秋イカの「居場所」の見つけ方とは…!?ヒントは「地形」にあり!

2大エギングシーズンの1つとも言える『秋』。サイズはともかく数釣りが楽しめる季節としてお馴染みだが、一歩間違えればそんな景気のいい話すら逃しかねないのが昨今のエギング事情。そんな悩めるエギンガーに向けて、関西の超エキスパート・岡隆之さんが秋イカ攻略法を徹底指南!今回は秋イカの居場所(ポイント)の探し方を解説していただこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 チニング特集

解説して頂くのは関西随一の理論派エギンガー・おかぴ~さん

【岡隆之(おか・たかゆき)】
明るいキャラクターとわかりやすいトークで多くのファンを持つ関西のエキスパートエギンガー。通称「おかぴ~」。おちゃらけキャラとは裏腹にエギングは超理論派。「ハーフテンションフォール」をはじめに様々なエギングメソッドを確立している。DAIWAフィールドテスター。

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「浅くて広い場所」と「狭くて深い場所」を狙うべし!

本取材のロケを行ったのは8月下旬の和歌山県南紀エリア。秋イカ狙いには少し早い季節ではあるが、そもそも新子を狙うにはどういった場所が最適なのだろうか?

「ロケのタイミング的には微妙な時期ではあるので潮の通りやベイトの存在といったプラスアルファが必要だったりもするのですが、まず基本となるのは遠浅のシャロー。そういった地形は青物なんかの外敵の侵入を防ぎやすいんです。しかも浅い場所にいるやつほど喰いけがあることも多いです。全国のどんなエリアでも、みかけたらまず試してみるべきポイントです。それから水深があっても狭くて奥まったワンド。これも同じく天敵の侵入を防いでくれる地形ですね」

青物から守ってくれる天然の要塞を狙う!

アオリイカの新子は遊泳力が低く、外敵から身を守る能力が低い。そのため、天敵となる青物の影響を極力受けないエリアに潜んでいることが多い。そういった場所とは、遠浅のシャローや水深はあるものの狭く奥まったワンドなどが該当する。言わば青物から守ってくれる、秋イカにとっての天然の要塞だ。各地にこういった地形は点在しているので、秋イカ狙いで狙う際の目安となってくる。

満潮から下げのタイミングが狙い目!

秋イカは潮が引いていくタイミングが強い。強い流れが出やすいだけでなく、より浅くなることで青物のような敵も減っていくためだ。また、浅い場所にいる個体ほど捕食体制に入りやすいため、釣りやすくもなっていく。

淡水の流れ込む場所は熱い!

例え小さな流れ込みであっても、海へと淡水が流れ込む周辺は要チェック! 部分的に汽水となることでプランクトンが発生しやすく、それを狙った小魚が集まり、さらにそれを狙ってイカもやってくる可能性が高いからだ。

こうした場所に多く潜んでいる秋のイカたちだが、狙う際には注意点もある。

「反応させたくないイカまで反応させてしまうんですよ。狭いエリアや遠くに投げた時に起こりやすいのですが、せっかく複数匹釣れる可能性があっても、1杯釣る間にエギを見せすぎたり、掛けたイカに墨を吐かれたりするとほかのイカが釣れなくなってしまうんです。3号エギの小ささはそういった点においても有効になってくるんですよ」

狭いエリアに何杯ものイカが潜んでいることは多いが、一度反応させてしまったイカは釣るのが難しくなっていくという。3号エギであれば、遠くのイカを反応させる心配が少ないので、余計なプレッシャーを与えずに済む。また、同様の理由で、最初から遠くに投げていくのはナンセンスだ。

秋イカのポイントを予想し、的確に狙って釣ったこの日最初の釣果。確固たる自信の元で釣り場所を決め、イメージ通りに釣れるとその釣果はまた格別なものになるはずだ。

今回の取材では地磯につながるゴロタ浜をラン&ガンで次々に移動。上記のような水深のあるワンドや、比較的浅場にシモリの多い地形を次々に回っていく。厳しいときこそ足を使って秋イカを探しに行くべし!

次回は岡さんがおすすめする3号エギの使い方及び秋イカの釣り方を徹底解説します!

この記事の実釣模様はルアマガソルト公式YouTubeチャンネルでも配信中!

DAIWA公式YouTubeチャンネルでは岡さんのおすすめ3号エギ「エメラルダス フォールLC」の解説動画も公開中!要必見だ!


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