ベイトシーバス始めるなら『ソルティスト(DAIWA)』がアツイ!! トラブルレス&遠投性能抜群なタックルの魅力を徹底解説!

7月に発表され、話題を呼んだDAIWA秋の新製品「SALTIST(ソルティスト)」。DAIWAが誇る往年のソルトブランドの名を冠し、「ソルトベイトキャスティング」専門タックルとして生まれ変わった。そんな新ソルティストの開発に携わり、ソルトベイトゲームの楽しさを広めるべく活動しているのがDAIWAテスター・藤田知洋さん。今回は藤田さんに今が旬の「シーバスゲーム」におすすめなソルティストタックルを語っていただこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

「ベイトマン」名を持つ、DAIWAが誇るシーバスベイトジャンキー・藤田さん!

藤田知洋(ふじた・ともひろ)

山口県岩国市をホームに、河川と港湾部におけるシーバスゲームをメインに活躍するDAIWAフィールドテスター。テスター陣の中でも圧倒的な釣行日数を誇る超現場型アングラーでもある。幼少期よりベイトタックルゲームに傾倒しており、今ではシーバスのみならずショアジギングやエギング、トラウトもベイトタックルで楽しんでいる。ベイトリールのカスタムにも一家言あり。

藤田さんのSNSではソルティストをはじめとしたベイトタックルでの釣果投稿が多数!ベイトカスタムのハウツーもあるので気になる方は気軽にフォローを!

ルアマガプラスをご覧の皆様、こんにちは!

山口県、瀬戸内エリアで活動しているDAIWAシーバスフィールドテスターの藤田知洋と申します!

先日遂に発売となりました、この秋DAIWA注目の新製品であるソルト用ベイトキャスティングタックル『ソルティスト』

製品開発やプロモーションにおいて、僕自身も大きく関わらせて頂きました!そこで今回はこのソルティストシリーズで、普段僕がシーバス釣りで使用している番手や組み合わせなどを皆様に紹介をさせて頂きます。

秋のシーバスハイシーズンにもうってつけなタックルなので、購入を検討されていたり、気になる方は是非ともこの記事を参考にしていただければと思います!

中・近距離戦に最適!軽量ルアーの操作性も抜群な『ソルティスト711MLB』&『ソルティスト SV TW 80XHL』

春先のメインベイトとなる稚鮎やハク(ボラの幼魚)、冬のマイクロ鰯やアミパターンに合わせた小型のルアーや、バチやサヨリで使用するようなウエイトの軽いルアーなど、フィネス寄りのルアーをメインで使う場合におすすめなのが『ソルティスト711MLB』『ソルティストSV TW 80XHL』の組み合わせ。

7ft11inのレングスは、シーバスタックルの中でもわりと短い方なので取り回しが良く、小規模河川等の低い橋の下や、木や草等周りに障害物の多い場所で、ストレスなくキャストすることができます。

また扱えるルアーウェイトが5~21gとなっているため、軽量のシーバス用ジグヘッドワームから、12cmクラスのミノーまで幅広くカバーすることができます。

モアザンガルバスリム80Sでキャッチ! [写真タップで拡大]

アーバンシュリンプ2.8inフリーリグでキャッチしたクロダイ。 [写真タップで拡大]


さらに組み合わせているソルティストSV TW 80SV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプトを搭載しており、トラブルレス性能に優れています。スプールのレスポンスが良く、近距離、中距離のピン打ちがとてもイージー! もちろん遠投にも対応できるので少し離れた場所でのボイルもすぐに対応することができます。

遠投性能抜群!ミノー、シンペン、鉄板バイブをかっ飛ばしたいなら『ソルティスト84MB』&『ソルティストTW 100 XHL』

小型のバイブレーションから14cmクラスのミノー、遠投系のシンキングペンシル等、幅広く色々なパターンを探りながら釣りをする場合『ソルティスト84MB』『ソルティストTW 100 XHL』の組み合わせで使用しています。

ソルティスト84MBに表記されているウエイト幅が7g~35g。しっかりルアーのウエイトがバットまで乗せられる逆並継設計仕様になっているのでルアーをより遠くに飛ばすことができます。

これに組み合わせるソルティストTW 100XHLマグフォースZを搭載しているので、鉄板バイブレーション、10cm以上のミノー、シンペンなどでとにかく飛距離を出したいという方におすすめのリールです。

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10cmクラスのミノーからビッグベイトまで!ロングレングスパワーバーサタイル『ソルティスト92HB』&『ソルティストTW300XHL』

『ソルティスト92HB』『ソルティストTW300XHL』の組み合わせは、バーティスR98といった10cmクラスのミノーから、モンスタースライダー160F、レイジーファシャッドJ170などのビックベイトまで併用して使用しています。

ロッドに表記されているウエイト幅が14g~60gとかなり広く、様々なルアーを使うことが可能。基本はビックベイトの釣りで、フォローのルアーも色々と投げたいという方にオススメなタックルです!

圧倒的な「トラブルレス」性能がベイトシーバスの新境地を切り開く!

テスト段階から今に至るまで、ソルティストタックルを使った感想として1番に出てくるのが、『トラブルレス』ということ。

上記では僕が普段シーバスで使っている組み合わせを紹介しましたが、全体的に躊躇なく振り抜ける調子に設定されています。

ロッド、リールどちらも単体で十分に良さを体感してもらえると思うのですが、PE専用としてセットで作り込まれたタックルですので、合わせて使えば更に恩恵を感じて頂けると思います。

ロッドの方は全番手持ってみると少し硬さを感じ、張りも強い印象ですが、キャストの時や魚を掛けた際には、気持ち良く曲がって順応してくれるのでストレスは全くありません。不意に大型シーバスがヒットしてもバット部にパワーがあるのでしっかりと対峙することができます。また張りが強いことで、キャスト時、ルアーの放出速度が上がります。

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リールはPE専用のブレーキチューンが搭載されており、これまでのブレーキよりも中盤から後半にかけての伸び感を強く感じます。

ハイスピードレベルワインドも搭載されており、PE使用時に起こりうる、上糸が下糸に食い込むことによる高切れ等のトラブルを大幅に激減させます。

PE 専用スプール [写真タップで拡大]

ハイスピードレベルワインド [写真タップで拡大]

この組み合わせによる相乗効果がバックラッシュすることなく快適にキャストができる要因です。また、ドラグ引き出しクリックが搭載されているのも、ソルトアングラー的には嬉しい!魚をかけた時のドラグ力調整が容易で、安心して魚とやり取りができます。

ブレーキダイヤルを強めに設定してもセーフティーに飛距離が出るのが特徴なので、ベイトタックルに慣れていない方でも気持ち良くキャストが可能です。

さらに、中・上級者の方はサミングを併用すればダイヤルを低くできるので、むちゃくちゃ飛距離が伸びます。

巻きに関してもハイパードライブデザインを採用していることから巻き上げトルクがあり、シーバスをストラクチャーから引き離すなどのパワー勝負でもバッチリ活躍してくれています!

これからPEラインを使ったベイトシーバスを始ようと思っている方、既にやっている方も満足していただける完成度になっていますので、是非手にとって頂きたいタックルです!!

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