【歴代最強!】おかぴ~が語る「24セルテート」の魅力とは!? 溺愛者かく語りき【おかぴ〜のエメラルダスシーズナルタクティクス】

「ハーフテンションフォール」をはじめ独自のエギング理論を打ち出す、関西エギング界のエキスパートである「おかぴ~」こと岡隆之さん。今回は2024年の新製品として現在注目を集め、岡さんとDAIWAを繋ぐきっかけともなった「24セルテート」への思いや見どころをガッツリ語っていただきます。

●写真/文:岡隆之

2024 シーバス特集

2024年は横浜ショーから参戦!気合十分なエキスパートエギンガー岡さん!

【岡隆之(おか・たかゆき)】
明るいキャラクターとわかりやすいトークで多くのファンを持つ関西のエキスパートエギンガー。通称「おかぴ~」。おちゃらけキャラとは裏腹にエギングは超理論派。「ハーフテンションフォール」をはじめに様々なエギングメソッドを確立している。DAIWAフィールドテスター。

岡さん待望の「あの」アイテムがフルモデルチェンジっっ!!!

「皆さんこんにちは!2024年、1発目の今回の連載のテーマは…

DAIWAが永きに渡り開発を進めてきた『エメラルダス アモラスジョイント』

と、言いたいところなのですが、アモラスジョイントに関しては、次の機会にでもということで(笑)。今回は、私がこの20年間、ずっと愛し続けてきた相棒的スピニングリール『セルテート』について御紹介させていただくと共に、私が何故、セルテートと言うリールを愛しているのかをお話しさせていただきたいと思います!」

2024年大きな注目を集めるNEWリール「24セルテート(DAIWA)」

セルテートは岡さんがDAIWAとの契約のきっかけともなったリール。19セルテート発表と同時にDAIWAテスターに就任したのは記憶に新しい方も多いだろう。

岡さんとセルテートの出会いと思い出

「まず、今回発表された 24セルテート。2004年の初代モデルから愛用している私にとってはこれまでのセルテートの代名詞の『タフで強靭』という部分はそのままに『軽さと操作性の良さ』を追求した、20年の歳月を経て大きく進化したリールと言ってもいいのではないかと思っています」

強さだけでなく、エギングにおけるシャクリの操作もさらに軽快にできるようになった。

岡さんはDAIWAと契約する以前より、歴代セルテートを愛用していたのだ。

「2004年よりも少し前、私はエギングというものに出会いました。当時ロッドは強くて硬いもの、PEラインも1.5号、リーダーは4号、使用するエギも3.5号、4号・4.5号など、大型のエギを使用し、尚且つ、キツく強くシャクるスタイルでエギングでした」

2000年代初頭はまさにエギング黎明期。多くのアングラーがエギングという新たなジャンルを開拓している真っ只中。まだまだハードなスタイルのエギングのため、タックルトラブルも多く、なかでもより多く起こったのがリールの不具合だったという。

「真っ二つに割れたり、ハンドルが折れたり、メインシャフトが曲がったりと、リールにかかる負荷は大きく、沢山のリールをダメにしました。

そんな時に出会ったのが、初代モデルの04セルテート。アルミのフルメタルボディーによるタフなリールと謳った04セルテートはその時代の私にとっては好都合な代物で、尚且つ、当時では真新しかったネイビーのボディーは私には魅力的でした。04セルテートを使用してから、リールに対する不安要素は改善され、安心してエギングに没頭できるようになりました」

初代モデルとなる04セルテート。

それからというもの、セルテートと名のつく機種は全て使用してきた岡さん。

「私が初めて3kgを釣ったのもセルテート。初めて取材というお仕事を共にしたのもセルテート。私がDAIWAと契約したのもセルテート。私にとって、全ての事柄を共に歩んできた相棒という存在が『セルテート』なんです。単なるリールという言葉では言い表せきれないほど特別なものなのです

岡さんがDAIWAテスター前に所有していた旧セルテート(13モデル) [写真タップで拡大]

DAIWA契約のきっかけともなった19セルテート。 [写真タップで拡大]

岡さん的NEWセルテートの注目ポイントとは!?

そんな岡さんの溺愛するセルテートが2024年、さらなる進化経て待望のフルモデルチェンジを果たしリリースされる。

「24セルテートは、タフさを増した前モデルのアルミのフルメタルボディとモノコックボディはそのままに、自重の軽量化に成功しました。

その1つが『エアドライブデザイン』の採用です。エアドライブデザインとは、リールの前方部のローター、ベール、スプールを中心に軽くし、操作性の向上を目的とした設計思想です」

エアドライブベール [写真タップで拡大]

エアドライブローター [写真タップで拡大]

エアドライブスプール [写真タップで拡大]

エアドライブシャフト [写真タップで拡大]

「リールの前方部が軽くなることで、リールの重心はより手元重心となり、持ち重りの軽減と共に、初期回転が軽くなることで、スムースな巻き心地という恩恵を得ています。このことで、巻きの感度が上昇し、潮流の変化をより鮮明に感じ取れるようになりました。また、持ち重りの軽減は、実釣時のストレスや疲れの軽減により、集中力の維持にも一役かっています」

そしてもうひとつ変更点で、エギングにとってプラスとなるのは「ATD TYPE-L」だ。

ドラグはATD TYPE-Lを搭載。

「ATD TYPE-Lとは、粘り強い特性を持つATDの初動レスポンスを向上させたチューニングモデルです。春のデカイカシーズンで、1番バラシが多いのが、足元での急な突っ込み。岸を見たり、海面を見たり、ギャフやネットを見たデカイカは最後の抵抗を見せます。その際に、急な突っ込みにロッドやラインの伸縮では追従できないほどの突っ込みをされた際に、ドラグ性能こそがカギとなります。

そこで威力を発揮するのが『ATD TYPE-L』です」

「初動レスポンスの良さで、一気にかかる負荷を逃し、尚且つ粘り強い特性でデカイカを走らせ過ぎず、一気に浮かせにかかります。また、初動レスポンスの良さは、デカイカの身切れを防ぐのにも重要な要素となります

「歴代最強」の24セルテート!是非触ってください!

「20年という歳月で強さとタフさを追求してきたセルテートは、より釣り人の操作性の良さや、感度という繊細な部分を併せ持つ、釣り人の釣果に直結するようなリールと生まれ変わり、2024年『歴代最強セルテート』として皆さんの前に登場となります」

24セルテートPV撮影時にキャッチした良型のアオリイカ。

「今回、初めてセルテートに出会う方もいるでしょう。私のように、昔からセルテートを愛する方もいるでしょう。是非、全ての方にこの24セルテートに触れていただき、そして、永きに渡ってこの24セルテートを使っていただきたいと思います。これから先、セルテートと共に記録や記憶に残る釣行を満喫してもらい、5年、10年と愛してもらえると嬉しいです」

歴代セルテートファンも納得の1台になっている24セルテート

「最後にセルテートを愛する私から一言…。

僕のことは嫌いになっても…セルテートのことは嫌いにならないで下さい!!(笑)。

僕は一足先にフライングゲット❤してますので、これからもセルテートの魅力をSNSや記事でもバンバンお伝えしていければと思います♫ではまた次回お会いしましょう~」

セルテートは2月末に発売を予定、また今週末(2/3~2/4)には「フィッシングショー大阪」も開催されるので是非とも実物をチェックしに行ってみてはいかがだろうか。

岡さんの24セルテートでの実釣模様は下記動画をチェック!


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