《虫注意》東京湾で大繁殖する魚に大量の寄生虫が…

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大量の寄生虫が…

港湾部や川などで釣り上げたクロダイには大量の虫に寄生された個体を確認することができる。タイラバなど沖合で釣れたクロダイや、港湾といっても若干生息している場所の違うキビレでは、ここまで大量の寄生虫が蔓延っている個体を見かけることが少ない。

この寄生虫はウオジラミと呼ばれており、魚に寄生して栄養を吸い取ることで成長する寄生虫だ。クロダイのウロコは硬いので写真のクロダイには各ヒレや、ウロコの薄い顔まわりにビッシリとウオジラミで埋め尽くされていた。

拡大するとこんな感じ

クロダイにはアニサキスが少ない?

じっくり観察しないと見逃してしまうアニサキス。

クロダイを捌いていて思うのはアニサキスに遭遇したことがないということ。とはいえ自然界のものなので絶対はない。だからこそ魚を捌くときには慎重に目視でアニサキスを確認する。

ブラックライトで照らすとアニサキスがクッキリ。

こちらはサバの画像だが、魚を捌いたときはブラックライトを照射してアニサキスの除去するようにしている。こちらの裏技を使っても身に入り込んだアニサキスは検知できないので、お刺し身にする際はしっかりと目視で確認すべし!

また、ブラックライト(UVライト)は、アジングなどでグロー系ワームに蓄光させるUVライトを利用すれば良いので、ぜひ試してほしい。手元にブラックライトが無い方は彼女や奥様がジェルネイルなどレジンを固めるためのUVライトがあれば代用可能。


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