリグの状態はもちろん、カスるようなわずかなアタリも捉えることができる。
そして、リールシートに“パーミングサポートシステム”をコンセプトにした富士工業製のPULS17-16.0を採用。リールシートを握ったときに手首の角度が自然に保てるように設計されており、手首の自由度が高い3フィンガーで誘いをかけ、フッキングしたら手首に負担が掛かりにくい4フィンガーでパワーファイトが展開できるという、アングラーがイージーに楽しめる仕様になっている。
ラインナップはKTTC-91/180H-MAX60の1本のみ。通常モデルの黒船タチウオテンヤをベースにこの1本をラインナップに加えることで、ベテランアングラーならよりシビアな状況にも対応できるようになるだろう。
一方でビギナーならば最初からこのアドバンスモデルを使うことで、タチウオテンヤゲーム独特の面白さがすぐにわかるようになるだろう。そして、ショッパナからでも竿頭になれる!…かもしれない。
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