一時期はすごかったけど、なぜか消えたルアーたち。奥村和正が武器にしていたルアーとは。

2024 新製品情報

【ワーム系】

ソーバグ[ラッキーストライク]

なぜかでかバスが釣れる、不思議系クロー。名古屋釣法の秘伝の術で使われていたという噂もある。

ビッグワグ[リバーサイド]

断面が逆三角形のビッグカーリー。テキサスやキャロでウィードを攻めるとよく釣れたという。数年間大活躍し潔く消えていった…山口百恵的な潔さのあるワーム。

スタッド[ギャンブラー]

かつて琵琶湖がフィネスでしか釣れなくなった(らしい)時期があり、その頃にジグヘッドでよく釣れていた。近年でも釣れていると思うが… 奥村さんが使わなくなった理由は?
「デスアダーを作ったから、というのはある」(奥村)

クリンクルカッツ[ポパイ]

90年代後半、フレンチフライ(ラッキーストライク)の跡を継いでコレ系ワームの定番になったのがクリンクルカッツ。ジグヘッドリグでウィードに引っ掛けて外す釣りが流行した。

5in1クローフィッシュ[グローワームインターナショナル]

名前の由来は、味、匂い…など5つの釣れる要素が詰まっている、とのことだが、それ以上に見た目のインパクトが強い。そのせいか、本名よりもバットマンクローというあだ名の方が有名。全然飛ばないという弱点があったが、奥村さんは3/4〜1ozのテキサスで使うことでそれを克服。タフな日にも爆釣していたという。

【ジグ&ポーク】

ウェポン[トーナメントルアーズ]

写真は担当の私物で、同社の別のジグ。ウエポンⅡはタテアイだが、針先の鋭さと白い目はこのジグと共通だ。

ビッグダディ[アンクルジョッシュ]

奥村さんがかつて愛用していたポークだが、数年前に廃番に。でもまた復活したとか? なお、デプスでもポークを発売したが、豚の皮が手に入らなくなり、廃番にせざるを得なかったという。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。