伝説のPEラインが復刻!?国内ではシマノしか使えない原糸を使った最新PEライン「ハードブル」登場!

シマノだからできる新PEライン登場!強くて高感度!近距離戦やボトムをとる釣りで圧倒的な武器となる新製品を、黒田健史さんが紹介してくれた!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

黒田健史
くろだ・けんし/シマノインストラクター。日本最高峰バス釣りトーナメント「JBトップ50」に参戦する強豪。釣りの腕前もさることながら、釣具に関する知識も豊富。また口も立つため、SNSや動画などの発言にも注目が集まる。

日本で唯一の素材を使用!?『ハードブル(シマノ)』

黒田「今年、かなり力を入れているラインがあります。それがこの『ハードブル』なんです」

シマノのPEラインといえば、すでに定番となったピットブルが存在。

こちらはコストパフォーマンスに優れる製品として、ルアーマンにとっての代表的なPEラインといっても過言では無いだろう。

2021年には「ピットブルG5」という沈むPEラインも展開するなど、その展開は多彩。

『ハードブル』の名前から察するに、ピットブルのバリエーション展開のような印象も受けるが…

黒田「ピットブルとは決定的に異なる点があります。『ハードブル』は原糸にSpectraを採用しているんです」

ピットブルをはじめとした日本製PEラインの原材料(原糸)はIZANASが主流となっているなか、『ハードブル』は現在国内では未流通のSpectraを使用。

この原糸は鉄のおよそ15倍にも及ぶ強力を持ち、防弾チョッキや船舶用ロープなど、驚くべき負荷のかかる場面で使用されているというから驚きだ。

黒田「引張強度や耐摩耗性など、ただでさえ強力なラインを作ることができる原糸ですが、それに加えてハリとコシを持たせるように作っています。これにより、ただ単に強いだけではない特性を得ています」

まるでモノフィラメントラインのようにしっかりとしたライン。

どういった利点があるのだろうか?

黒田「まずスラックのコントロールが圧倒的にしやすいです。風の影響も受けにくくなっているので、エギングのような釣りでは間違いなく武器になると思いますよ。それから感度ですね。硬いということは、それだけ感度も良くなっている。特にチニングなんかのボトムをとる釣りにはうってつけです」

非常になめらかなライン表面なので、ガイド接触時の糸鳴りが通常の8本編みよりも低減されているというのも嬉しい性能だ。

比重はナイロンラインに近い数値とのことなので、様々なルアーと相性が良さそうだ。

黒田「カラーは実践的な2色。号数の展開は0.6号~6号の11種類と幅広い。しかもフィッシングショーの各会場では数千個単位でプレゼントにも出す予定です。いかに本気なのかがわかりますよね!」

2024年、シマノのPEラインがルアーフィッシングに新しい風を巻き起こす!


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。