藤田京弥の素顔に迫る10人の供述【小野俊郎が、山木一人が、青木大介が、実父が…】

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証言3 「京弥は僕より10年早く生きて、すでに追い越しちゃってる」

青木大介(あおき・だいすけ)
国内トーナメントで輝かしい成績を残してた職業バスプロ。本場アメリカにも挑戦し、競技者として藤田京弥へ刺激を与えてきた。2019年に陸王第2戦・紀ノ川で藤田京弥と対戦。ディスタイル代表。

昔から名前は知ってましたが、彼がトップ50に上がってから、ディスタイルのDジグを使ってたりしてくれたこともあって、よく接するようになりました。そのころから釣りは完成されてましたね。釣りがうまいっていうだけでなく、トーナメントでの戦い方とか、全部ひっくるめて出来上がっちゃってるなって。サイトがうまいんだけど、サイトできない場所でも釣ってくるし、穴がないですよね。初年度から年間2位になってたし、ああこいつはさらに上がってくるなと感じてました。只者じゃないなって。もともと完成されてたのに、常に新しいことを取り入れてレベルアップしていってますよね。海外でも成績残してるし、京弥は自分の10年くらい早く生きてますね。僕がやってきたことを10歳若い年齢でやって、もう追い越しちゃってるっていう。

釣りに対する探究心とか、1番になりたいとか、そういう気持ちはでかいと思いますよ。単なる技術だけならあそこまでいけないですよ。同じようなトーナメント遍歴を経てきているのに、ここまでやれるのはスゲーなって、彼からいつも刺激を受けてます。

彼はJBから上がってきた選手なんで、彼の海外での活躍はJB選手全員にとって誇りなんです。彼がアメリカで勝ったりすると、僕もなんだか誇らしげな気持ちになるんですよ。まだプライベートでバス釣りを一緒にしたことがないので、機会があればやってみたいですね。ちなみにカワハギなら1回も負けてないですよ(笑)。

証言4 「日本でどんどん勝ち進んだように、 きっとアメリカでも常勝するようになる」

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加木屋 守(かぎや・まもる)
国内だけでなく海外トーナメントでも活躍し、同時にオカッパリシーンでも精力的に活動。藤田京弥とは同じジャッカルサポートメンバーとして、トーナメントや商品テストなどで多くの時間を一緒に過ごしてきた。

キョーちゃんとはジャッカルのリボルテージブランドができてからの付き合いになります。トーナメントを一緒に出て、車中泊したり同じ宿に泊まったり、いろんなテストとかもしてたんで、一緒にいる時間が長かったのです。今では兄弟とか友達のような関係になってますね。一番身近にいたので、僕が誰よりも早く「コイツ、とんでもない大物になるぞ」って気付いたと思います。物事の吸収がとても早くて、成長速度が半端ないんですよ。最初彼が川が苦手だって言ってて、川の釣りを少し教えたらすぐに旧吉で優勝しちゃうし。トップ50でどんどん成績を出してるときも、僕からしたらみんなやっと気付いてきたなって感じですよ。海外でやっても絶対凄いことになるって思ってましたし、これからアメリカでも日本と同じ勢いでどんどん勝っていっちゃうと思いますよ。

ぽわ〜とした印象があるんですが、細かいところはけっこう細かい。自分が気に入らない部分は絶対に譲らないし、面倒臭がらないし、まぁいいやってならないですね。例をひとつ挙げると、新品のフックでも試合前に全部チェックするんですよ。普通そこまで見ないだろってくらいチェックの仕方もめちゃくちゃ細かい。ミスが起こらないように準備を怠らないんです。すべてを完璧にしてないと気が済まないんでしょうね。タックルだけじゃなくて、スポンサー関係とか普段の生活も含めて、試合で勝つためには一切妥協しないところがすごいなって思います。あと、風呂がめちゃくちゃ長いです(笑)。

トーナメントでもテストでも、プライベートでも多くの時間を過ごしてきたふたり。今でも一緒に釣りをすることが多いのだとか。写真はアメリカで加木屋さんがキャッチしたロクマル。

証言5 「内面も外見も、ここ数年で一気に“男”に成長しました」

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青木健真(あおき・けんしん)
ヘアーサロン『LIPPS hair 吉祥寺』店長。メンズに特化したヘアーデザインを得意とする。バスフィッシング、アウトドア、バイクなど多彩な趣味を持つ。

京弥クンと初めて会ったのは数年前で、ルアマガ元編集長のマイケル野村さんを通じて知り合いました。そこから髪を切りに来てくれるようになって、仲良くなっていった感じですね。髪を切っているときは、試合でのことやいろいろ大変だったことなどを赤裸々に語ってくれますし、自分も大きな刺激を受けています。髪型や外見などにこだわりがあったりして、美意識はかなり高いほうだと思いますね。バスプロはもっとカッコよくなくちゃいけないというのは意識しているし、2人でヘアスタイルからイメージを変えていこうと話しています! 彼の最初の印象はとにかく釣りが大好きなフレッシュな若者といった感じで、最初のころはまだあどけない感じもありました。最近はアメリカに挑戦し様々な経験を経て、グッと男らしくなって来たと思います。ここ数年で一気に大人の男に成長しているなあと思います。ヘアスタイルも大人ヘアを提案させていただきます!(笑)。

青木さんがヘアーカットを担当するようになり、自然と意気投合。今ではプライベートで釣りに行ったりする仲に。