[ニュルンと寄生虫]釣った魚の胃袋におびただしい数→「チャンジャにして食べます」

2024 シーバス特集

実は、魚の胃袋には大量の寄生虫が

チャンジャにしたこのヒラマサの胃袋、捌く工程でなんとアニサキスのような寄生虫が大量にいたのだ。それも一匹や二匹ではない。胃袋の一部に、おびただしい量の寄生虫が密集しているという衝撃的な状態だ。

内臓にはおびただしい数の寄生虫…。

寄生虫がいたのは胃袋の内側、その端っこ部分で、捌くまで全く気が付かなかったという。動画内に登場する皆さんも、ヒラマサにアニサキスがいるという話は聞いたことがないらしい。

一部、黒く変色した箇所も…。

一部の寄生虫は、胃袋の中に入り込んでいて、指で絞り出すと姿を現す。かなり衝撃的な映像となっている。

閲覧注意の寄生虫の集合。

しかしながら、捌く際にちゃんと取り除き、熱湯でしっかりと茹でて加熱し、さらに塩分の強い調味料で2週間漬け込んでいるので、寄生虫が生きているということは考えられない。

動画ではこの寄生虫は動いていた。

【とくさんの見解】
多分ヒラマサやブリには、サバを食べるからアニサキスがいるだろうくらいの認識で、実際には居ないのではないか?という見解が多いと思います。他の寄生虫【ぶりせんちゅう】が居るのは有名な所ですが、実際にはヒラマサもブリも、動画で伝えている胃袋の三層構造みたいな、皮と皮の間、腸の入り口か肛門付近に高確率で居ます。

鮮度が落ちたら身に出るのだと言われてますが、胃袋が硬いのか、そう言う構造だからなのか分かりませんが、何日も熟成された場合、私的な見解ですがアニサキスが身に移ってもおかしくないと思います。逆を言えば、鮮度の良い時にこの部位を取り除きさえすればリスクは格段に下がると思います。

以上のことは、胃袋を食べるから気づいた事でした。多分、ここまでして食べようとする人が居ないから、あまり認識が広がっていないのかな?と、自分は考えています

【ご注意】
十分な下処理・加熱調理をおこなった上で食べています。

ブラックライトで照らせば確認しやすい

アニサキスをブラックライト(UVライト)で照らすと白く発光する。身に浅く潜ったアニサキスも発見しやすくなり、除去が捗るのでオススメだ。

ブラックライトで照らすとアニサキスがクッキリ。

アジングなどでグロー系ワームに蓄光させるブラックライトを利用すれば良いので、ぜひ試してほしい。手元にブラックライトが無い方は彼女や奥様がジェルネイルなどレジンを固めるためのUVライトがあれば代用可能。

《アニサキス専用》のライトも発売中

今回紹介した動画はコチラ

胃袋の中で見つかった大量の寄生虫の映像。指の上でのたうつ姿はかなり衝撃的…。


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